こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です
冷えとりでは、50代で白髪や老眼、薄毛などに悩むのはおかしいと述べています。
「女性のための「冷えとり」生活」(進藤義晴・進藤幸恵著)では、下記のように述べています。
50歳で老眼もあって白髪が多くて、髪が薄いような人は、早く老けすぎているのです。自然治癒力がちゃんと働くと、まともな50歳の設計図通りの体になりますので、こうした症状はやがて収まっていきます。
そうはいっても、現代社会では、随分早くから白髪に悩まされる人も多くいますね。
幸いなことに、私は40代になるまであまり白髪に悩むことはありませんでした。
しかし、半ばを過ぎる頃から、生え際に白髪が、目立つようになりました。
そして、カラーへ。
カラーをすると、髪が伸びてくるとまた白髪を染めなければなりません。
経皮毒も気になるし、費用もかかるし、どうにかならないものか・・・・。
悩ましい白髪問題について、考えてきました。
自分の体を使って、いろいろ実験してみました。
現在は、1日置きのお湯洗いから始め、塩浴を経て、2日に一度シャンプー、現在は、週末のみ塩浴洗髪、その他の日は毎回お湯で流すだけをこの半年続けてきました。
すると、白髪は激減してきました。(これは塩浴のおかげなのか、冷えが取れてきたから白髪がなくなってきたのか、そのどちらなのかはっきりしません。どちらにしても白髪が少なくなってきたのは喜ばしいことです!)
半月で根元3センチくらいが白くなっていた髪の毛が、2ヶ月くらいは持つようになりました。
これが黒くなるといいのだけれど・・・目の前の白髪をどうにかしたいと思って試してみたのがヘナでした。
ヘナとは?
そうは言っても、白髪が全くなくなったというわけではありません。
やはり染めなければ、白髪が目立つことには変わりはありません。
でも、もうカラーはやりたくない。
完全に黒くなるまで(私は白髪がいつか黒くなることを信じていますよ!)、とりあえず髪は、その間だけでも染めようと思い、いろいろ調べてみました。
すると、ヘナという植物を使った毛染めがあるということを知りました。
ヘナとは、
100パーセント天然素材の白髪染めなので、髪や頭皮を傷めることはありません
という言葉が目に飛び込んできました。
いいことだらけではないですか!
まず、メリットはこちら!
- 髪や頭皮を傷めない
- 頭皮の汚れを吸着して、落とす
- 髪をつやつやにする
- 自宅でも染められる(その場合はあまり費用がかからない)
デメリットもあります。
- 染めた後、2〜3日は緑がかって、タオルで拭くと色が落ちる。
- 黒い髪を明るく色を変えることはできない(髪を明るくする脱色効果はない)
- シャンプーを使うと色落ちしやすい
- 薄くしか染まらないので、色が濃く染まるまで何度が染めなければならない。(それ以降は根元だけ染めればいい)
- 美容院で染める場合は、カラーよりも費用はかかる場合もある
- 準備が面倒
物事を始める時は、必ず利点と欠点がありますので、このメリットとデメリットを天秤にかけてみても、私はヘナをやってみようと思い、トライすることにしてみました。
自分ではやり方がわからないので、まずはプロの美容師の方にヘナで染めてもらうことに決め、ネットで100パーセントのヘナカラーをやってくれる美容室を探してみました。(そのやり方を見て、自分にできそうだったら、家でやればさらに費用はかかりませんね)
すると、なんということでしょう。
家の近くに素敵な美容室があったのです。
オーガニックなものにこだわる美容室がこんな近所にあったとは、本当に死角でした。
新しいことを始めようとすると、新しい出会いや発見もありますね!
(私の今年の目標は、やりたいことはやる人生、やろうと思ったことは、やらない理由を探してやらないのではなく、何も考えずやる人生です!)
ネットでその美容室を見ると、インテリアも珪藻土や木などの自然素材を活かした感じで居心地がよさそうな美容室でした。
早速、予約すると、ヘナカラーは3時間くらい見てくださいと言われました。
(実際にそのくらい時間がかかりました)
ヘナで染めてみる
こちらの美容室のヘナは原産国インドから直輸入。
100パーセント天然素材です。(ヘナカラーは、ジアミン含有の場合もありますから、選ぶときには100パーセントかどうかを気にしました。)
ヘナは古来から「アーユルヴェーダ」にもお取り入れられている安全な天然素材です。
こちらでは、ヘナカラーの前に、ピュアミングと言うものを勧められます。
ピュアミングとは、毛髪内部に固着した不要なタンパク質や重金属・薬剤・水道水から付着するカルシウムなどの溜まってしまった不純物を優しく取り除き、髪に残った汚れやたんぱく質をリセットして、ツヤ・ハリ・コシなどのある美しい髪へと戻すための施術だそうです。
ヘナカラーの前にやると色の入りがいいということなので、トライすることにしました。
サロンの水は、すべて湧き水と同じ分子構造の抗酸化活性水を使用しています。
この水を使って、やるそうです。
湧き水と同じだなんて、何だかワクワクしてみました。(こういう気持ちは大事ですね!)
