こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
生後8ヶ月から重度のアトピーだったうちの子供は、抗アレルギー剤とステロイドを10年使用し続けました。
薬の強さはどんどん強くなり、どんどん効かなくなってきました。
できればステロイドを使いたくないと思って、出会ったのが冷えとり健康法でした。
最初のうちは冷えとりを信用することができず、西洋医学と並行して子供に試してみました。
冷えとりお話会で、冷えとりでアトピーが寛解した子供の症例を見せてもらい、脱ステロイドをする決意を固めました。(詳細は、子供のアトピー脱ステロイドを決意するまで<まとめ>をご覧くださいませ。)
その1年目の経過をまとめました。
脱ステロイド1ヶ月目の記録
冷えとりショップ繭結さんでシルクパウダーを知り、子供のアトピーがよくなることを願って、脱ステロイドをはじめてのひと月は、悪化し、私自身が混乱しました。
冷えとりショップ繭結さんに相談にのってもらい、大丈夫と強く思うことで乗り越えたひと月目でした。
脱ステロイド2ヶ月目の記録
脱ステロイドをしてからすぐに皮膚が悪化し、耐えきれず少し抗アレルギー剤を使ってしまいましたが、それもなくなり、本当の意味での脱ステがスタートしました。
母親の私があまりのアトピーの悪化にお友達からいじめられたらどうしようと世間の目を気にしてしまっていました。
バレエの化繊のレオタードにかぶれたりしましたが、乗馬教室に行くと動物アレルギーがあるのにもかかわらず動物にいやされ、悪化が一時よくなったりするという体験をしました。
脱ステロイド3ヶ月目の記録
子供の脱ステロイドを決心した私でしたが、自分のこととなるといろいろなことを試すことができるのに、子供にはなかなかそういうことはできなかったです。
冷えとりのめんげんの目安は最初は3ヶ月と言われています。
それをめざしてがんばってきたのですが、この頃はちっとも子供の肌の状態はよくなりませんでした。むしろ、私の心構えが固まったのが3ヶ月という時間でした。
脱ステロイド4ヶ月目の記録
アトピーの具合はあまり変わらないのですが、このころは外からは見えない胸部にひどく湿疹ができていて、着替えなどがなければ外側からはアトピーなのか全くわからない状況でした。
象の肌のようにガビガビ状態から、少ししっとりとした肌に変わってきました。
食べたものによって、アトピーが悪化するということがわかってきました。
脱ステロイド5ヶ月目の記録
脱ステロイド5ヶ月目には、パリパリと皮膚が剥がれるようになりました。手の甲にアトピーが出始めましたが、先に出るものはよしと言うことを知っていたので、安心できました。
この時期はせっかく脱ステロイドをしているのに、甘いものを食べる機会が多く、食べてしまっていました、すると今までアトピーが出なかった顔についにアトピーが出始めました。
対策につるぽかとばんのう酵母くんを使用しました。
脱ステロイド6ヶ月目の記録
脱ステロイド6ヶ月目は、つるぽか、ばんのう酵母くん、杉っ子、オンセンス、シルクパウダーを駆使して、必死でアトピーの悪化を食い止めようとしていました。
ところが、つるぽかには塩分が含まれ、塗ると驚くくらいの痛みがありました。この痛みを感じるくらいなら大好きな甘いものをやめられるようになってきたのが脱ステロイド6ヶ月目でした。
半身浴でもしっかりと温めていましたが、おへそから上や肘や腕の外側が象の肌のように固くなりました。手の甲はかきすぎてリンパ液でベトベトになりました。
脱ステロイド7ヶ月目の記録
脱ステロイドから半年過ぎる頃には、股の痒みがなくなり、胸部や腹部にぶつぶつのアトピーができていましたが、それが赤いしみになってきました。
そして、アトピーは移動してきて足や腕にできるようになりました。
じくじく→カサカサ→皮がむける→新しい綺麗な肌ができている
を繰り返し、よくなることがわかってきたのが脱ステロイドから7ヶ月目でした。
脱ステロイド8ヶ月目の記録
脱ステロイド8ヶ月目は、胸部(デコルテの部分)にあんなに凹凸の激しいアトピーがたくさんできていたのに、それが跡形もなくなりました。これが小さな成功体験となり、冷えとりでやってみようと思うようになりました。
胸部のアトピーはなんども母親の私を悩ませ、医者に行って方がいいかもしれないと思わせましたが、子供は大丈夫と医者に行きませんでした。
薬を塗ったり、飲んだりすると、かゆみがどこからくるのかわからなくなり、それが気持ち悪いからだというのです。
脱ステロイド9ヶ月目の記録
アトピーの人にとっては、夏は汗をかくとかゆみが増すけれど、湿気が多いので肌の状態がぐっと良くなる季節でもあります。
逆に冬は、汗はかかないけれど、乾燥するのでかゆくてたまらない肌荒れも起こる季節です。
どっちにしても、かゆいことには変わりはありません。
でも、汗をかけば、表面の毒は出せるのですから、夏の方がいいのではないかなと私は思いました。
脱ステロイド10ヶ月目の記録
脱ステロイドを始めてから、やがて10ヶ月になりました。
この時期は夏休みで子供は外泊の行事が続き、食べるものや半身浴環境が乱れました。
せっかく回復にむかっていたアトピーも見るも無残な姿に戻ってしまいました。
冷えとりでは悪いものも全体の5〜10パーセント入れるのも大切と教わりましたので、静観することにつとめた脱ステロイド10ヶ月目でした。
脱ステロイド11ヶ月目の記録
毎冬、咳喘息の発作に襲われていましたが、冷えとりを始めたからは咳喘息はなくなりました。
胸部のアトピーが落ち着いてきたら、背中にアトピーが広がりました。
背中は肺の毒がでるところで、皮膚の疾患は肺の毒出しです。
シルクの下着が真っ黒になりました。
脱ステロイド1年目の記録
子供のアトピーの脱ステロイドを始めて、ようやく1年経ちました。
始めたばかりの時は、リバウンドなのか、めんげんなのか、アトピーの症状が一層悪くなったようになり、かなり動揺いたしました。
脱ステロイドを始めて、1年経った今、まだ完治はしておりません。
ですが、私たち、脱ステロイドを取り組む親子の変化は確実にありました。
そして、アトピー回復までのある法則がわかってきました。
脱ステロイド1年のまとめ
最初の目安は3ヶ月、次は季節が一巡する1年。
最初は肌が驚くほど悪化しましたが、じゅくじゅくしたアトピーが乾き、ポロポロした乾燥したものに変わり、むけてくると下から綺麗な肌に変わりました。
アトピーの出た場所は胸部→肘や腕の外側、手の甲→背中や手の甲
悪化したときに、ばんのう酵母くんやつるぽかを使用。
甘いものはアトピーに悪いことが顕著にわかりました。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
脱ステロイドの続きは、子供のアトピー脱ステロイド<まとめ>2年目の憂鬱をご覧くださいませ。
ピンタレストで冷えとりとアトピーをまとめています。ぜひのぞいてみてくださいね。