冷えとりをすると、健康になる前にいろいろな毒出しやめんげんがあります。
その中でちょっといい出しにくかった「やせていくめんげん」。
なぜって、世間的にはやせていることはいいことだから、ぜいたくな悩みだと言われがちなので悩みを打ち明けづらかったのです。
ところが、実はやせていくことに悩んでいる人が多いことがわかりました。
みんなのやせていく毒出しについて解説していきます。
茜のやせていくめんげん
どちらかというとやせ気味の茜です。その茜にもベスト体重と考えている体重がありました。
冷えとりをする前は食べないとやせてしまうので、食べることをいつも気にかけて食べていました。
ところが冷えとりを始めてからというもの、どんどんやせていき、7キロも体重が落ちてしまいました。
どんどんやせていく、とっても心配...
冷えとりを始めたばかりの頃は、家族からあまり冷えとりを理解されなかったこともあり、食べないからやせるのだと指摘されて無理に食べるようにしていたのですが、いっこうに体重は増えません。
むしろ下痢する...
そんなときに、『医者知らず冷えとりで完全健康人生』進藤義晴著を読みました。
体重計ばかり気にしないで、健康な体重でいるため、あるいは健康になるためには、今、自分は何をしたらよいか、その基本となることを考えてほしいのです。
出典:『医者知らず冷えとりで完全健康人生』進藤義晴著
私がやせはじめたのは、冷えとり5年目くらいからでした。
冷えとり10年を越えた頃から、じょじょに体重は増え始めて、7キロ減から3キロ増に落ち着いています。
健康診断ではやせすぎと診断されますが、体重があったときのほうが体調も悪く、いつも貧血の検査でひっかかっていました。現在はやせぎみにもかかわらず、貧血ではありません。
自分にとってベスト体重と思い込んでいたときより、体重はかなり少ないのですが、元気であるのでそのほうがいいやと思えるようになりました。
同じく私も5キロ減りました。
私の場合は食べ過ぎでお腹も出ていたので、正常な体重に戻ったのだと感じています。すごく動きやすいし、不調を感じることも少なくなりました。
あまりやせていることを人前でいうと、贅沢な悩みなどと言われるので黙っていましたが、意外にもやせていく毒出しでお悩みのことが多いことを知りました。
今回は私の運営している冷えとりコミュ二ティで「やせていくめんげん」を経験した人がいたので、許可を得てご紹介していきたいと思います!
冷えとり歴半年のAさんの悩み
Aさんは冷えとり歴半年くらいにどんどん痩せていく、というめんげんが出てきたとのこと。
これまでに下痢を2回、あまり食欲がなくなって食べる量が減った、という、いろんなめんげんの要素が組み合わさった結果でもあるかなとも考えています。
さらにどんどん痩せていって、ちょっと不安になっています。激やせ、という感じで、自分で自分の身体じゃないみたいで、鏡を見るのが怖い感じです。
めんげんで、激やせした方、どのように乗り越えたか、そういう時何を食べていたか、個人差はあるのは承知しておりますが、どのくらいの期間でまた体重が増え始めて落ち着いたか、など経験をシェアして頂けないでしょうか?
コミュニティにこんなお悩みを投稿してくれました!
湿疹と重なってやせていく毒出しがあったBさん
Bさんは2年前から、湿疹のめんげんが出だして、今もまだ完全に治まってはいない状態です。
この湿疹が出だしてから年末くらいまでの間に、みるみる痩せていって、周りから絶対に他に悪い病気だと心配されるほどでした。
実際本当にガリガリになって、多分痒みで食欲もなくなり、夜も寝れてないのもあったと思いますが、体重の減少もめんげんなので、毒を出し切ったらまた戻るという励ましを進藤幸恵さんから頂きました。
あれから2年過ぎましたが、今では『もう少しあのままでも良かったのにー』と思うくらい見事に元の体重に戻ってしまいました。
私は少しマシになってきたら、食べ物の制限も無しにして、結構食生活も乱れてるので、下痢は今でもしょっちゅうです。
やせていくのが嫌だったCさん
Cさんはガリガリに痩せてしまって自分の身体を見るのが嫌だったそう。
温泉行くのが好きだったのに行けなくなりました。痩せるのが心配より、自分の身体を気持ちが悪くて見れない、見せれない、そちらの悩みの方がおおきいです。
私は年齢も年齢なのでしわしわで1番嫌なのは胸が垂れたれでシワシワです。これが1番嫌な悩みの一つです。
でもそれよりも身体、内臓が良くなることを望んでいます。そちらの気持ちのほうが大きいので身体のことは受け容れて行こうと思っています。
進藤義晴先生の本に「冷えとりをすると余計なコレステロールや脂肪が抜ける」という項目を読むといいですよ!
