【本の感想】スピ要素満載☆心の灯になった吉本ばななさんの『「違うこと」をしないこと』

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。

吉本ばななさんの本が好きで、新しい本が出版されるのを毎回楽しみにしています。物語の中に静かに流れる凛とした空気のようなものにいつも心打たれて、自分を奮起させられるからです。吉本さんの本は、悩んでいるときにひっそり読んで、元気になる私の小さな灯です。

今日の記事は、そんな吉本さんのエッセイを読んだ感想ですが、ご本人が「スピリチュアルな本を作ることができてよかった」とあとがきに書かれているとおり、スピ満載の本で心にとても響きました。 心の冷えを取るのにもオススメの本です。

本の構成 2章と4章は対談

この本の構成は対談と吉本さんの文章と吉本さんが読者からの質問に答える章で構成されています。

対談は宇宙LOVEアーティスト・白井剛史/プリミ恥部さんの第2章、CHIEさん(オーラが見える人)の第4章の2つで構成されています。

この本では、その対談も面白いのですが、その対談の間に挟まれた吉本さんの文章がとても心に響きました。

そして、最後の読者からの質問に答える章も、いくつかの質問の答えに共感したり、クスッと笑えたりして、心が温まる気持ちにもなりました。

「違うこと」をしないことって?

「違うこと」ってなんだろう?

私にとって違うこととは?

頭の中が???マークがいっぱいでどんどん読み進めていきたくなりました。

第1章 自分を生きる

「あれっ、この人って、こういうことをする人だっけ?」私の場合、二十五歩くらい前に気づいてしまうので・・・

私はこの部分に深く共鳴しました。

なぜならば私は違うことや違和感があると知りながらも、いや私の気のせいだと物事の本質を見ることを避けた結果、最終的に自分の芯からずれていき、苦しくなって、自分が倒れてしまうみたいなことがたくさんありました。

そしていつもその違うことに気がつくのは私が最初。

周りの人にそれを漏らしても、「そんなことないよ」とその時は終わるのですが、後から「茜さんのいう通りだった!」と言われることが多かったのです。

なんでいつも気がついてしまうんだろう?と思い悩んだものですが、吉本さんもそうだということに少し安心しました。 違うことをしていると違うものがついてしまうというのも、納得の言葉でした。

本当に自分に正直に生きるのは難しい

妥協しなければ本当の自分が生きられるのかもしれません。私も引越しを機に、いろいろ妥協してきたものを捨ててきました。すると、なんだかとてもハッピーな気持ちになって、楽しくなってきたんです。きっと本来の私に戻れたので、本来のものが戻ってきたのかなと思いました。

頭ではわかっているけれど、なかなか実行できなかったのですが、引越しを機に妥協しないという実体験して、より腑に落ちました。

それまではもったいないからという理由で捨てられなかったものを新しい環境に色あせたものや古ぼけたものが合わないし、違和感があるので捨てざるを得ない結果になったのですが、それを体感してみて、自分に正直に生きるということは、少しでも違うなという違和感を感じたら見逃さないことが第一歩なのだと思いました。

第3章 わたしを生きる

この章には吉本さんが幼少期に過ごされた土地・千駄木のことが書かれていました。今でこそ千駄木は観光地化されていますが、吉本さんの子供の頃は、下町だったのだなと思うとともに、こんな環境で育ったからこそ、あのお話が書けるのかなと思いました。

吉本さんは若い頃に新井素子さんをみて、あんなふうになりたい 「自分が本当に書きたいものをコツコツと書き続けて、ひっそり生きていこう」 と思ったと書かれていますが、30年も紆余曲折して、自分にとって本当に必要なものを見極め、要らないものを思い切って手放したと述べています。自分そのものを生きることをようやくできたとも言っています。 これには私も共感しました。

だいたい私も吉本さんと年齢が近いのですが、(子供も高齢出産というところも同じ)、50代になって残りの時間を意識して、ますますそう思うようになってきました。今回、引越しで断捨離でものをバンバン捨てて、本当にもう必要なものしか要らないと心から思ったことを体感して、残りの人生もそうありたいと思いました。

第5章 時間、お金、神様、わたし

時間、お金に激しく同感

この章では吉本さんの時間やお金や神様に関する考え方が述べられています。特にわたしの心に響いたのは、

やりたい道を究めていくうちに「これ要らない」「これも要らない」って自然と取捨選択ができるようになる。 人間って、習慣を変えることが一番困難で、自分を変えたい、人生を変えたいと思いながらできないのは、それが習慣になっちゃっているから・・・

という言葉でした。

また、

やりたいことや欲しいものを手に入れても幸せを感じないのなら、何か巧妙な経済を回すための罠にかかっているのかもしれない 平和でそんなにあくせく働かなくてはならないというのは、それをしてもらわなくては困る人達に操られているからであり、それがおかしいと気がついたら降りた方がいい

とも述べられています。 これは全く同じ考えです。

わたしも昨年までは、会社員でなければならない(そうでなければ生活ができない、生きていけない)という刷り込みを取ることができませんでした。 でも会社員というレールから降りて、クラウドワークスで書くことでお金を少し得たりすることができるということもわかってきましたし、そんなに稼げないけれど、今の方がわたしの生き方に合っているし、幸福感がいっぱいなんです。

でも吉本さんが書いている通り、なかなか会社員であるという習慣を止めることができませんでした。それができたのは、本当に30年もかかりました。

わたしの本当にやりたいことは、

文章を書くこと

大好きな冷えとりを広めること

これを極めたいと思って動き始めたら、今年はいろいろ動き出しました。そのために我慢できることもしなければならないこともわかってきました。

神様についても共感

また、ご存知の通り吉本さんは霊的なものを感じることができる人ですが、何か目に見えないものに守られているという記述には共感しました。

実は、わたし(3回)も夫(2回)もなんども交通事故に遭っているのですが、もう少しで死んだかもと思う事故もあり、それはやはり何かに守られていると思わざるを得ませんでした。

吉本さんは大神神社と波長が合うということでしたが、それにも共感します。私たちもいわゆるパワースポットと言われる神社に行きましたが、なぜだか共感できるのは伊勢神宮さんの外宮さんなのです。 子供が赤ちゃんの頃には、神社の鳥居の前に女の人が見えるというような不思議なこともありました。(今はまったく見えなくなりました)わたしには見えないけれど、そういう霊的なものは存在するのだと思っています。

第6章 教えて、ばななさん

最後に、この本の秀逸な章は「第6章 教えて、ばななさん」です。吉本さんは読者からの質問に答える章ですが、すごく面白いし、簡潔です。この本で一番オススメの章かもしれません。

最後に、 ほんとうの自分を思い出し、初期設定を望みのままにどんどん変えて、自由で心楽しい人生になっていくお手伝いのできる本であったら、とても嬉しいです

とあとがきに書かれていますが、 この本は、少しくじけそうになった時に開いて、忘れかけていた「違うこと」をしないことを思い出す本です。

私の心の灯火になり、心がほんのり温かくなりました。

ばななさん、ありがとうございます。 これからも楽しみにしています。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

まとめ

違うことをしないこと

本当にやりたいことを究めること

習慣は本当に続けるべきものか見極めること

素敵な本でオススメです。