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【本の感想】悩みの相談相手がいなくてもに大丈夫『吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる』があれば!

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。

人間には悩みがたくさんあります。以前は友達に悩みを打ち明けて解消していたのものです。ところが、アラフィフになって、親の介護や自分の健康を崩している友達に、簡単に自分の心の悩みを話せなくなってきました。

そんなとき吉本ばななさんの本に出会いました。自身の体験から一つ一つのお悩みに真摯に答えているこの本は、相談相手のいない私には宝物となりました。

今日はそんな吉本ばななさんの本をご紹介いたします。もしも、今何か悩まれていることがあって、誰かに打ち明けたくても打ち明けられないのであれば、ぜひ手に取ってもらいたい本です。

吉本ばななさんの『友だちの悩みについてこたえる』は悩みの宝庫

古今東西、老若男女、人間とは悩み多き生きものです。この本は、そんな人たちのお悩みに物語を書くことを生業にしている吉本ばななさんが真摯に回答しています。

世の中の悩みといえば人間関係。

この本の36個のお悩みラインナップがすごい。ママ友、男女の友情、お金の貸し借り、友達の自殺、ネットとリアル、裏切り、妬み、親の反対、老後のことなどお悩みの全てを網羅しているような気がしました。それを、吉本さんの独自の視点(ご本人の言う特殊な成長環境の体験)をベースにずばっと回答されています。そして、その回答にいたるまで、自分だったらどうするかということを提示しているので、読み終わると、

もし自分ならどうする?

と振り返ることができるのです。

私が心に響いたお悩みは、

  • ネット上の友だちには悩みを相談できるけれど、リアルの世界の友だちには悩みを相談できない
  • リアルな世界が楽しくない、本や漫画の世界の方が楽しい

というものでした。

ネットの世界の方がリアルで楽しいけれど、その世界はリア充じゃないというのが現代に多い悩みですが、ネットがなかった時代にはネットの代わりに漫画や本の世界がありました。リアルな世界でない場所にリア充を見出すという意味では、昔も今も変わらないのだなと思いました。

茜
私も本やまんがや映画が大好きで、友達と遊ぶより、いつも心はその世界に飛んでいてぼんやりする子供でした。今でもそんなところがあります....

音
わたしも漫画大好き。最初はスマホにはまったけど、スマホの時間より漫画の時間が大切。

宏
私は映画だね〜。いやなことがあるとすぐに映画の世界に行っちゃうもん

自分の居場所を見つけたいという相談者のお悩みに、とても共感してしまいました。それは私自身がリアルの世界と本の世界のどちらが居場所なのかということがたまに混乱してわからなくなることもあったからです。

そういう感じの人がけっこういることに安心してしまいました。

吉本ばななさんの『友だちの悩みについてこたえる』がいいのは、どきりとする言葉やその考え方

悩みを回答してくれる吉本ばななさんは、ずばり、私と同世代の人で、本や漫画が大好きという点に共感できました。

そしてそういうものが自分を助けてくれていたということ。けして、リアルじゃない世界を否定せず、むしろ肯定してくれていることもうれしかったです。加えて、吉本さんの文章の中にたまにスピ的にきらりとひかる言葉があって、私はそれにうなづかされました。

誰もが心の奥に気がついていてもなかなかいえない言葉を吉本さんはずばりと書いています。それが私にはきらりとした言葉で伝わってきます。

たとえば、「人は見た目がすべて」と言われますが、友達になりたい人はどんな見た目をされていますか」という読者からの質問の答えの一部に、

見た目がすべてというか、人間の中身が、すべて見た目に出ている人を私は信頼します。反対に私が怖いなと思う人は、見た目から内面が読みにくいタイプです。〜中略〜これは私にしかわからない表現や感覚なのかもしれませんが、「ぬるっ」としている感じの人が怖いんです。

とありました。

この内容をきらりとした言葉という表現するのは、おかしいかもしれませんが、こんなふうに私の心の奥に感じていたことを言葉にしてくれ、ああ、あの感覚がそうだったんだと何かがすっと溶けて、ほっと安心するとともに、自分の感覚に自信が持てるのです。

 

吉本ばななさんの『友だちの悩みについてこたえる』は相談できる相手がいない人におすすめ

友達が欲しいか欲しくないかと聞かれたら、欲しいに決まっています。でも、アラフィフになると残りの人生の時間も考えなければならなくなり、ただ愚痴を一方的に聞かされる間柄の友達ならいらないし、自分からも愚痴っぽいことは言いたくなくなってきます。

アラフィフ世代は親の介護や自分の不調に悩む方も多く、その気持ちを吐きだしたいというのもわかります。でも聞かされる方はたまらない、だけど言わずには解決できない、そんなときにこの本を読んで、ああ、こんな考え方もあったんだなと思えるといいと思う本です。

きっと、そんな苦しさをやわらげてくれるから....

もしも、自分の周りに相談する人がいなければ、読んでみると何かの助けになると思います。

悩みを解決してくれるのはどちら?友達と仲間の違い

吉本さんはこの本の中で、「友達と仲間の違い」についてもご自身の考えを書かれています。友達ってなんだろう?

女性の場合はライフスタイルが変わるたびに付き合う相手も変わってきます。会社で毎日会う人は友達ではありません。仕事を介した仲間ですが、若い時にはそれがわからず、大失敗をすることも多かったのを懐かしく思います。友達って、気を使わなくて本当のことを言える人じゃないかなと思います。

ママ友ができないと悩む方も多いですが、ママ友も子供の学校進学によって、変わります。子供を介して、その時をともに過ごす仲間と思えば、とても気が楽でしょう。

そして、自分を大事にするからこそ、自分のいやなことをしてくる人とは無理して付き合わないことも大切なことなのです。それは本当の友達じゃないから。

私はいまのところ、リアルな世界でない本や映画の世界が本当の友達なので、自分を殺してまでも友達を無理して作らないだろうと思いますし、子供を介して知り合ったママ友ともこの時間が終われば離れていく人だと思うからこそ、今の時間を大切にするためにその関係を楽しみたいと思っています。

そして、吉本さんと同じように何か相談されたら、真摯に向き合いたいと強く思っています。

心の冷えとりにとてもおすすめの本です。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

まとめ

友だちについてお悩みの方におすすめな本です。

この本には、ママ友、男女の友情、お金の貸し借り、友達の自殺、ネットとリアル、裏切り、妬み、親の反対、老後のことをアラフィフの吉本さんの視点で回答していますが、その回答がとてもすっきりして、ヒントになります。

吉本さんの文章にきらりとひかる言葉があり、うんうんとうなづけます。

吉本さんの本で他にもおすすめな本はこちらです。

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明るく悩みを解決したいときはぜひこの方の本をお読みください。

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私が若い頃に出会いたかった本はこちらです。とても良いことが書かれています。

 

風茜(Kaze Akane)
この記事を書いている人

風 茜(Kaze akane)

 

冷えとりコーディネーター 冷えとり歴12年目。靴下8枚ばき、半身浴2時間、1年中湯たんぽをいれ、腹7分を心がけている。アラフィフを機に、冷えとりコーディネーターとして、冷えとりと人との間をつなぐ仕事をしたいと活動を決意。2015年6月より冷えとりブログを開始。冷えとりお得情報や、冷えとり家族の日常をお届けしています。

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