こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして、まことにありがとうございます。
体の冷えがとれてくるにつれて、心の毒出しが起こるようになりました。すると、私を大きく苦しめていたのは、親からのブロックだったということに気がつくようになりました。
私が冷えとりをはじめて、ずっと大腸の毒出しが起こっていたのは、強欲という自分本位の欲が強かったということにも気がつきました。
今日の記事は、体の冷えが取れてきて、心の毒出しから私が学んだことをお伝えしたいと思います。
(*前回までのお話は、
3被害者意識の母 」をご覧くださいませ。)
冷えがとれてくるにつれて、他人軸の私が自分軸へ
私は、昨年会社員であることを辞めました。
長年に渡って、私に刷り込まれた「会社員でなければ、私という人間には価値がない」という思い込みのせいで、なかなか決断が下せませんでした。
元々の仕事をするという意識も間違っていたので、転職すると必ず同じようなことが起こり、辞めざるを得ないという結果になることも多かったのです。
にもかかわらず、それにはなかなか気が付きませんでした。
それを気がつかせるためなのか、何度も何度も同じようなことが起こりました。
なぜ、会社員でなければいけないということが私に刷り込まれていたのでしょうか?
それは私が他人軸で他人の人生を生きていたからこそ、起こったことなのだと思います。
冷えとりを始めて、10年近く経ち、氷のように冷えていたものも次第に温まるにつれて、私は本当に身体も心も健全になってきました。
すると私も変わり、周りも変化してきました。
自然とそれまでのものから、次のステップに移り、新しい出会いや出来事が起こるようになってきたのです。
高校生から大学生になるような劇的な環境の変化といえば、分かりやすいかもしれませんんね。
今までのやり方が通用しなくなり、新しいやり方に変えました。(今までのやり方に戻れなくなりました。)
合わなくなった知人とは関係も薄れていったり、旧友との交流の復活、新しい交流の始まりなど、めまぐるしく変化が起こりました。
(住むところも、行く場所、好きな服も、食べ物も変わりました)
でも、このようなことが起こる前は、冷えていた時の私には分からず、いつも自分の置かれている環境を呪い、恵まれている人に嫉妬し、イライラしていました。
心の中では、あの人ばかり得をして!ずるい!どうして私はいつも損するの?
常にそう思っていたように思います。
確かに、自分勝手な人がうまく世の中を渡っているケースもあり、そんなように思うこともあるかもしれません。
しかし、その人たちは自分軸で生きているからこそ、自分の思う通りの人生を生きられているのではないかと最近思うようになりました。(それに悪事を働くと、自分の蒔いた種は自分で刈り取らなければならないということも身をもって知りました)
だからこそ、他人軸で生きている私は、他人に合わせることが主体になっているので、いつまでたっても望むものを得ることができなかったのだということに、冷えが取れ、心も体も健全となった時に気がついたのです。
だからと言って、自分本位に振る舞うことが決していいことであるとは言いません。
冷えとりでも自分本位に生きる生き方から、苦楽を楽しむ生き方へとありますよね。
これは、自己中心的ということではなく、ましてや他人軸で生きることではないのです。
あくまで自分軸があり、自分の頭で考えるということがベースになっていると思います。
めんげんが起こっても、自分の頭できちんと考えることができれば、「昨日、ケーキを食べたから、頭が痛くなるのは当然だ。今日は粗食にしよう」と頭を切り替えられます。
でも、自分本位で生きていると、少しでも気に入らないことが起こると、カッとして頭に血が上ります(冷えのぼせ)
自分でしたことも他人のせいにしているからこそ、腹がたつのです。
極端に言うと、
「あの時、ケーキを食べようってって誘った○○ちゃんのせいで、頭が痛くなった!」
という思考になります。
でも食べると決断したのは自分なのです。
常に他人のせいにしていると、他人の目を気にして、他人軸で生きる人になってしまうのです。
私は仕事に関しては、まさにそんな生き方をしていたように思います。
いい仕事に巡り会えないのは景気のせい。
自分が評価されないのは組織が悪いせい。
給与が安いのは男尊女卑社会のせい。
こんなことを思っているから、次のステップへ進めなかったのです。
いい仕事に巡り会えないのは自分の能力のなさ。(では能力を磨こう!)
自分が正当に評価されないのは、力足らずのせい。(できることでもっと頑張ろう!)
