こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
土用は季節の変わり目です。
季節の変わり目に体調を崩す方が多いのは、土用に消化器の毒出しがあるからです。
冷えとり家族の土用の毒出しの前半には、
- 夫は、吐き気で早朝目がさめる
- 子供は、喉が痛くなる
2人とも、土用にきちんと消化器の毒が出ていたようです。
この記事は、季節の変わり目(土用)に体調を崩される方に向けて、書いたものです。
土用の毒出しには、一体どんなことが起きるのかをご参考にいただければ幸いです。
冷えとりの土用7日目から11日目まで
*この記事は、夫(冷えとり歴6年)、子供(冷えとり歴7年)の頃の毒出しの状況について書いたものです。
さて、夫の吐き気は土用の入りの頃よりは、少しはましになりました。
とは言っても、明け方に吐き気で目がさめるということは変わりありません。
夕食前にも吐き気が起こるようになりました。(これが2週間続きます)
吐き気がするのに、お腹は猛烈にすく。
食べていないのに、普通便が出る。
夫にとって、謎なことばかり起こります。
気持ちが悪いのにお腹がすくので、食べれる物を何か食べると、また気持ち悪くなります。
だんだん食べなくなってきて、食べれるものは、りんごだけになりました。
それでも、顔のツヤはピカピカに良かったので、本当に毒出しだったのだと思います。
顔色が真っ白だったり、青かったりすると何か別の要因があるので、病院には行ったほうがいいと私は判断しています。
むかむかするときにおすすめな食品
緑茶
食べれない、気持ち悪いと、よく言っていたので、私は夫に緑茶を勧めました。
緑茶は進藤先生もいいと書かれていますね。
緑茶自体は体を冷やす成分があるので、お茶を飲むなら発酵茶(紅茶)や半発酵茶(ウーロン茶)が良いとも言われますが、進藤先生も、他の著名な先生方も、緑茶は良いと言われています。
それは、日本人の遺伝子の中に、ずっと緑茶を飲んできたという歴史があるので、緑茶が冷える性質を持っていても順応できるということだそうです。
その冷える性質以上に、緑茶には毒を出す良い作用も含まれています。
ニュースでも、流行性胃腸炎にはカテキンが効くと報道されたこともありますし、コマーシャルでもカテキンは大体的に宣伝されていますよね?(でも、ペットボトルのお茶には、保存剤や安定剤などが入っていますから、できればご自宅で入れる緑茶がいいと思います)
それを知ってから、私も朝は緑茶を飲むようにしています。
朝はコーヒーだった夫も緑茶を飲むようになってから、すっきりしたと言っていました。
梅干し
また、胃が悪い時は梅干しを食べるとすっきりします。
梅干しは胃酸を抑える作用があるのです。
こうして夫は日本の昔ながらの知恵を使って、緑茶と梅干しとりんごで、この週を乗り切っていました。
同じ時期に、子供は喉が痛いと耳鼻科で処方されたに抗生物質を飲み始め、26日(月)から3日後には、飲むのをやめました。
27日(火)には、まだ喉が痛いと言っていましたが、29日(木)以降には、薬をやめてから何も言わなくなったので、痛くなくなったのだと思います。
喉の痛みと鼻水が並行してひどかったのですが、それも薬のおかげで収まりました。
(本当は出したほうがいいんですけれどね〜)
抗生物質を飲んでいる時は、大腸の善玉菌も殺してしまうので、そういうときは、乳酸菌(アルベックス、R1ヨーグルトドリンク)を一緒に飲ませるようにしています。(せめて、大腸の善玉菌が死なないで〜!!という思いです)
この間、子供は大好きなお菓子も止めずに、毎日ゼリーも食べていました。
喉が痛いと言っていましたが、普通にバレエには通うことができました。
おそらく、バレエ終了後にはいつものようにお菓子をお友達と食べていたと思います。
土用11日目の変
この日は私は外出しておりました。
夕方、夫から電話がありました。
何か食材を買ってこいということなのかと思いましたら、ビタミンAを買ってきてと言われました。
?????
どういうことなのでしょう?
