こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
冷えとりを始めると衣食住が変わり始めます。一番変わったなと感じたのが、医者に行かなくなったことです。冷えとりを始める前は、体が弱く医者に依存していましたが、冷えが取れてくるにつれて、心身ともに健康になったきたのです。
そして、健康にために飲んでいたサプリメントと薬をやめてしまいました。
冷えと薬の関係:冷えとりを始めてやめた薬
皆さんは体調を崩すと病院に行きますよね?
お医者さんに行くと、
「とりあえずお薬を出しておきましょう」
と、言われて抗生物質を処方してもらいます。
それを3日間飲んで完治したつもりになっていませんか?
薬はあくまで症状を押さえ込んでいるだけなのです。
決して病気の根幹を取り去ったわけではありません。
そのときは一時的に楽になったとしても、時間がたつと押さえていたものは溢(あふ)れ出てきます。
それがある日,突然薬が効かなくなっているという状態なのだと思います。
私は冷えとりを始めてから、薬について考えるようになりました。
小さい頃から身体が弱く、(*詳しくは「冷えとりとめんげん 病歴からさぐってみよう」をご覧ください。手術を繰り返してきた私は、日常習慣のように薬を飲んでいました。
薬を飲むと、二次的な被害も起こることもありました。たとえば、持病である鼻茸(はなたけ・鼻にできるポリープ)切開後、化膿止めとして処方された抗生物質の飲み過ぎで、大腸の善玉菌を殺してしまって下痢が続いたり、膣の中の善玉菌を殺してしまってカンジダ炎になるなど、別の病気になることもあったのです。
薬の飲み過ぎで、私は常に不調でした。
あるとき、冷えとりのブログをネット検索していたときに、断薬について書かれたものを目にしました。
薬を飲むのは簡単だけど、薬を断ち、その副作用に打ち勝つのはもっと大変なのだ
というのが、そのブログを読んだ率直な感想でした。
大変なことはいやだな、それならばその大変なことが起こる前に薬をやめようというのが断薬の始まりでした。
はじめに私がやめた薬が、生理痛の薬。
鎮痛剤。
私は生理がひどくて、鎮痛剤を二時間おきに飲まなければ普通に生活できない状態でした。
冷えとりを始め、身体を温めることによって、生理痛は、自然と薬を飲まなくても大丈夫になったのです。生理痛に関してはあえて自分から薬をやめたのではなく、自然と薬が必要ではなくなったのでした。
身体を温めることで、薬を飲まなくても痛さを克服できたのだから、
風邪をひいたときも薬を飲まないでやってみようと思い立ちました。
次にやめた薬が、抗生物質。
のどが痛くなったとき、咳の発作が怖くて(私は喘息持ちでもありました。詳しくは「冷えとり 次は呼吸器のめんげん」をご覧ください。ちょっとしたことですぐに病院に行って、処方された抗生物質を飲んでいたのをやめてみました。
断薬したことで、死ぬほどの咳に苦しみました。
苦しさの中で、痛みがどういうふうに移り変わるか感じられました。
喉の痛みは右に移動したり、左に移動したりします。右が治ったかなと思ったら、ぶり返したり・・・の繰り返しでした。今までは抗生物質に加えて、痛み止めも処方されていましたから、喉のどこが痛いのかも自覚がありませんでした。薬を飲まないおかげで、今は右が痛い、次は左が痛いなどわかるようになったのです。
そうすると、痛みが教えてくれることがありました!