男尊女卑だから給与が安いけれど、女性はいろいろな面で優遇されていることもある。(いい面と悪い面があるのだな)
このように考え方を変えて、どうするべきかということを考えれば、心の毒もたまらず、体調を崩すこともなく、仕事は続けられていたのかもしれません。
(*心の毒についてのお話は、以前のブログ
9ゆるい便とおなら 番外編〜わらしべ長者〜 」をご覧くださいませ。)
今現在、ずっと大腸が不調なのは、そういうことを教えてくれる時がついに来たのではないかと私は考えています。(大腸は強欲だと悪くなりますから、自分の力以上のものを求めていた私が変わるべき時が来たのだと思います)
父の不調を冷えとりで考える
父はアル中で、お酒を浴びるように飲み、不健康そのものでした。
お酒を飲んでいない時は、本当に大人しく真面目でしたが、アルコールが入ると人が変わり、怒鳴ったり、暴力を振るったりします。人格が180度変わりました。
また、父は胃腸が悪く、しょっちゅう下痢と頭痛を引き起こしていました。
歯も虫歯だらけでした。(歯が悪いのは消化器の毒が出ています)
怒りっぽいのは肝臓が悪いですし、消化器が悪いのは利己的だからというのもとても当たっていると思います。
肝臓が悪いからこそ、お酒を手放すことができなかったのです。(身体が悪い時は悪いものを欲します)
しかしながら、大きな病気にかかることはなく、今のところは小さな不調で済んでいるようです。(健康なのではなく、実はアルコールで身体が冷え切っていて、毒も出ない身体なのだと思います。)
それを父は自分は身体が強いと勘違いしていたようです。
私は、小さい頃から身体が弱く、手術をしたり、入院することも多かったので、その度に、
「またか。本当に身体が弱い」と言われていました。(でもそういう人は毒を出せる人であるということを冷えとりをやって知りました)
そのくせ、父は怖がりで手術の立会いには決して来ませんでした。何か言い訳して来なくてもいいように操作していました。
本当はものすごく心の弱い人だったのかもしれませんね。
何かに依存する人は弱い人が多いのです。
依存するということは、自分で考えなくてもいいのですから・・・。
アル中の父を見て育った私は、健康に気を使うようになりました。
そして、お酒にはのまれない、質のいいお酒だけを飲むと小さい時に決めました。
このように決めたので、私は一度も記憶をなくすほど泥酔したことはありません。
この点については、反面教師になりましたので、父に感謝しています。
もう一つ感謝するとしたら、父はよく母とお金について、
「俺の稼いだ金を好きに使って何が悪い!」
と喧嘩し、家にお金を入れず好きに使っていましたが、そういう父を見て、私はお金は自分だけのために使うのはやめようという考え方になれたことです。(ブランド物や宝飾品にあまり興味がなく、みんなで楽しむことができる旅行などにお金を使いたいと思っています)
私たちの母世代は、主婦が多く、夫から、「俺の稼いだお金を・・・」と言う発言をされてきた方も多いと思います。
でも、お金を稼げるような環境を整えてあげているのは、一体誰なんでしょう?
家族をサポートしてくれるお母さんのおかげでもあるのです。
仕事でも自分だけの力で稼げたわけではありませんよね?
周りの人のサポートがあってこそ、稼げたお金ということを忘れないようにしたいものです。
父は、家庭人としては優れてはいませんでした。でも私に何かを強制することもなく(無関心だったのかもしれません)、自分だけで勝手に荒れていたので、父の姿を見て、それを反面教師とすることができたことにはとても感謝しています。
しかし、母からは、洗脳されるように繰り返し、繰り返し同じことを言われ続けられ、同意を求められました。
これが心のブロックになり、現在まで他人軸で生きるようになってしまったことについて、次回は書きたいと思います。
続きはこちらです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- もしも親との関係がうまくいかない場合は、距離を取るのも一つの手。人は変えられることができませんが、自分は変われます。離れることは悪いことではありません。親にとって都合のいい子はやめてもいいと思います。
- DV(ドメステックバイオレンス)に悩む場合は、一人で抱え込まないこと。必ず第三者に介入してもらいましょう。暴力を振るわれて、怪我をしたら、必ず医者で診断書を取ること。(これがのちに証拠として残ります。)役所に行って相談できる所を紹介してもらい、しかるべき人に相談して解決してしまいましょう。たとえどんな理由があったとしても、暴力は許されるものではありません。
親との関係に悩む時はぜひこの本を読んでみてください。