こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冷えとりでも食べ過ぎは、体を冷やすのでNGです。
どんな人でも食べ過ぎていて、食べると臓器に負担がかかります。
断食は、働き過ぎの臓器を休ませるにもとてもいいことだし、食べ物のありがたみも改めて知ることもできます。
今日の記事は、私が実際にやってみた一週間の夕食断食のやり方と効果についてお伝えいたします。
好転反応についてもレポします!
夕食断食をやってみようと思ったきっかけ
冷えとり12年の頃、冷えとり7年目から朝食断食を始めました。
最初は、無理だと思いましたが、やってみると意外に苦しくなく実行できて、体調もいいので続けています。
『血流がすべて整う食べ方』(堀江昭佳著)を読んだ時に気になったことがありました。
やせているひとほど夕食断食に挑戦しなさい
私は162センチ45キロでやせすぎです。
小さい頃から食べないと太れないと言われ続けて、無理に食べてきましたが、いっこうに太りませんでした。
冷えとりと出会って、無理に食べなくてもいいと知り、ほっとしましたし、冷えがとれてくると適切な体重になると知り、楽しみにしてきましたが、やせたままです。
それで体調になにか不具合が生じるわけでもないのですが、気になることがありました。
朝食断食を始めたころから、大腸の具合が悪くなりました。
それまでは快便で、バナナのような無臭の便が出ることが多かったのです。
(しかしながら、この頃は快便ではありましたが、喘息発作がひどかったです。大腸と肺は関係がありますので、肺の毒が出ていて大腸からは毒だしがなかったのかもしれません。)
それが指の太さくらいの便になり、ものすごい悪臭を放つようになりました。
おならも猛烈にでました。
(同時に喘息発作は消えました。おそらく、肺の毒出しは大腸の毒だしへ移行したのだと思います。)
こちらの本には、
うんちが沈んでいれば健康も沈没する
と書かれています。
今、まさにその状態です。
この状態を改善したいので、無理のないように夕食断食を一週間試してみることにしました。
2021年11月現在、冷えとり歴16年目になりましたが、体調が悪いという時に自然に夕食断食ができるようになりました。
大腸の具合は今はどちらかといえば、便秘気味です。
少しづつ体重も増えてきています。(食べる量はかなり少なくなっています)。
一週間の夕食断食のやり方とレポ
一週間夕食断食をしてみたそのやり方とレポをお届けいたします。
夕食断食のやり方
やせている人は、うまく消化吸収ができない胃腸問題があるので、胃腸がうまく働くことができるようになれば、消化吸収できるようになるとのこと。
断食は胃腸のお掃除です。お腹がぐーっと鳴るときは胃腸のお掃除が始まっていますので、お腹がすいたので食べるではなかったのですね・・・
このぐーっという状態は食後8時間後に活発になり、ぐ〜っが90分ごとになんども起こるそうです。このときに胃腸に残っていたカスやごみが一気に捨てられます。
やせている人は食べる量も、他の人と同じでは多いかもしれないので、胃腸が働きすぎだったのかもしれません。
これを夕食断食をすることによって、弱った胃腸をリセットすれば、消化吸収がもとにもどり、健康なバナナうんちにもどるかもしれません。
ところが、体重が少ない人が夕食断食すると、一時的にさらにやせてしまったりする場合があるようです。
その場合は、一週間にこだわらず、3日でやめてみたり、夕食を食べない分、朝昼で補うこともするとのこと。
この点については、フレキシブルに対応しようと思いました。
断食中に気をつけることは2つです。
- 就寝時間8時間前から食べない。
(私の場合は、11時半に寝ますので、3時半以降は食べません。) - 昼食後にお茶や水を飲んでもいい。
*以下から、排便に関する用語もでてきますので、お食事中の方はご注意くださいね。
夕食断食レポ
夕食断食1日目
味噌汁ときゅりのおしんこ
全く食べないことは1日目からはできず、これだけにしました。
お腹の減りは気になりませんでした。
夕食断食2日目
この日の夕食はなし。
ずっと詰まっていた便の感じがなくなり、にゅるりと排便できました。
長年悩まされていた腸の中でプスプスとガスがわく感じもおさまりました。
おならもおさまりました。
いつも半身浴中に体が温まると、猛烈におならがでたのですが、出ませんでした。
いつも痛くならない左側の頭痛と肩こりを感じました。現在治療中の根の治療部分の歯茎が腫れて、歯磨きでつぶれて出血しました。
好断食を始めると好転反応があるというけれど、それでしょうか?
