こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。
1月17日から始まった土用の毒だしですが、皆様もこの期間には体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?
(*前回までのお話は、「冷えとり 2017春前の土用の毒だし①」をご覧くださいませ。)
体調が悪いなあと思って、カレンダーを見ると、土用の毒だし期間に入っていることが多いです。
私の場合、なんだか、知らず知らずのうちに食べ過ぎていて、胃が痛かったり、下痢をするなど、なんだかおかしいなと思うと、必ず土用の毒だし期間に入っていたということがほとんどでした。
吐いたり、下痢をするのは、冷えとりでは良いことです。
汗吐下といって、汗は体の表面の毒を出し、吐は体の奥まで届いていない毒を吐いて出し、下(下痢のことです)は、体の奥にあった毒を出してしまおうとする作用です。
また、喉が歯が痛かったり、耳垂れをしたり、目やにが出たり、怪我をするのも内臓がこれ以上食べさせないようにするために出している症状なのです。
喉や歯が痛いと食べ物を食べられませんよね?
目がよく見えない、手や足に怪我をすると食べ物を取りに行けませんよね?
信じられないかもしれませんが、私も最初はそうは言ってもまさかね?と思っていました。
最近では、意外とミラクルな経験を経て、本当かもしれないと思うようになってきました。
皆様はいかがでしょうか?
体調不良の場合はどうぞ食べ過ぎを見直してくださいね。
それでは、土用後半の風家の様子をみていきましょう。
1月23日(7日目)から2月3日(19日目)までの土用の毒だし
土用の毒出し1月23日(7日目)
夫
インフルエンザの咳が残る。1月から仕事内容に移動があり、ストレスが溜まり、あんなに懲り、そして咳が残っているのに、またお酒を舐めるだけだから、と言って飲む。
子供
アトピーの症状変わらず。
私
特に大腸の状態も変わらず。
土用の毒出し1月24日(8日目)
夫
そういえば、口腔内に扁平苔癬ができていて、大学病院で検診の日だったので診てもらったところ、治っていると言われたとのこと。
その時に、顎関節症の感じがして、みてもらったら、それも問題ないと言われたとのことで、本人は納得がいかず。
1週間食べなければ治るよとアドバイスすると、それは無理と笑う。←冷ややかな笑いは心臓が悪い人がする。夫の場合は、尿路結石などの症状があるので、やはり心臓が悪いと思われる。
顎は、食べ過ぎると外れることがある(内臓が食べさせないようにするために)と冷えとりの本に書いてあったけれど、やっぱりそうなのかなと実感する。
子供
夜の塾弁にまい泉のとんかつサンドが食べたいというので、持たせたら、異常に喉が渇き、ジュースを飲みたがる。しかし、夜なのでカフェインレスの紅茶を飲ませた。
私
心の毒だし(体の毒の5000倍)が起こる。
仕事先でものすごいパワハラに出会い、本当に怒りでいっぱいになったが、冷静に然るべき機関に対処してもらった。
土用の毒出し1月25日(9日目)
夫
チョコラスクを我慢できずに食べて、だるくなる。(その後、こたつで眠ってしまう)。サイト作りがどうやっても、うまくいかず、いらいらする。
子供
どうしても甘いものを食べたいというので、いちごワッフルを食べる。この日はケーキとジュースを飲みたがったが、ジュースは断念し、紅茶にする。(少しでも甘いものを減らそうとする私の親心から、甘いものを食べる時にはなるべくジュースを一緒に摂らせないように心がけている)
夜にはアトピーが悪化。
私
急に生理になる。
この生理とともに、仕事先の嫌なことが良い方向へ。
体の中の毒を出すと運が好転するというのは本当だなと実感する。
土用の毒出し1月26日(10日目)
夫
昨日のサイト作りがうまくいかなかったのが、諦めたら急にうまくいくようになる。
(執着をやめるとうまくいくのは本当ですね)
子供
甘いものや肉を立て続けに食べたために胸部にアトピーがたくさんできたので、食事を控えめにする。
私
仕事先での嫌なことが、さらに良い展開へ。
土用の毒出し1月27日(11日目)
