冷え症や怪我に悩まされている方に朗報です!冷えとり健康法を取り入れることで、ねんざや肉離れなどの足の怪我を減らすことができます。
この記事では、冷えとり健康法の基本原理から具体的な実践方法、そして実際に冷えとり家族が冷えとりを実践しなかったせいでねんざや肉離れを起こし、回復するまでの体験談まで、冷えとり健康法の魅力を徹底解説します。
最後までお読みいただき、冷えとり健康法で足の怪我を未然に防ぎ、健康な毎日を手に入れましょう。
冷えとり健康法とは?その効果とメリット
冷えとり健康法は、耳鼻科医師だった進藤義晴先生が提唱した健康法で、身体の冷えを改善することで全身の健康を促進する自然治癒力を引き出す方法です。血行を良くし、自律神経や免疫力を向上させることで、さまざまな症状を改善・予防することができます。
冷えとり健康法は、冷え症対策としてだけでなく健康維持にも効果的です。病気になるのは、体にうまく血液が巡らなくなることが原因です。冷えとり健康法によれば、頭の先と足先手先では温度差が5度くらい違うとのこと。手先足先を温めることで、さまざまな症状を緩和することが期待できます。
そのため、冷えとり健康法では24時間お風呂に入ってる状態を作り出すために靴下の重ねばきを奨励しています。血液は温かいところに流れていくので、頭の先と気温差が5度くらいある足先の血流をよくするためです。
【関連記事】平凡こそが基本の冷えとり!無料サーモグラフィーで冷え性チェックできる場所
ねんざ・肉離れなど足の怪我の原因
実は食べすぎると怪我をしやすくなるというのをご存知ですか?
進藤義晴先生の著書『冷えは万病の元 万病を治す「冷えとり」生活療法』によれば、納得です。
消化器が悪い時にこれ以上食べられるとなお悪くなるので、消化器はなるべく食べないように、口内炎をつくったり、歯を痛くしたり、歯肉を腫らしたり、歯周病にしたりして、なんとか「食べないで!」とシグナルを送っているのですから、そういうときは食べなければいいのです。
引用:『冷えは万病の元 万病を治す「冷えとり」生活療法』
つまり、足を怪我するのも食べ過ぎのひとつの原因ということになります。足を怪我したら食べ物をとりにいけなくなりますよね?
また食べすぎることで消化のために胃に血液が集まって、手先足先に巡りにくくなります。そうすると、冷えによって筋肉や関節が硬くなり、怪我しやすくなります。
冷えとりが足の足の怪我の実例
食べすぎていたことで実際に私の家族は足の怪我をしてしまいました。私の家族は冷えとり健康法を実践していますが、まだ食べ過ぎの欲に負けることがあり、その結果、怪我をしてしまったのです。その実例をご紹介します。
冷えとり歴16年の高校生の娘のねんざ
子供の頃からアトピーや喘息に悩まされて、冷えとり健康法にたどりつきました。(おかげでアトピーや喘息は寛解しました)。
娘は中学生までは制服でも指定ハイソックスの下に絹の5本指の靴下をかさねばきして投稿していましたが、高校生になり、スカートを短くしてみたり、靴下をハイソックス一枚にするようになりました。
おまけに、お菓子の買い食いもしたり、受験でストレスがたまるのか、家にいるときは食後に甘いものを欠かせなくなりました。
せっかく寛解したアトピーもまた出始めてしまいましたが、本人は食べることをやめたくないというので好きにさせていました。(本当は中止させたかったです...)
このような生活が3ヶ月続いたときに球技大会があり、ゴール前に立っていたら、突進してきた人に突き飛ばされてねんざしてしまいました。
これは、内臓が食べ過ぎないで警告を出すやつ?
そして、病院に行くと靭帯が断裂する、いわゆる捻挫と診断され、足をひきづる生活に。
反省して、怪我の後に半身浴の時間を40分にしたり、靴下の重ねばきを復活させたところ、1週間でもとのように歩けるようになりました。
もちろん、食後の甘いものはスパッとやめました。すると顔に出始めていたアトピーもスッとひいてしましました。
冷えとり歴14年の夫の肉離れ
夫はもともと食べるのが大好きでなかなか食欲を抑えることができませんでした。しかしながら、冷えとり健康法を夫のペースで続けることで、あんなに悩まされた頭痛が減ったり、花粉症なくなったり、尿酸値が下がるという奇跡を体験したことで冷えとりを今では実践できるようになりました。
病気がなくなると油断するのが人間の常。せっかく食べ過ぎを控えていた夫ですが、毎日のアルコールと甘いものを復活させてしまいました。
すると...
スポーツクラブでいつものようにマラソンマシンで走っていたら、足の違和感を感じ、家に帰ってきた時になにかがぷつんと切れる音がして、痛みが襲ってきて歩けなくなりました。
慌てて病院に駆け込むと、肉離れと診断!
おかしな考えですが、夫はたくさん食べたいのでスポーツするという信念の持ち主です。これは冷えとり健康法的にはよくない考えです。
冷えの点から見ても、運動することは確かによいことです。運動すると足をよく使うので、頭に昇っている血が足元にいく、足元が温かくなるということで、冷えがとれやすくなるのです。それと、汗と一緒に病毒が排出されるのでよいのです。
ただ、「冷えをとるため」とか「やせるため」「運動不足解消のため」という目的のためだけに運動するのは、効果が少ないのです。
引用:『新版 万病を治す冷えとり健康法」
夫も自分の内臓から警告を受けて、肉離れになり、歩くのに不自由を感じるようになりました。すぐに毎日のアルコールと甘いものはやめました。
やめるのは難しいから週末だけにする!
そのかいもあって、痛みも引きすぐに普通に歩けるようになりました。
娘との違いは、娘は徹底的に温めに徹しましたが、夫は患部を冷やすほうに重点を置きました。世間的にはねんざなどの怪我は冷やしますが、私は冷えとり健康をしているのであれば温めるほうがいいと思っています。夫は一般常識を大切にしたい人なので冷やしていました。
以前、病気の夫に健康になってもらいたいと思って、良かれと思ってした忠告で家族不和を招いたこともあり、いまでは上手に家族のそれぞれのペースで冷えとりを行うことができるようになったのも、私の心の冷えがとれてきたからだと言えます。
あまりに家族の諍いがひどすぎてこのブログで発信していたら、書籍化しました。ご興味ある方はぜひご覧ください。
まとめ:冷えとり健康法で足の怪我防ぎ、健康な毎日を手に入れよう
冷えとり健康法を継続的に取り組むことで、足の怪我を未然に防ぎ、健康な毎日を手に入れることができます。
自分に合った冷えとり健康法との付き合い方を見つけ、習慣化することが大切です。継続的な取り組みを通じて、冷えを改善し、足の怪我の予防や回復を実現しましょう。
冷えとり健康法は、簡単に取り入れられる方法が多く、日常生活の中で実践しやすいのが魅力です。食事や入浴、衣類選びなど、様々な面で冷え対策を行い、足の怪我を根本から解決しましょう。