進藤先生の言葉も教えてくれました。
物事には大切なことと、そうでないことがあるわけです。大切なことはしっかり見て、そうでないようなことは捨てておけばよいのです。
出典:『医者知らず冷えとりで完全健康人生』進藤義晴著
やせていくめんげんはないけれど、安心しながら毒出ししているDさん
持病のため病院通いをしながら冷えとりをしているDさんは、やせていくというAさんと同じような経験がありませんが、自分と専門医の診断をうまく利用されています。
進藤義晴先生の次女の冷えとりアドバイザーの幸恵さんも「こすずめくらぶ」というサイトの中で、不安であれば病院に行ってみるのもいいかもしれませんと、述べています。
私は病院通いしていて、薬を内服中です。本当は薬を飲みたくないのですが、自分の判断と先生の診断をうまく掛け合わせて臨機応変にやっています。幸恵さんおすすめの「冷える成分だけ通り過ぎてください」と心で思いながら飲んでます。
冷えとり歴7年のEさん
Eさんは冷えとりを始めて7年くらいの頃にどんどんやせていくということを経験されています。
私も冷えとりを始めて7年程経ちますが痩せていきました。もうやせないでいいのにって思いますが、やせていく体が毒だしだと思いながら心配になりました。
元々細めですが、出産、育児で体重が増え、そのときはかなり疲れていました。それのきっかけに冷えとりを始めたのですが、体重が落ちてはいきますが、ある程度落ちていくと極端には落ちないかなと感じます。
正直、私は少し体重を増やしたくて、一か月前から筋トレを試しています。元々ヨガやフラをやっているのですが、筋力を上げるためにはやはり基礎代謝をあげるのが大事です。
重ねばきや半身浴、湯たんぽなど、体の温めて不要なものを外に出す力は強くなりますが、私が7年続けて感じたのは私たちの体の良い脂も一緒に持っていかれるのはしょうがないのではないかなと思いました。
私は肌の艶は出るものの、シワは増えました。やせましたが肌の垂れも気になります。
ですが、一番重要なのは冷えとりの前より心と体が元気になったということです。体のめんげんで今自分はどこが弱っていて毒だししているのかわかるようになり、体のサインを受け取れるようになったのは冷えとりのおかげです。
不安や心配な気持ちになるときは病院へ行って安心を買うのもいいと思います。あと、瞑想おすすめしますよ!
体はまだ体重を落として元気にしてあげようと働いているのかもしれません。ご自身の体の声を聞いてみてくださいね!
冷えとり歴半年のAさんの今後は?
冷えとりを始めるといろいろなことが一気に出てきて驚いてしまうことがあります。私もそのような経験がありました。そんなときに私は冷えとり勉強会に行って、冷えとりの先輩のお話を聞いて励まされてきました。
一人で冷えとりしていると、これでいいのかな?と考えることもあります。冷えとり歴半年のAさんもいろいろな変化に驚くこともあると思います。
私の運営しているコミュ二ティは冷えとりの体験のシェアができるので、安心の一助になります。
メンバーはみなさんとても温かい人ばかりです。お悩みを書き込みすると、冷えとりの先輩方の温かいコメントがすぐに投稿されます。
気になる方はこちらのご案内をご覧くださいね!月に一度オンライン上で勉強会も開催しています。