こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもたくさんのブログの中よりご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
今回のブログは、冷えとりを始めると、誰もが最初に悩まされる足の指と足の爪のめんげんについて、お伝えしていきます。
冷えとりを始めて、靴下を重ねばきするようになるとなぜか親指が急に痛み出したり、半身浴で温まったりすると足が痛くてたまらない、そんなお悩みはありませんか?
そして、足の親指の爪もなぜか二重爪になるんです。
この記事はブログで一番よく読まれる人気記事です。
どうぞおつきあいくださいませ。
冷えとり最初のめんげんは足の親指から
私が、冷えとりを始めて3ヶ月経った頃です。
季節も秋になって、
絹の五本指靴下→綿の先丸靴下→絹の先丸靴下→綿の先丸靴下
合計4枚の靴下を常に履けるようになっていました。
べッドの中で眠っていると、
突然足の親指の付け根に鈍痛があり、
目が覚め、痛さのあまり靴下を脱ぎ捨てると、
なぜか痛みはおさまり、
また眠りにつく事ができました。
冷えとりには半身浴も必須です。
身体が温まってくると、足の親指の付け根がズキンと傷みました。
でも、足を湯船から出すと、しだいに痛さは和らぎます。
ベッドやお風呂で親指がずきんと痛んだ時、靴下を脱いだり、足を湯船から出したりすると、痛みはすぐになくなります。
どうしてだろう?
お風呂に入っているとき以外は、ずっと靴下を履いています。
もちろん、寝ているときも、湯たんぽをいれ、さらに足下を温めます。
夏でも、湯たんぽです。
(最初の数年は夏に湯たんぽをいれることができませんでした)
その頃の私はめんげんという言葉を知らなくて、なぜ足が痛くなるのだろうと思うだけでした。
ある日、足の親指を見てみると、びっくり!!!
ちょっとあまりきれいじゃないので、閲覧ご注意!
スクロールしてください!
両足の親指が二重爪になっていたのです。
そして、さらに私の右の親指の付け根は真っ赤になっていました。
ジュクジュクとして、黄色い膿みのようなものが出ています。
どこにもぶつけた覚えはないし、ちょっと怖くなりました。
病気だったら医者に行かないといけないし・・・と、
その頃の私はめんげんという言葉や、不安になると身体に毒が5000倍もたまるということを知らなかった。
それこそ不安になって、いろいろと調べまくりました。
そしてたどりついたのが、「新版 万病を治す冷えとり健康法」(進藤義晴著)でした。
この本は、冷えとりを提唱されている進藤義晴先生が、冷えとりの基本について書いたものです。
私はこの本の存在を知らずに冷えとりを始めていました。
食べ過ぎない
身体の毒だし
めんげん
私にとって初めて知る言葉ばかりでした。
人類は飢えの歴史のほうが長くて、飽食の歴史のほうが短いのです。
内臓も飢えには対応できるのですが、飽食に対しての準備がありません。
食べ過ぎると、内蔵が疲れてしまいます。
それが毒となって、身体に表れるのが病気です。
病気にならないためには、たまった毒を出さなければならないし、毒を出すためには免疫力を強くする。免疫力を強くするためには体温を高めなければなりません。
「頭と足先では体温が5度くらい違う」
と、いう記述には本当に驚きました。
そして・・・めんげん。
冷えとりのめんげんとは好転反応のこと
ある病気が回復するときに、一時的にひどい感じになりますが、それを乗り越えるともうその病気にはならないと私は解釈しました。
そうなると、私の親指のこの症状はめんげんなのか?
一体なんの毒なんだろうか?
ネットで「めんげん」と入力してみました。
すると841さんというところがめんげん辞典を作っていて、
それを見るとだいたい靴下の破れる場所でどこの毒がでているのか知ることができました。
(*靴下の破ける場所は、「冷えとりとめんげん 靴下の破ける場所」をご覧下さいませ。)
私の履いている絹の靴下はこのとき次から次へと破れました。
最初は不良品を買ってしまったのかと思うくらい、破れまくり、絹の靴下は値段が高いので、縫って繕いましたが、またすぐに破けてしまい、本当に最初は費用がかかりました。
破けるのには理由があり、足には内臓のツボがあり、その毒を絹の靴下が引き受けてくれているらしいのです。
破れる場所によって、どこが悪いのかわかることもあとから知りました。
その毒が絹の靴下を溶かしている?と私は思いました。
だとすると、私の親指は?
めんげん辞典によると、消化器の毒らしいです。(胃腸)
確かに私は食べる事は好きでしたが、少しも太れないし、すぐにお腹を壊す体質でした。
いつも朝ご飯のあとはもたれている感じが続きます。
それでも習慣で「朝、食べないと身体に悪い」という刷り込みがあるので無理にでも食べていました。
だって、そのときは空腹が免疫力を高めるなんてことを知らなかったのですから。
足が変な事になっているくらいにしか考えていませんでした。
もちろん、食べる事もやめてなかったのです。
毎食後に甘いものを食べないと気が済まなかったし、お酒もたくさん飲んでいました。
(砂糖とアルコールは身体を冷やす原因です)
すると、次に違うめんげんが現れたのでした。
足の親指が急に痛くなるめんげんは、私の場合は2年半くらいでなくなりました。今では二重爪だった足の親指もすっかりきれいです。
子供は最初から足の親指が痛くなったり、爪がおかしくなることはありませんでした。
夫は冷えとり歴10年経った今でも、足の爪は二重のままですが、足の指が痛くなるということはありません。でも、足と足の間から、汁がでてきてかゆくてかきまくるというのはいまだに続いています。
からだとからだはつながっていますので、毒を出しやすいところからめんげんが始めるようです。
足の親指は全体の体重を支える場所でもあり、毒も出やすい場所です。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えとり提唱者の進藤義晴先生の本を読みましょう。
この本を繰り返し読むことで、冷えとりに対する知識が深まります。
おすすめはこちらの3冊です。【冷えとり本まとめ】冷えとり本はこの3冊でOK! - 半身浴はぬるめの温度で20分はしましょう。熱い温度を好むのは身体が冷えきっているからです。身体の冷えがとれて、お風呂上りもずっと温かいですよ。半身浴の記事は、冷えとりで大切!おすすめ半身浴の入浴剤と過ごし方
- 湯たんぽは購入するなら、陶器製がベスト!
人肌の温かさでやけどをしにくいです。湯たんぽの記事は、【冷えとりグッズ】陶器製湯たんぽの使い方とその効果
841さんは冷えとりショップでネット上でめんげん辞典を公開しています。
足のつめのめんげんについても書いています。