ヘナは、香りが植物の匂いがするだけで、施術の行程はカラーリングと変わりませんでした。
緑色状のペーストを頭に塗って、サランラップで包み、熱を当てていくという行程は、カラーリングと同じです。
ただ香りが苦手な方にはどうかな?という感じです。
草そのものの匂いがします。
この匂いは一週間続きました。
(私は昔ウサギを飼っていたのですが、その餌の干草の匂いがしました)
ヘナが終わった後は、この匂いのせいなのか、眠たくて眠たくて仕方がなく、脱力してしまい、その日は家に帰って、2時間も寝落ちしてしまいました。(起きようと思っても全く起きることができませんでした)
仕上がり後に美容師の方から、「こんなに手触りが変わりましたよ。触ってみてください。」と言われて、自分の髪の毛を触りましたが、確かに柔らかくなっているのを実感できました。
(それまでは、カラーリングのやりすぎなのか、塩浴の過程の途中なのかわかりませんが、髪の毛は常にバサバサして、固い状態でした。次の日のセットには、ワックスや洗い流ししないトリートメントもまったく必要ないくらい髪はツヤツヤで潤い、まとまりました。その日以降、セットしなくてもヘアスタイルはキープできるようになり、これには驚きでした。いつもは美容室でトリートメントしてもらっていても、すぐにバサバサになってしまっていたからです。今はほとんどスタイリング剤を使用していません。スタイリング剤をつけないので、シャンプーも必要なく、お湯で流すだけです)
ヘナにはデトックス作用もあります。
私は経皮毒を気にしていましたが、逆に地肌からヘナのようなデトックス効果のあるものを入れた場合は、いい効果も生まれます。
頭にパックしたヘナは頭皮から、肝臓に進み、肝臓の働きをサポートします。
肝臓は冷えとりでも言われていますが、毒を分解する臓器ですね。
アルコールの分解だけではなく、外部から入ってきた薬などの毒も分解します。
ですから、ここが疲れているとうまく働かず、分解できない毒が残ってしまいます。
そうすると、体もうまく働かず、疲れも常に残ります。
ヘナにはローソンという肝臓にいいものが入っており、解毒の力をサポートしてくれるのです。
解毒がきちんとできれば、体も健康になりますよね?
デトックスされて、眠たくなったのかな?
(眠たくなる時は、体が食べ物を入れさせないようにあえて眠らすためだとも、冷えとりでは言われています。)
ヘナカラーを終えて
ヘナカラーをして一週間は、私は無性にサラダばかり食べたくなりました。
その勢いと言ったら、馬が飼い葉桶の草をムシャムシャと食べる勢いで、ボールいっぱいの葉物のサラダを食べ、根菜をただ蒸したものを食べ、野菜ばかり食べていました。
肉、魚、チーズ、牛乳、卵などは本当に食べたいとも思いませんでした。
デトックス?だったのでしょうか?
それから、歯茎が腫れていましたが、すっと腫れが引きました。
歯茎には痛みはありません。
(歯が不調なのは、消化器や大腸の毒出しなのですが、私は大腸の毒出しが半年ぐらいずっと続いていて、常にゆるい便でしたが、下痢も便秘もしていませんでした。ただ、おならが猛烈に出ていました。臭くない空気のようなおならでした)
そして、ヘナをして6日目にひどい下痢をしました。
ヘナと関係があるかどうかは今のところはわかりません。
おならもピタリと止みました。
ヘナのデトックス作用が体に現れているといいなと思っています。
髪の毛の方は、白髪部分に草木染めのようにうっすらと色がついているので、少し髪の毛が伸びてきてもその白い部分があまり気になりません。
グラデーションのようになっているのです。
カラーリングの時はカラーされた髪と白髪との境界がはっきりとわかるので、とても気になりました。
そういう意味では、ヘナはナチュラルです。
そして、もちもなかなかよく、ひとつき後にまた染めに来てくださいと言われ、美容室に行きましたが、「まだカラーしなくても大丈夫かもしれませんね」と美容師さんに言われました。
このまま上手くいくと、2ヶ月くらいは持つかもしれません。
そして、知らないうちに白髪が黒くなっていることを望んでいます。
こうして、どんどんナチュラルで健康になっていくといいなと願っています。
【追記2019年5月3日】初めはヘアサロンでヘナをしてもらっていましたが、自宅でこまめにやるようになりました。
ヘナを3年間続けたレポはこちらもどうぞ!
冷えとりミニ知識
- 年をとったら、先ケアが大切!手先、髪の先、などの先のことです。
ここがきちんとケアがされていると、若く見えます。
もちろん、食べるものが体を作りますので、体にいいものを摂りたいものですね。 - 食べたい時には食べたいものを!体が欲しているから食べたいのです。それが、たとえ、体に悪いものだとしても。あえて体から毒を出すために、体がそれを要求しているそうですよ。
ヘナはオーガニックのものを選びましょう。
私が使っているものはこちらです。