こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中からご訪問いただき、ありがとうございます。
冷えとりをしていると、暑さ寒さが気にならなくなってくると言われていますが、冷えとり8年生の私は、分厚いコートを着る人が多い中、パーカーや軽いジャケットを羽織って、通勤しています。
追記2021年4月現在、冷えとり歴14年になりました。
そんなに寒さを感じないのですね。
冷えとりしていなかった頃は、寒さにとても敏感で、私もすぐにコートを着込んだり、冬本番になると靴の中にカイロを忍ばせたりしたものでした。
今は、暑さも寒さも気になることなく、とても快適に過ごせます。
今日の記事は、環境に優しくて、自分に厳しい冷えとりの考え方について考えます。
冷えとりは厳しいもの?
こちらの書籍は、冷えとり提唱者の進藤先生の著書ですが、この一冊ですべてがわかると断言してもいいほど、冷えとりについて詳しく書かれています。
私は、この本を何度も何度も繰り返し読んでいます。
バイブルといってもいいくらいです。
(読み方としては、必要なところを目次で探して、熟読しております。もちろん、通読もしましたが、そのときは自分の身に差し迫っていなかったので、あまり頭に入ってきませんでした)
たまに、冷えとりをやっている友人から、進藤先生の本は厳しいことばかり書かれていて、ついていけないと言われることがあります。
え?
厳しいですか?
書いてあることはとても当たり前のこと。
厳しいと言われる方は、私も便乗して厳しいことを言いますが、自分本位の方が多いように思います。
今の不健康な体は、自分の間違った考えや生活習慣、強い欲などから起こっている現実です。
それが長い間かけて、蓄積され、症状として現れているのです。
それを、自分の都合で早く治して!というのは、どうなんでしょう。
そして、健康番組を見て、あれがいいと知れば試して見て効かない、あるいはよけい悪くなったと言ったり・・・
どうして、長い間かけて悪くなったものを、治すときだけ即効性を求めるのでしょう?
それって、ムシが良すぎやしませんか?
冷えとりが厳しいというのは、そういうのは間違っていると指摘されてしまうからなのです。(そして、その考えや生活習慣をなおすことが大切だと指摘されるからなのです)
たとえば、冷えとりでは甘いものは体を冷やすからよくないとされています。
ある方が相談に来られて、進藤先生から生活習慣として甘いものをやめるようにと指導され、それでも治らないからとまた相談にきます。
よくよく、先生がその人に聞いて見たところ、
「先生が甘いものがいけないと言われたので、シュガーカットにしました」
出典:進藤義晴「新版万病を治す冷えとり健康法」
と、お答えになられた相談者のお話も書かれています。
これでは治らないはずです。
だって、シュガーカットも甘いものには違いありませんからね。
そこまでしても、甘いものと離れられず、甘いものをやめないのであれば、病気をあきらめるしかないのでしょう。
甘いものも食べて、病気も苦しくなく、なおす、というのは、なんという自分本位の考えなのかということになりますね。
冷えとりはなぜ優しいのか?
人は、たくさんの欲を持つ生きものです。
足りているのに、おいしいものをもっとたくさん食べたいと思ったり、実力もないのに権力を欲しがったり・・・・
自分の思う通りにならないと、カーッとして、頭に血がのぼりませんか?
頭に血がのぼること=冷えのぼせなのです。
(頭に血がのぼると、足先には血液が届かなくなります。)
足元が温かければ、いつでも穏やかな気持ちでいられます。(温泉などに入っていて、身体がぽかぽかと温かいときに、あまりキィーっという気持ちにはなりませんよね?)
物事は、自分の思うとおりに、すべてはならないとわかりますし、それを知っていれば穏やかでいられます。
冷えとりは、一人一人の人が欲を捨てて、互いに助け合い、活かし合うことの重要性を説いています。(そういうところは、仏教の考え方に似ているのかもしれませんね)
たとえば、食べ過ぎをやめる。
そうすると、その欲のために食べたかった分が、食べられなくて飢えている人たちに届くかもしれません。
一人がやめても、変わらないよ、と思うかもしれませんが、これがどんどん増えていけば本当にそうなるでしょう。
現代の先進国は、飢えているところの分の食料も奪っているのです。
そうして、必要以上に食べ物を得た結果、環境汚染につながり、やがてはそれが災害につながってきているのです。
人間以外のいきものは、環境汚染などしていませんよね?
(動物は、百獣の王であるライオンだって、お腹がいっぱいのときは、目の前に草食動物がいても、狩りはしないのです。ご存知でしたか?)
自分の欲だけで他人の幸せを考えず、自分さえよければという自分本位の考え方をしていると、どんどん自然は破壊され、自然災害に発展していくのでしょう。
心が冷えていると、どうしても利己的になります。
そして、心の冷たい人は心臓が悪いのです。
心がどんどん冷たくなれば、心臓が悪くなります。
そして、心臓を失うと、人は死にます。
ですから、まず身体を温める。(心を冷やさないために)
できることからする。
たとえば、環境に優しい洗剤を使うなどできることから始めていきましょう。
こういうわけで、冷えとりは環境に優しいのです。
冷えとりのめんげんと心細さ
冷えとりは厳しいけれど、本当はとても優しいということがわかりましたね。
誰でも、体に毒はためています。
冷えとりをすることで、ようやく毒を出せるようになり、それがめんげん(好転反応)として現れているのです。
そう考えれば、不安に思うことはないはずなのですが・・・
人は知らないことに不安を感じる生き物です。
知らないことは自分で調べるしかありません。
現代社会はIT社会なのですから、いちいち本屋や図書館で調べなくても、ネットである程度のことはわかります。
それでも納得がいかなければ、冷えとりのお店で開催している勉強会に参加してみることもいいと思います。
不安な気持ちを一人でかかえず、共有するとだいぶ楽になりますから・・・
そして、そこで得た知識を自分の状態に踏まえて、どうするべきか自分の頭で考える。
- テレビが言っていたから。(テレビはスポンサーの意向が取り入れられているのであまり信用してはいけません)
- ネットで読んだから(ひとつの情報だけを鵜呑みにするのはやめましょう)
このような考えは他人のせいにしていますから、よくありません。
冷えとりは自分の頭で考え、実行して行くものなのです。
なぜならば、一人一人生きてきた環境も違えば、食習慣、性格も違いますから、どれが自分に適しているかを自分で探る必要があるのです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
- 冷えとりでは、環境に優しいということで、オレンジエックスという洗剤を奨励しています。
私も試してみましたが、けっこう万能でなんでも使えます。
台所、お風呂、洗濯などに希釈して使用できますし、環境に優しい製品です。
冷えとりのことをもっと深く知るためにはぜひこの3冊をご覧くださいませ。
めんげん(好転反応)に悩んだ時はぜひこちらの本もご覧くださいね。