以下はその時の会話です。検証してみましょう。
茜「どうして、ビタミンAが必要なの?」
宏「口内炎ができているんだよ。ほおの内側に。」(夫は体調を崩すと、口中にヘルぺスができます)
茜「だったら、ビタミンCじゃないの?」
宏「それが痛くないんだよ。食べると気持ち悪いから、梅干し食べたりしていたけれど、ちっとも痛くないし・・・。普通は梅干しなんか食べたら、飛び上がるほど痛いと思うんだけど・・・。ただ、ただれがだんだん広がってきているのに、痛くないのはありえないと思って!」
茜「吐き気があるということは、胃が悪いんだから、口内炎もできるでしょ」
宏「だから、心配になって、症状をネットで検索したんだよね〜。そしたら、白板症(はくばんしょう)や扁平苔癬(へんぺいたいせん)に、とても似ているからさ」
(白板症状は、頰の内側や舌の一部の粘膜が白くただれる症状のことで、前癌症状と、言われています。口腔扁平苔癬とは皮膚と口腔粘膜における慢性の角化異常を伴う病変の1つで、見た目がとても似ていると、夫は主張します)
茜「それで、そこにビタミンAがいいと書かれていたの?」
宏「そう。ビタミン剤は薬じゃないからさ、いくら飲んでも大丈夫じゃん!」
茜「だからさ〜。いつも言っているけれど、ビタミン剤も薬なの! 痛くなければいいじゃない、そのままほっとけば・・・。」
宏「がんだったらどうするの?」
茜「がんじゃないから大丈夫。 そんなに心配なら、月曜日に医者に行って、診断してもらって処方された薬を飲めばいいじゃないの。素人判断でサプリを飲むより、その方がずっといいでしょ。ビタミンAを買っても、違う診断だったら、無駄じゃないの!」(がんだったら、サプリでは治らないでしょう...)
宏「とりあえず、今、心配だから、ビタミン剤買ってきて!」
夫はこう言いだしたら、聞きません。
とりあえず、電話を切って、ビタミンAを買うために近くのコンビニに寄りましたが、ちょうど改装前の棚卸しで、全く商品がありませんでした。(こういう状態だったので、買えませんでした。買いたくても買えない、このような状態になる時は、たいてい大丈夫なことが多いのが、自分の経験からわかります。こういうとき、神様が必要ないと言っているのね、と私は思うことにしています。)
このビタミンAは無駄になることが予想されていたので、よかった〜と思いながら、帰宅後に夫に、
「なかったよ〜」というと、じゃあいいよというくらいでしたから、大したことはなかったのでしょう。
さて、この日の子供はどうだったでしょう。
土曜日は子供は多忙な1日を過ごします。
午前中に塾、午後に塾とバレエに行きますので、ほとんど外出しっ放しです。
塾に行く前に、なかなかトイレから出てこないので、体調不良なのか聞いてみると、
「ウンチが止めどもなく出てくる」と言っていました。
「それは下痢なのか」と尋ねると、見ていないからわからないと言います。(なんで、自分のウンチを確認しないのでしょう???)
塾に行く前に3回ほどトイレに行って、昼を食べた後も、頻繁にトイレに行って、塾が終わってもトイレに行っていました。(すべて、排便をしたとのことです。)
この週の月曜日にクラリスという抗生物質を飲んでいましたから、大腸の善玉菌が死滅して、下痢をしやすくなっているのかもしれないなと私は思っていました。
下痢は、身体の奥の毒を出してくれますから、そういうことなのだろうと私は思っていました。
パパと娘の毒だし競争は今のところ、五分五分な感じです。
そして、2週間近くも体調不良だった夫は、気分転換がしたいと言い出しました。
それに娘も賛同。
もともと遊ぶのが大好きな人たちです。
たまたま、いただいた水族館と遊園地の招待状がありましたので、翌日の日曜日に出かけることにいたしました。
しかし、これが、大変な悲劇を招くことになったのです!
続きは、【冷えとりとめんげん】土用の毒出しパパと娘の毒だし競争4〜下痢と吐き気をご覧くださいませ。
こちらの記事もご参考に!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
身体の調子がおかしいときによくネットで検索することがあるかと思います。
私は、これはやらないことにしています。
自分の経験上、そうやって、病院に行ったときはそうでないことが多いということが、わかったからです。
本当に何かおかしいときは、検索も何もせずに病院にすぐに行きます。(虫の知らせという直感のようなものが働くのです。)
体調不良の時は食べない。身体を温める。この二つに尽きると思います。
そして、不安に思わない。体調不良になるということは、身体に排毒能力があるということです。
胃がムカムカするときは、胃薬をやめて、梅干しと緑茶をいただきましょう。
梅干しは3年もので自然につけてあるものがおすすめです。
緑茶は、八女茶がほんのりと甘みがあっておいしいですよ。