夕食断食3日目
この日の夕食もなし。
朝起きるなり、左頭の偏頭痛。
(断食を始めると好転反応があるというけれど、今日の症状もそれでしょうか?)
このところまったくなかった便意がありました。
ゆるい拭ききれない便が結構出て、水に沈みました。
夕食断食4日目
朝、今までで一番臭い便。便は沈みました。やはりまだ拭ききれません。
この日は昼に外食の予定で、チーズ天ぷら入りカレーソバを食べてしまいました。
午後は眠気でたまりませんでした。胃ももたれました。
夜は味噌汁ときゅうりのお新香のみ。
どうしても子供と2人きりの同じ食卓につくと、自分だけ食べないのもと思って、口にしてします。
おならは出ませんでした。
夜、歯磨きのときに持病の歯茎の腫れの部分をこすると、激しく出血しました。
夕食断食5日目
朝、おなかがきゅっとなって、排便。
ゆるめでしたが、ようやく拭ききれるようになりました。
まだ沈みます。
今日は右肩から右頭の偏頭痛がしました。(こちらには持病の歯茎の腫れがあります。)
夕食断食6日目
朝、排便があり、かなり固めの便でようやくすっきり拭ききれました。便はまだ沈みます。
この日は子供の卒業式&謝恩会があり、立食で結構食べてしまい、まったくお腹が減らなかったので余裕で断食できました。(子供も)
食べ過ぎたこの日は白ニキビのような歯茎の腫れ(持病)ができました。
夜に鏡を見るとなぜかなくなっていました。
(*歯茎の腫れにつきましては、「冷えとりとめんげん 1歯茎の治療への道 」シリーズをご覧くださいませ。)
追記2019年5月20日
歯茎の腫れは外科手術に追い込まれそうになりましたが、3日断食を決行した結果、なんと嘘のように腫れが引いてしまい、治ってしまいました。
詳しくは、
朝食断食は夜断食や3日断食に比べて簡単実行可能!効果も抜群
をご覧くださいませ。
夕食断食7日目
排便なし。おならも出ず。
昨晩何も食べていないのでとてもすっきりしています。
昨日の卒業式の疲れが残っていません。睡眠時間も5時間ですっきり。寝覚めにとても良い夢もみました。
本日も何も食べず。断食はこれで終了です。
夕食断食中の好転反応
断食中は好転反応が出るかもと思っていたのですが、気になった反応は、
- いつも痛くならない左側の頭痛と肩こり
- 治療中の根の治療部分の歯茎が腫れて、歯磨きでつぶれて出血
でした。
左側は新しい毒が出ていく場所だというのを冷えとり健康法の勉強会に出た時に教わりましたので、新しい毒が出て行ったのかなと思っています。
東洋医学では、瞑眩(めんげん)反応と言い、症状が良い方へ転ずる時に起こる一時的な身体の不調のことをいいます。慢性的に疲労していた筋肉がほぐれることで大量の老廃物が血液中に流れることが原因と考えられています。
出典:株式会社ヘッドクリック
夕食断食をしてからの効果
- 食事をとても大切にするようになった。
- 体がかるくなった
- 劇的に不調が改善された
1日に一度しかしっかり食べないので、何を食べるか真剣に考えられるようになりました。
食べ物のおいしさも心からわかるようになりました。
そして驚くほど体が軽やかになりました。
また夕食を開始すると、なくなっていた体の不調がもどってきました。
おそらく私にとっては、食べる量がまだまだ多いのだと思います。
しばらくは、いろいろな断食を試して、またレポートでお知らせいたしますね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
まったく何も食べない断食がくじけそうな人は夕食を食べない断食がベスト。
断食効果は便に効果が現れます。臭い便は無臭に、水に沈む便は浮くように。
断食後は食べ物の味が劇的に変わります。
断食中は冷えを取ることも大切です。
いろいろ断食を試してみた結果は、【断食まとめ】朝食断食・夕食断食・3日断食を試した効果をご覧くださいませ。
夕食断食についておすすめの本です。