こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
進藤先生はたくさんの冷えとりの書籍を出されていますが、比較的最近出版された本をご紹介したいと思います。
『妊娠・出産&子育てお母さんのための冷えとり術』は、これから妊娠する人も、子育て中の方も、あらゆる年代の女性にも、とても参考になる良い本です。
この本は、『万病を治す「冷えとり」生活療法』の一部に書かれている冷えとり子育て法に特化したお母さんのための冷えとり術だけではなく、女性の体と冷えとりについても、とても参考になるものです。
おすすめ本ポイント1:冷えとりを簡単におさらいできる
『妊娠・出産&子育てお母さんのための冷えとり術』のよいところは、最初に冷えとりのおさらいができるページがあることです。
頭寒足熱、半身浴、靴下の重ね履き、足湯などの冷えとりの基本をもう一度ここで確認できるということが、私には良かったです。
おすすめ本ポイント2:子供が欲しい不妊に悩む女性にも希望が見出せる
私が一番『妊娠・出産&子育てお母さんのための冷えとり術』をおすすめしたいのは、不妊に悩む女性です。
自分自身も不妊に悩み、子供を授かったのは30代後半でした。あの時、冷えとりを知っていればとつくづく思います。
冷えをとっていくにつれて、私が長年悩んだ激痛生理痛もなくなりました。
残念ながら、私はもうアラフィフになってしまったので、もう妊娠はすることはありませんが、これから妊娠を望む方や生理痛や子宮の病気に悩む方には、とても参考になることがたくさん書かれています。
是非読んでもらいたい本です。
おすすめ本ポイント3:冷えとり的子育ての考え方がわかる
以前、冷えとりをしている子供は穏やかで育てやすいという記述を読んだことがあります。
うちの子供は5歳の頃から冷えとりを始めましたが、その前は、少しのことにキーキー言いましたし、喘息やアトピーもひどかったものです。
ところが、冷えとりを始めるにつれて、自分が自分がという自己主張の激しい性格から穏やかで争い事を好まない性格に変わっていきました。
『妊娠・出産&子育てお母さんのための冷えとり術』が出版される前は、私が子育てをするにあたり、進藤先生の書籍で子育てに関する記述の章を参考にしていました。
そういう意味では子育てに特化したこの本はとても役に立つのです。
そして、うちの子供が脱ステロイドをしていたときに症状が悪化し、私が苦しくて悩んだ時に、冷えとりショップの繭結さんに相談した折には、
「お母さんと子供はつながっているから、
お母さんが悲しそうにしていると
子供の症状が良くならないから、
どんなときでも大丈夫だよと安心させてあげてください」
と教えてもらいました。そしてその通りにしたら本当にどんどんよくなっていったのです。こんなふうに子供とお母さんの不思議なつながりを知ったのも冷えとりでした。
その他に、冷えとりでは、一般常識から考えると、え?と思うこともたくさんありました。
食べ過ぎると体を冷やすから良くないと冷えとりで知りましたが、
どうしても、
「成長期にたくさん食べさせないと背が伸びない」
と思い込んでいました。
ところが、医学的な根拠がきちんと本の中に書かれていて、安心して食べさせ過ぎないようにした結果、今では牛乳もそんなに飲ませないのに大きく成長しています。
こんなふうに冷えとりではこう書かれているけれど、それはどうなのかなと思うことも論理的に解説されていて腑に落ちました。
そんな夫も時間をかけて、今では冷えとりを理解するように変わりました。
おすすめ本ポイント4:子供の病気の謎が冷えとりからわかる
一番のおすすめは赤ちゃんの頃にたくさんする子供の病気についての考えかたでした。
子供の時は病気をたくさんして、免疫力をつけていきます。現代では少しでも熱が上がると解熱剤を飲ませてしまったり、薬で解決することも多いものです。
うちの子供は生後8ヶ月でアトピーと診断され、私は絶望しました。
ところが、冷えとりお話会で冷えとりで実際にアトピーが良くなった例を写真で見せてもらいました。
アトピーの子供には喘息や卵アレルギー、鼻炎に鼻血が多いというのも冷えとりで知りました。このような症状は毒出しで毒出ししているからこそ、もっと大きな病気にならないのだということを知ったのも冷えとりでした。
やがて私たち親子は冷えとりでアトピーを寛解することを試したのですが、詳しくは、冷えとり子供のアトピー49脱ステロイドへの道㊼3年11ヶ月アトピー寛解をご覧くださいませ。
この本があったからこそ、大きく構えて取り組むことができたと思っています。
まとめ
妊娠・出産&子育てお母さんのための冷えとり術
著者:進藤義晴・進藤幸恵
出版社:PHP
版型:15cm×10.8cm×1cm
ページ数:187ページ
教科書と言われている「新版万病を治す冷えとり健康法」は今から30年前に出版された本でベストセラーです。
しかしながら、その本が出版された30年前と現代とは、環境も随分変わりました。そういう意味では2016年に出版された「妊娠・出産&子育てお母さんのための冷えとり術」は現代に近い冷えとりの方法を教えてくれる良書と言えそうです。
30年前と現代の冷えとりについてお話を聞いた記事については、冷えとりお話会@繭結「鶴田先生のお話会」現在と30年前の冷えとり
をご覧くださいませ。
いつも自分の頭で考えて行動する大切さを冷えとりは教えてくれています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
他にも冷えとりの本はこちらの記事をご覧くださいませ。