夫婦のコミュニケーション

共有しなくてもいい夫婦が仲良くなる方法|我慢しなくていい!夫婦のコミュニケーション4

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仲がいい夫婦は食べ物も、考え方もすべて同じだと思っていませんか?資産や財産などは、共有したほうがいいこともありますが、嗜好や考え方は共有しない方が、実は夫婦仲は長続きするのです。

なぜって、考え方は違いがあるからこそ面白いからです。

今日は、銀婚式を迎えてなお夫婦関係を続行している私たち夫婦の違いをみながら、夫婦のコミュニケーションについて考える記事です。

仲がいい夫婦はすべてを共有できているわけではない

私たち夫婦はこんなに趣味が違います。

趣味 奥さん
映画 ハリウッド、日本古典 フランス
読書 小説(推理ものや娯楽もの) 小説(文芸)、エッセイ
スポーツ ジョキング、筋トレ 大嫌い
スポーツ観戦 野球 大嫌い
料理 和食、イタリアン、中華、フレンチ 和食
お酒 ハイボール ワイン
アート 誘われれば 美術館巡り
旅行 行き当たりばったり 時刻表と地図好き
集中できる場所 音楽のうるさいカフェや雑踏 一人になれる場所
集中力 なし かなりある
好きな異性タイプ アスリート系女性 醤油顔の寡黙な男性
好きな異性の顔 オードリー・ヘップバーン 綾野剛
ママ友つきあい 自分がやりたい あまり興味なし

 

思いつくだけ書いてみましたけどね〜・・・・・・・・。

こんなに違うもんなんですよ。

特に最後の好きな異性なんて、わたしは子供の頃からオードリー。まあ、いわゆる正統派の美人さんが好き。

一方の奥さんは、綾野剛や永瀬正敏といった寡黙な雰囲気を持った醤油顔が大好き。

付き合い始めた時、よく言われたもんです。

「理想と現実は全然違うよね〜。せめて寡黙だったらよかったのに、この世で一二を争うほどのうるさい男と一緒になるとはね〜」

「俺だって結婚したら一緒に毎朝ジョギングやるはずだったのに。それがダメでも何か一つくらいは一緒にやれるスポーツがあると思ってたよ」

「まさかこんな人を好きになるとはね〜」 ←ここユニゾンで。

 

確かに最初は言うだけは言ってみましたよ。

「ポロシャツ嫌いよね。なんで?」

「嫌いだから」

「ジーンズも絶対に履かないよね」

「だって身体を締め付けるんだよ。苦しくなるじゃん。絶対に履かない」

「スラッとしたスポーツ体系なんだから格好いいと思うんだよな〜」

「絶対に無理」

奥さんもよく言ってましたよ。

「ねえ、一度くらい旅行の計画を立ててよ」

「どこでもいいよ」

「でも気に入らなかったら文句言うじゃん」

「行ってみて気に入らなかったら言うよね。言葉が勝手に出てくるというか」

「それが嫌なんだよ。だから今度はあなたが決めてよ」

「別にどこでもいいし、ホテルや旅館もご飯が美味しければどこでもいいんだよ」

「じゃあ、どこにもいかないからね」

「仕方ないよね〜。・・・・でも、どこか行こうよ」

「だったらあなたが探してよ。いつもわたしが探して計画立てて。大変なんだよ」

「だったら計画立てなきゃいいじゃん。とりあえず行ってみるとか」

「は〜。ムカつくー!!!!」

 

こんな言い争い、飽きるほどしました。でも、やっぱり興味の違うところ、価値観の違うところは共有できないんですよ。

せいぜい、

「わかるけど!」

なんですよ。

でもね、この「わかるけど!」がとても大事で、

「わたしはそれは嫌いだよ。でも、わかるよ」

「全然一緒にやりたいと思わない。でも、あなたがそれをやりたいのはわかるよ」

 

この「わかる」が、いわゆる「共感」であり、

わずかでも少なからずそこにある「敬意」なんですね。

 

これがないと、どうなるか?

 

「自分に従うのが当たり前なのに・・・・」

って、なるわけですよ。

こうやって字に書くと、

「いや、そんなこと思ってないよ」

って、反論したくなるでしょう?でも、実際はどうですか?

「なんでわかってくれないの?」

「どうしてやってくれないの?」

「ちょっと心狭くない?一回くらいやってくれてもいいじゃん!」

そう言っていませんか?

「従えなんて思ってない。一緒にやりたいだけなの」

でもそれって、

「わたしの言う通りにしろ!」

と、強要していることと何が違うんでしょうね?

