こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(Pinterest@hietorimama/)です。
冷えとり健康法は、耳鼻科医師だった進藤義晴先生が、東洋医学と西洋医学を併せた治療で効果が上がることに気がつきます。
そこで東洋医学に着目してみると、東洋医学の中では、病気の原因とされている六淫六邪があり、その中の「寒邪」が認められました。
先生は、ご自分自身で下半身だけ温める半身浴を試してみたら、風邪が治ったり、「寒い」と「冷たい」の違いもわかるようになったそうです。
この冷えを取り除くことこそが、根本的治療と述べられています。
このことは、進藤義晴先生の書籍にすべて書かれていることです。
詳しくは、
【冷えとり書籍】超絶おすすめ!これ一冊で解決!冷えとりのバイブル『新版万病を治す冷えとり健康法』進藤義晴著
をご覧くださいませ。
今日の記事は、その中で五臓六腑の関係を冷えとり家族の症状に併せて考えてみたいと思います。
五臓六腑の親子関係
病気になった時に考えるのは、その場所の症状ですが、実は体はつながっています。
会社の組織と同じく、どこかの部署が倒れたら、他の部署も倒れたり、あるいはそこを立て直すために他部署がその部署を助けたりしますよね...。
それと同じように臓器も、ある場所が悪くなったら、他の臓器がその悪さの元になっている毒を引き受けてくれるのです。
それが親子関係。
親は子供の面倒を見るものです。
親にあたる臓器が子供の毒を肩代わりしてくれます。
だから、その部分だけを治せばいいというわけではないのです。
どこを治せばいいのかというのは、顔色を見るとわかることがあります。
色と臓器が関係があるからです。
詳しくは、
をご覧くださいませ。
五臓六腑の敵対関係
五臓六腑は親子関係だけではなく、敵対関係もあります。
臓器がなくなると死につながることになりますから、自分のところで対応できない症状を敵対しているところに押し付けようとするのが、この敵対関係です。
たとえば肝臓が悪くなってくると、食欲が出てくるのは、この敵対関係のためです。
食欲が出るのは肝臓の毒に攻めてこられるので、食べてしまうというわけです。(胃は食べ物を消化する場所です)
さらに肝臓が悪くなると、肝臓を攻める肺の毒も出てくるので、肝臓の疾患に加えて、咳が出るという肺の疾患、消化不良で胃もたれという消化器の疾患などもでてくるというわけです。
こんなふうに、臓器は互いに影響しあっているので、一つの場所を治せばいいというわけではないというのもよくわかりますよね。
このことを踏まえて、冷えとり家族の五臓六腑の関係を例に見ていきましょう。
五臓六腑の関係:冷えとり歴15年目の風茜
私は、もともと肺が弱く、咳が出る風邪を引くことが多かったです。
その理由は、この五臓六腑の相関図を見るとよくわかります。
生理痛がひどかったのも、腎臓と生殖器がつながっていることを思えば納得です。
五臓六腑の関係:冷えとり歴14年目の風音
幼児の頃は驚くような食欲で周りの人を驚かせたことも。
皮膚は肺と関係のある毒出しの場所なので納得です。
それにとても怖がりだったので、腎臓の毒もでていたのだとわかります。
五臓六腑の関係:冷えとり歴13年目の風宏
もともと夫は肝臓と腎臓が悪く、健康診断でも数値は悪く出ていました。
とくに尿酸値の薬は一生飲み続けなければならないと言われていたのにもかかわらず、ビールをやめられなかったら、尿路結石ができました。(心臓の毒は結石として出るのです)
夫の場合は、五臓六腑の相関図をぐるぐると症状が移動して、今に至っています。
こんなふうに五臓六腑の相関図を知って自分の体を考えると、いろいろな要因がわかり、解決の近道になるかもしれませんね!
冷えとりは楽しく!
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(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
体の不調はその部分だけではないので、全体的に考えてみることが大切
一つの症状が改善されると、次々に体調が改善されることがある
臓器は一つでも失うと死んでしまうので、うまい具合に肩代わりさせている
臓器の中で、会社でいう社長を表しているのが心臓。
冷えとりは学べば学ぶほど面白いし、自分の体の声を聞いて、自分で考えることができるようになります。
冷えとりをもっと知りたい方はぜひ、こちらもご覧くださいね。
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