こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
冷えとりでは靴下の重ねばきが突出して目立っていますが、実は一番大切なのは半身浴なんです。
ご存知でしたか?
日常生活24時間すべてを半身浴していると体にはいいのですが、生活もありますから、そういうわけにもいきません。
それを補うのが、就寝時の湯たんぽ、日常生活の靴下の重ねばきなんですね!
頭と足先の温度差は5度くらいあるといわれています。
血液は温かいところにむかって、のぼっていきますので、頭があついと冷えのぼせの状態になります。
より、暑さを感じるようになるのですね。
半身浴すると、巡りがよくなります。
それを助けてくれるのが入浴剤。
今回のブログでは、風家が試した冷えとアトピーに効く入浴剤をご紹介していきたいと思います。
現在の家族の毒出し状況は、
茜:大腸の毒出し中。
宏:足の間のじゅくじゅくの毒出し、腰が痛いなど。
音:アトピー疾患。
どうぞおつきあいくださいませ。
冷えとりの入浴剤のご紹介
冷えとりでは、半身浴の時により毒をだすのを助けてくれる入浴剤があります。
入浴剤といっても、温泉効果や香りを楽しむようなものではありません。
毒をより出しやすくする効果が研究された入浴剤なのです。
私たち家族が実際に使ってよかった入浴剤をご紹介していきますね!
杉っ子
冷えとり提唱者の進藤義晴先生のいちおし入浴剤です。
毒出し能力も高い入浴剤です。
杉っ子の湯に入ると、湯の色が白くなったり、灰色になったりしますので、体の悪い毒が出ていることがわかります。
白=肺の毒、灰色=腎臓の毒
保温効果も高く、お風呂からあがってもずっと温かさがつづくのは、杉っ子が一番だと思います。
タイプも杉のエキスだけで抽出されてつくられたものと、セイダカアワダチソウと混ぜて作られた二種類があります。
アトピーの子供には、セイダカアワダチソウが混ざっているものはぴりっとするとのことでした。
肌の疾患のない方は、どちらでも効果は同じような気がします。
▼杉っ子についてはこちらの記事もご覧くださいませ。
【冷えとりグッズ】進藤義晴先生開発の杉っ子ってどうなんですか?
パインバス・オンセンス
こちらは松葉オイルをベースにした橙色の入浴剤で、湯に入れると黄色っぽくなります。
大正時代から使用されているので、香りは、どこかで知っているような懐かしい匂いがします。
最初は入浴時にピリピリした感じがしますが、しだいに皮膚にしみることもなくなってきます。
ぴりぴりしたときはかいて、傷口を広げて毒をだしたほうが効果的です。
湯は汚れますが、その汚れは皮膚に入ってきませんので、思い切って肌をかけるということでアトピーの子供はとても気に入っています。
保温効果もあり、体もあたたまります。
こちらの入浴剤は、『新版万病を治す冷えとり健康法』でも、紹介されています。
▼オンセンスにつきましては、こちらの記事もご覧くださいませ。
【冷えとりグッズ】進藤義晴先生がおすすめのオンセンス・パインバス効果のメリット&デメリット
つるぼかと酵母くん
こちらは、冷えとりショップ繭結で子供のアトピーの相談をしたときにオススメされたものでした。
成分は、たんぽぽとよもぎの葉と塩。
これをキャップ3〜4杯くらいお風呂にいれていました。
これをお風呂に入れる分にはあまりしみないのですが、傷口に塗り込むと塩だからものすごく痛くて、子供はとてもいやがりました。
しかしながら、回復力がとても早く、塩はやはり効くんだなと思いました。
それと、とても体が温まりました。
もともとのつるぽかが効果があって使用していたのですが、繭結さんでの取り扱いがなくなり、困っていたら、酵母くんというものを紹介されました。
現在はこちらを疾患部につけています。
(効果は高いように感じます)
効能は、下記のとおりです。
残念なのが、塩の成分がなくなったようで、しみなくなったことでしょうか?