このくらいの痛みだと回復が近いという痛みがわかるようなってきたのです。
痛みの変化から、薬を飲んでも、飲まなくても、完治にはだいたい7日から10日かかることがわかりました。
薬を飲まない場合は、冷えとり強化のために半身浴を1時間にします。(普段は30分程度です)
冷えとり歴12年になる今は、半身浴タイムは通常は1時間、体調不良の時は半日からそのままお風呂で寝てしまうこともあります。
すると、汗で毒を出し、温まることで咳が出始め、痰(たん)が猛烈に出始めました。身体からでるものは我慢してはいけません。(便、尿、鼻水、たん、くしゃみ、おなら、げっぷ、鼻血、etc)どんどん出しましょう。
喉のかゆみも感じられます。
この1時間半身浴を毎日繰り返すことで、やがて大量に出ていた痰も、喉の痛みを発症してから10日後には必ずなくなります。
自分で経験してみて、薬がなくても大丈夫と思えるようになりました。
冷えとりのために長風呂が過ぎて、お風呂で寝てしまったこともありました。(3時間くらい入っていたこともありました)
何よりも自信につながったのが、自分の免疫力を信じることができたことです!
薬がなくてもこの苦難を乗り越えることができるという経験が私を大きく変えてくれました。
ですが、抗生物質を飲まないというのはそれなりの痛みが伴います。今までは楽して苦しいことから逃れていたのですから、
楽あれば苦あり
苦あれば楽あり
どちらを選ぶのかということです。
薬を断つということはそれなりの辛さが伴いました。ですが、その辛さを乗り越えられれば、自信にもつながりますし、その症状を自分の力でコントロールすることもできるようになります。そしてその症状は身体の毒を出し切ってしまえば、現れることがしだいに減り始め、やがて消えていきます。
人は経験のないことがとても苦手です。
誰でも経験のないことは怖いのです。
でもその先にあるのは,健康という豊かな人生であることには間違いはありません。
時がきたら、やってみる
というのもひとつの手ですよね。
もうひとつやめた薬は漢方薬。
漢方は西洋薬に比べれば、身体には害はないと思われていますが、実は漢方薬も薬には変わりありません。
薬を飲まなくなって、お医者さんで薬を処方されたときに、断りきれず渋っていると、(薬をやめたのになぜ医者に行くのかを疑問に思う方がいると思いますが、これについては後日書かせていただきますので、もうしばらくお待ち下さいませ)
「では漢方にしましょう。これならあまり身体に悪影響はありませんから」
と、処方されることがありました。妊娠中も、
「漢方ですから大丈夫です」
と、言われて処方された薬もありました。
ですから、妊娠中に飲んでも胎児に影響がないのだから,薬としては身体にはあまり悪影響がないのだと思ってしまいますよね?
私がやめたのは、虚弱体質を改善する漢方薬。
ちょっとしたことで体調を崩しやすく、病気が長引くのは虚弱体質だからということで、呼吸器の病気を発症したときに、処方された薬でした。
- もともと子どもの頃から,身体が弱く、病気がちで太れない。
- 胃もたれがある。
- 食べ過ぎるとすぐ下痢を起こす。
- 病気が長引く
これらすべては見事に食べ過ぎの毒ですが、当事者の私にはまったく自覚がなく、むしろ栄養が足りていないから、もっと食べなければといつも強迫観念にかられ、とにかく食べていました。これが逆効果だったのですね。
確かにこの漢方薬を飲むと、気力がわいてきて、いろいろなことができるようになります。
ちょっとしたことですぐに疲れてしまって休んでしまっていたことも、気力がわいてきて、できるようになるのです。
でも、薬で虚弱を押さえているからこそ、本来だったらできないことができているのです。
それを忘れないようにしないといけないのですが、つい楽になってしまうと人間はそのことを忘れてしまいますよね?薬のおかげで疲れていることの自覚がなく、行動し、実は疲れを増しているような感じでした。
鎮痛剤と抗生物質をやめても大丈夫ということがわかってから、思い切って漢方もやめてみました。
すると、最初のころはやはりとても疲れてしまって、ほとんど何もできませんでした。
できなくてもいいや
できるところまでやろう
と、開き直ることで楽になりました。
休んで、活動して、また休んで、活動して、の繰り返しで少しづつできなかったことができるようになってきました。
そうは言っても,無理して仕事をしなければならない時があるから、早く健康になりたいという方もいるかと思います。でも不調は身体があなたに警告を発しているのですから、よく聞くことです。すると、とても楽になります。できないことにイライラしたり、不安になったりしなければ、心の毒をためなくても済むのです。
薬をやめてから数ヶ月だって、私には免疫力がつきました。
生理痛もなくなったし、風邪をひかなくなりました。風邪をひいたとしても、半身浴で薬を飲まず治すことができます。
現在は、ずっと抱えていた持病はほとんどなくなっています。
さよなら、
抗生物質(薬)!