子供
バレエの時間に間に合わず、休むかどうか悩むうちに悪化した胸部のアトピーをかきまくり、血まみれになる。
(*詳細は、「冷えとり 子供のアトピー 脱ステロイドへの道 」シリーズをご覧くださいませ。バレエの先生は理不尽で怖いのです。)
私
シルクの先丸靴下のかかとが破れまくる。破れたのは、5足目、7足目に履いていたシルクの靴下で、かかと部分が破れた。
シルクは毒を吸うと破けます。
かかと部分は腎臓の毒が出るところです。
腎臓が悪い人は怖がりですが、仕事先の嫌なことで私はとても恐怖を感じていたのだなと改めて思いました。
土用の毒出し1月28日(12日目)
夫
飲み会。たくさん飲み、足が痒くなる。たくさん飲んだけれど、気持ち悪くはならなかったということ。
子供
この日を最後にバレエをやめる。
アトピーの悪化はバレエに関係しているような気がして、少し(1年間)休んでみることに決めました。
子供はバレエは好きだけれど、理不尽に怒られるのは嫌なので、いかなくて済むと思うとホッとすると言っていました。(先生の精神が一定していなくて、気分によって怒られるのが苦痛だったようです。)
私
仕事先で忙しく、汗をたくさんかいた。(汗は表面の毒なので、たくさん出てスッキリした。)
土用の毒出し1月29日(13日目)
夫
昨日の飲みすぎで食欲が湧かず、昼はおにぎり飲み食べる
子供
昨夜の外食についていたケーキを食べたけれど、痒がらない。
アトピーのかゆがりは、バレエに対する心の毒だったのかもしれないなと思う。これでアトピーの症状が好転すればいいと思う。
私
この週は、外出仕事が多く、外食で肉を食べることが多かったので、野菜を摂ることができず、便秘気味。
いつもは生理の時には下痢気味になるのに、逆の便秘気味で膨満感を感じる。
やはり食べ過ぎは良くないなと反省。
土用の毒出し1月30日(14日目)
全員
昨日、お祝い事があり、比較的ご馳走を食べた。
お菓子も、和菓子、チョコレートを食べた。
本当は食べ過ぎということはわかっていたけれど、先週の私の仕事のストレスや、子供のバレエをやめるという決断などがあり、なんとなくパッとしたい気持ちだったので、良しとした。
食べた後に、近所を歩き回った。
夫も私も、疲れてこたつでぐーぐー寝てしまったけれど、なんだかとても幸せな気持ちがした。
(眠い時は体が眠らせて、食べ物を食べさせないようにします)
土用の毒出し1月31日(15日目)
夫
自分から、ここ2〜3日の甘いものの食べすぎて(この日はおしるこをたっぷりと食べてしまった)、少しよくなっていたお尻の近くのかゆいのが復活したと私に報告してきた。
そして一言。「やはり、甘いものはよくないね〜」
でも、わかっていてもやめられない。
体からの警告があると、控える。
そしていずれは少しづつ、食べ過ぎも減っていくと思いますが、今はその人にあったやり方の冷えとりでよしとします。
子供
少し調子に乗りすぎて、私に怒られて、そのストレスで胸部をかきむしり、血まみれになる。
(アトピーの子は、何か嫌なことがあると痒くなくてもかきむしる傾向があります)
やはりお菓子の食べ過ぎで、胸部、首にアトピーが少し悪化している。
これが顔の方に移行しないといいが・・・
私
私もまたお菓子の食べ過ぎで、こたつに入っては寝てばかりいた。
土用の毒出し2月1日(16日目)
夫
「昔は、顔に何か塗らないとカビカビで乾燥していたのに、最近はそんなこともなくなった」
突然、こんな発言。
冷えが取れてくると、身体に保湿は必要なくなってくるのは本当のことです。
(私もボディクリームは8年くらい使っていません。冬になるとプレゼントでいただくハンドクリームも使い切れずに捨ててしまうことが多いくらいなのです。)
子供
「ママ、指が腫れている!」
見せてくれたのは、指がぷっくりと膨らんでいる手でした。
子供は神経質でよく手洗いをします。その時にタオルで水分をよく拭き取らないのでしもやけになったようです。
841さんのめんげん辞典によれば、手荒れは消化器の毒。
でも、手先足先に出ているものは比較的に内臓の毒よりもいいことなので、うちではあまり気にしません。
私