塗り込んだときにしみると、なんだか効いている!という気がしたのですよね。
こちらの商品はとても小さく量が少ないので、残念ながらお風呂には入れていません。
直接、疾患部にぬるという感じです。
アトピーにも効いているように思います。
肌のあれているところに塗ると、しっとりします。
よもぎ
個人的に、よもぎの葉はアトピーにとても効くように感じ、繭結で購入してみました。
乾燥させたよもぎで360円くらいでした。
都会でなければ、野原に生えているよもぎを乾燥させて使用するのもいいかもしれませんが、都会では、なかなか、よもぎは、はえていませんので、泣く泣く購入しました。(実家近くにはたくさんあるのに残念です。)
それを鍋で煎じます。
量は適当で袋の4分の1くらい。
そのまま、お風呂にいれてもいいそうですが、煎じた方が成分が抽出できる気がして、30分煎じてみました。
魔女が何かを煎じているような香りが家中漂います。
換気扇を回すのをお忘れなく。
茶色になったらできあがり。
それをペットボトルに移しします。
意外に煮込むと水分が蒸発してしまいますので、2ℓ煮込んで500mlのできあがりです。
保存料は一切入っていないので、冷蔵庫へこのまま保存。
これを3分の1くらい、お風呂にいれて、いつものとおりの半身浴を行ってみました。
すると、もう体がぽかぽかしてきて、汗ダラダラ。
よもぎには、ホルモン調整作用や血液循環を改善する働きがあるそうですが、温め効果もとてもあるように感じました。
お風呂からあがっても、汗がひきません。
ずっとダラダラ出る感じです。
これには驚きでした!
私は、ほとんど汗をかかない体質で、杉っ子やオンセンスの湯で半身浴するようになってから、半身浴の最中だけは汗をかくようになったのですが、このよもぎ湯は入浴して、10分もしないうちに汗ダラダラとなります。
とてものども渇くので、水も持ち込んでゴクゴク飲みます。
(杉っ子やオンセンスの湯の場合は、20分半身浴すると、玉のような汗が出る程度でした。冷えとりおはなし会で汗のことについて話をうかがったこともありますが、いちがいに汗がたくさんでればいいというわけでもないそうです。)
私の場合は、汗がたくさんでるようになって、肌がしっとりしてきました。
子供も、がさがさだったアトピーの肌が少ししっとりしてきたように思います。
エプソムソルト
以前、塩浴のご紹介をしたことがありますが、ミネラルは体にいいということで、半身浴でも試してみました。
(*塩浴につきましては、「冷えとり どうする!白髪?〜3塩浴体験 〜4トライ塩浴 〜5レッツ塩浴」をご覧下さいませ。)
1日目は、エプソムソルトに入浴剤を変えたことも気がつかないくらいでした。(いつもどおりの効果を感じました)
杉っ子やパインバス、よもぎ湯と同様な効果はあるようです。
私の場合は、エプソムソルトを使用した場合、腕に玉のような汗をたくさんかき、顔には涙のような汗をかきました。
アトピーの子供は、なんだかのどがとても乾いたといって、風呂上がりにほうじ茶をごくごく飲んでいました。
この入浴剤をしようしたとき、たまたま私の肌に虫刺されがあって、かゆくてかゆくて仕方がなく、かきまくっていたのですが、入浴後はかゆみはひいたように感じます。
赤くはれあがって、ジュクジュクしていた赤みも、塩湯のおかげでかさかさになり、赤みがひいてきています。
この調子でアトピーにも効果があることを期待したいです。
まだ使用して間もないので、エムソムソルトに関してはしばらく様子をみていきたいと思います。
【追記2021年7月】エプソムソルトは使用した結果、体も温まり、肌もしっとりとして良かったのですが、アトピーの劇的な改善はありませんでした。
びわの葉
びわの葉が肌にいいということを東城百合子先生著『家庭でできる自然療法』で読み、試してみましたが、体もぽかぽかになりました。
▼作り方はこちらをご覧くださいね。画像をクリックすると作り方の動画をごらんいただけます。
▼さらに詳しい内容を知りたい方はこちらもご覧くださいね!
まとめ
世の中にたくさん入浴剤がでまわっていますが、半身浴の時に楽しくできるものを選んで、半身浴のお風呂タイムを充実させたいですね!
体を温めることも大切ですが、アロマ効果のある半身浴も優雅な気持ちになりますので、おすすめです。
また野に生えている草は生命力が高く効果もあります。よもぎは、購入もできますが、もし、近くで、はえているものがあれば、そのまま使うのではなく、つんで、一度洗って、天日で乾燥させ、煮るとあくがとれます。
犬や猫のおしっこがかかっている場合もあるので、干す前に洗うことを忘れずに!
効果のある入浴剤をいろいろ試して、毒だし力を高めましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
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