それでもどうしても不安な人は医者にかかって安心を得ましょう。心の毒は、体の毒の5000倍です。
冷えがとれてくると、病気にもならなくなってきますし、自然治癒力を信じられるように変化します。
冷えとサプリメントの関係:冷えとりを始めてやめたサプリメント
健康のため、予防のためにサプリメントを飲み続けている方は多いと思います。私もその中の一人でした。
主に飲んでいたのは、ビタミンC。
これは顔の吹き出物が本当にひどかったからです。ビタミンCは肌にいいと聞き、食べ物では大量に摂取できないのでサプリメントを摂ることにしたのです。
ビタミンCは摂りすぎると尿に排出されます。よくよく考えると、腎臓を酷使しているのでないのでしょうか?
腎臓は身体に不要なものを排出する働きをする臓器です。あえて腎臓を酷使するために、ビタミンCを摂りすぎるのはどうなのでしょう?そう疑問に思うようになりました。
フルーツや野菜からもビタミンCは摂ることができます。普通にサプリメントを摂らずに、食事を摂って生活するだけだったら、尿が黄色くなるくらいのビタミンCは排出されません。(まれにみかんの食べ過ぎで尿が黄色くなる場合もありますが・・・これは明らかに食べ過ぎですよね)
なぜなら、フルーツも野菜も、どんなに食べ過ぎと言っても限界があり、摂りすぎて尿に排出するほどは食べることではできないからです。
サプリメントを飲んでいると本当の身体の状態がわからなくなります。水分不足で尿が黄色くなっているのか、サプリメントのせいなのか・・・。
身体からでてくるものは身体の状態を教えてくれるものなのです。便が真っ黒で臭ったら、大腸の状態があまり良くないのでしょう。逆に黄土色で無臭なら善玉菌がたくさん活動できているのです。
楽して肌荒れを治したいという欲を捨てることにしました。
サプリメントからビタミンを摂るのではなく、食べ物からビタミンをいただこう!
それも適量で十分!
そう思うようになりました。
もうひとつやめた理由は、抗生物質をやめて、薬の形状になっているサプリメントを見るのも、口にするのもいやになってしまったのでした。
さよなら、サプリメント!
冷えとりでサプリメントや薬をやめた変化
こうして私がやめたものは数多くありました。
今まではそれがなければ心配でたまらなかったものも含めて。
もう必要がなくなりました。
だって、私の身体は、私が主導権を持って、快適につくり出すことができるようになったのですから・・・。
不思議なことに、あんなに病気にならないように予防のために飲んでいたサプリメントも薬も、冷えが取れてくるにつれて、自然と必要なくなっていったのです。
体を温めるとこんなに大きく考え方も変わるんですよ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとりを始めてやめたことはこちらにまとめましたので、ぜひご覧くださいね。
冷えとり豆知識
- 薬をなかなかだしてくれないお医者さんは、実はいいお医者様です。
あなたの免疫力を信じてくれているのです。 - 病気はあなたの都合では治りません。あなたが長い時間をかけて、悪くしたものがどうしてあなたの都合のいいように治るのでしょう?悪化するのはあっという間ですが、治るのにはそれなりに時間がかかります。
- 身体からでてくるものを観察しましょう。咳のめんげんがでているとき、痰が黄色ければ、ばい菌とまだ闘っている状態、透明になれば、治りかけです。
病気で不安な時にぜひこの本をおすすめいたします。
そしてこの記事もぜひご覧くださいませ。
冷えとりでやめたものもまとめました。