 

同じですよ。

仲良し夫婦であったとしても食べ物の好き嫌いはある

わたしと奥さんの初デートは老舗の鰻屋さんでした。

わたしは鰻が大好きで、地元福岡では父が鰻取り名人だったので、川で鰻を取ってきては自宅で捌いてぶつ切りの鰻を炭火で焼いて焼き鳥を食べるような勢いで食べていたものです。

だから、鰻が食べられない人がこの世にいるなんて微塵も思ってもいなかった。

付き合うことが決まって最初のデート。グルメ雑誌で美味しいお店を探して、大好きな鰻屋さんに行きました。

「ものすごく美味しいらしいよ」

「へ〜」

「楽しみだね」

「そうだね〜」

そして、座敷に通され、コースを予約していたので飲み物の注文だけして。そして、店員さんが、

「苦手な食材とか、食べられない物とかございますか?」

わたしは、

「山菜が苦手です。特にふきが。それと甲殻類アレルギーです」

「はい。わかりました。お連れさまは?」

「わたしは〜あの〜・・・・・・鰻が食べられません」

「えっ!?」←はい、ここ、わたしと店員さんのユニゾンで。

わたし「そうなの?」

奥さん「うん。ごめんなさい」

店員さん「いえ。いいんですよ。(わたしに)ご存知なかったんですか?(笑)」

わたし「あ、はい」

奥さん「でも他のものにできませんよね」

店員さん「できますよ。でも、栗ご飯になってしまいますけど」

「奥さん「本当ですか?わたし、栗大好きなんです。ありがとうございます!」

そして、店員さんがいなくなり、

わたし「なんで言わなかったの?」

奥さん「だって、鰻大好きだって言ってたから」

わたし「でも食べられないんでしょう?」

奥さん「我慢すればなんとかなるかなって思ったんだけど、お店に入って匂いを嗅いだらやっぱりダメだった」

わたし「そりゃそうだよ。俺だって”ふき”口に入れただけで嘔吐くもん。無理無理」

そして、私たちの目の前には、奥さんの大嫌いなうな重と、わたしの大嫌いな栗ご飯が運ばれてきたのでした。

自分の大嫌いなものを食べている恋人を肴に、大好きなものを食べる。

いやー。乙なものですよ。

ちなみに、当時わたしは焼肉屋さんでバイトしていました。学生時代の4年間、人気焼肉店の厨房で働いていたので、牛肉のことは隅から隅まで知り尽くしています。

安い牛肉を美味しく食べるにはどうすればいいのか?安くて美味しい店はどこか?

彼女ができたらそういうところにたくさん行きたい!

そう思っていました。

でも、奥さんは、牛肉も一切食べません。

・・・・・・・・・。

ね、すごいでしょう。

だから、わたしは結婚してから子供が生まれるまでの13年間、家では一切鰻も牛肉も食べませんでした。

でも、奥さんはエビが大好きなので、わたしは、自分の腫れ上がる手と格闘しながら、週に一度は必ずエビ料理を作り続けました。

 

愛です。愛。

 

 

すると、神様はそんなわたしにちゃんとご褒美を下さるんですね。

娘の音です。

音は、鰻と牛肉が大好き。もちろんエビも大好き。

 

だから鰻は一年に一度必ず家族で行くお伊勢参りで、この時だけは、

わたしと音はひつまぶしと松坂牛をたらふく食べ、

「は〜。ママはこんな美味しいものを食べられないなんて。人生損してるよね〜」

奥さんと音は、伊勢海老をたらふく食べる。

「は〜。パパはこんな美味しいものを食べられないなんて、かわいそうだよね〜」

「ガハハハハハ〜!!」←ここ、3人のユニゾンで。

 

 

”子は鎹(かすがい)”

 

家族ってよくできていますよね〜。

 

共通点がなくても一生に唯一のパートナーとなれる。

共有できなくても、二人で一緒に楽しめる。

 

無理強いさえしなければ、

ずっと楽しい時だけを共有できるのです。

食べ物の嗜好が違う夫婦に育てられた子供は?

ちなみに、娘の音の嫌いな食べ物は、キノコ類とお茄子。どちらもわたしと奥さんは大好物。

 

でも、娘と一緒のときには食べません。

 

だって、家族との食事の時間って一番幸せを共有できる時間ですからね。

いくら自分だけは食べないからと言って、食卓に嫌いなものがデーンと鎮座していたら、やっぱりゲンナリするじゃないですか。

好き嫌い。何がいけないんですか?

好き嫌い。あって当然じゃないですか?

「嫌いな人を好きになれ」って言われて、好きになれますか?

「嫌いな食べ物も食べなさい!」そう言われて食べた食事って楽しかったですか?

「嫌いな食べ物を食べないと栄養が偏るよ」

そういう説得、もうやんなくて良くないですか?

その嫌いな食べ物に代用できる食べ物なんて、今の時代いくらでもあるんですから。

 

恋人同士であろうが、夫婦であろうが、親子であろうが、家族であろうが、共有できないことはたくさんあります。

 

そこをなぜ、

「共有しなきゃいけない」

と、思ってしまうのですか?

 

「あなたのためを思って言ってるの」

 

本当?

 

本当にそう?

そこに「愛」あります?

(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)

夫婦コミュニケーションのお話のつづきはこちらもどうぞ。

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