残便感が残り、すっきりしない日が続いていますが、特に体調を大きく崩すことはないのは、昼をおにぎりだけにしているからかもしれないなと思っています。
土用の毒出し2月2日(17日目)
夫
最近あまり食べていないおかげで朝すっきり起きられる。(今までは、まだ眠いと目覚ましをかけて一度起きようとしたのですが、起きられずに家族から1時間くらい遅く起きていました)
食べすぎると、体は眠らせて食べ物を食べれないようにするので、食べ過ぎをやめると比較的短い睡眠ですっきりと目が覚めます。
子供
お菓子の食べ過ぎで、症状が出てきたアゴから首、そして胸部がジュクジュクしたアトピーから、カサカサしたアトピーになってきた。
目の周りがアトピー特有の赤みが出てきてしまったので、食べ過ぎには気をつけたいところ。
ジュクジュクしたアトピーの時は陰性の食物を多くとっているし、カサカサの時は陽性の食物のとりすぎなので、このところの肉の食べ過ぎがいけないのかもしれません。(陰性は甘いものや果物の食べ過ぎの時に比較的にできるような感じがします)
私
また仕事で不安なことがあり、4月以降にならないと結果がわからないので気にしても仕方ないとは思うのに気になる。
これも四毒(傲慢、利己、冷酷、強欲)の中のものだと思い、口に出してまあいいやと言ってみると、なんとなく執着が薄れて気持ちが軽くなった。
どんなふうに動いても、それは天からの指令と思うことにしようと思った。
土用の毒出し2月3日(18日目)
夫
ここ2〜3日は本当に目覚めが良くすっきり!集中して仕事ができると言っていました。
外回りの仕事が多い週だったので、家でたっぷり好きなものを食べたり、うたた寝ができなかったのが良かったのかもしれません。
子供
胸部のカサカサが少しずつ皮膚がめくれてきて、かいて剥がしているという感じ。
塾も調節して、なるべく家でご飯を食べさせるようにしたので、少しは良くなってきたようにも思える。
目の周りのアトピーの赤みはなくなった。
比較的に首よりも上に症状が出てきた時は、上半身を薄着にさせるとおさまるような気がする。
塾は暖房が強くかかっていて、いつも顔が真っ赤で冷えのぼせになっている傾向があるので、なるべく薄着にさせたいところだが、その暖房に慣れて、外に出ると寒い、寒いと言ってモコモコのセータを着たがる。
そういうものを着ると、今は胸部、首、目の周りにアトピーの症状が出るから注意しないといけないかも。
(皮膚は大腸や肺と同じく排出するところです。)
私
昨日、仕事の嫌なことをまあいいやと思ったら、その日の便はいつもに比べてすっきりといい感じで出て、残便感もなかった。
大腸の調子が悪いのは強欲だからと、冷えとりでは言われていますが、執着を手放すと排出できるのだなとつくづく思いました。
なかなか難しいけれど、なるべく執着を捨てていきたいと思いました。
風家の土用の毒だしは、夫のインフルエンザのおかげで比較的に前半は食べ過ぎをやめることができましたが、後半は甘いものやご馳走の食べ過ぎになってしまい、子供はアトピーを悪化させてしまいました。
食べたいという欲はなかなか抑えられませんが、それでも年を経るごとに少しづつ、食べ過ぎないようになってきています。
2月4日の立春から、暦の上では春です。
春は肝臓の毒出しです。
また近いうちに、毒出しについて、ご報告させていただきたいと思います。
お楽しみに!
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
1
汗や、吐き気や、下痢など止めようとするのは良くないことです。
体のいらないものが溜まってしまいます。
吐き気や下痢などはとても辛いものですが、出してしまいましょう。
胃がムカムカしたら、梅干しを食べる。
下痢をしたら、乳酸菌(ヨーグルトや漬物など)を摂る。
薬に頼らず、食品で体を整えていけると良いですね!
2
冷えとりはあくまで自分のペースで!
家族に冷えとりが良いからといって、無理強いするのはやめましょう。
自分が納得できなければ、続けられません。
そして、勧めるあなた自身が楽しい様子を見せると、
そんなに良いならやってみようかな?という気持ちになりますよ。
不安があったらいつでもこの本を読みましょう。