こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
コインに表と裏があるように、冷えとりにもいいことだけではありません。
冷えとりがつらい、やめたいと思うような、苦しいことだってあるんです。
とくに、病気になったら病院にいくという常識で生きてきた家族の中に、冷えとりをする人が出てくると、どんなことが起こるでしょうか?
今回は西洋医学と冷えとりの衝突をお話しします。
足に突然、肉芽腫ができて、まともに歩けなくなった
冷えとりを始めてひと月は絶好調でした。
あんなに激痛だった生理痛もなくなり、この世の春を謳歌していました。
ところが、足の親指が急に痛くなり、根元が腫れ上がって痛くてたまらなくなりました。
関連記事は、冷えとりの足爪の異常は最初のめんげん?をご覧くださいませ。
足の親指の根元はどんどん腫れ上がり、靴を履けなくなってしまいました。
履ける靴はクロックスだけになってしまい、それでも私は激痛生理痛がなくなった冷えとり成功体験があったので、
冷えとりだけで治そう
そう思ってがんばっていました。
そうだ!自分の体を使って実験してみよう by熱血冷えとり妻
とにかく冷えとりだけで治したい!
その一心が強く、医者に行くことも薬を飲むこともしないで、ただひたすら絹が毒を吸ってくれるからと、絹の靴下を履いていました。
やはり毒が出ているせいか、絹の靴下は破けまくりました。
そしてますます足の親指は腫れ上がり、膿がたまって、腐臭がしてきました。
この段階ではもう五本指の靴下は腫れがひどくて履けない状態でしたが、私はこんなにひどくなっても、
毒出ししているから!
と、明るい気持ちだったのです。
足の親指は消化器の毒が出る場所だということは、冷えとりの本を読んで知っていましたので、今、どんどん消化器の毒出しが行われているんだなという感じでした。
どうして病院に行かないのかがわからない by西洋医療信奉者の夫
私の足の腐臭がひどくなってきて、さすがに夫も私の足の症状に気が付き始めます。
この時、足が腫れ始めてからすでに3ヶ月経過していました。
この言葉を皮切りに、夫はなぜ病院に行かないのかと怒り出しました。
今まで、何か病気になったら、即病院というのが長年の私たちのやり方だったから、夫にはなぜ病院に行かないのかが理解できなかったようなのです。
夫「足の親指って、痛風で痛くなることがあるけど、切断なんてことになったらどうするの?」
私「だって、私低血圧だよ。血糖値も高くないし。痛風ではないでしょ。」
夫「だったらなおさら病院に行ったほうがいいよ。原因がわからないと怖いじゃない」
私「原因は、毒出しってわかってるから大丈夫。」
これにはさすがの夫も怒り出しました。
病院に行く、行かないで揉め事のない日はないくらい、バトルを繰り返しました。
病院へ行け VS 冷えとりだけで治す
それからというものの、夫の病院へ行け!
VS
私の冷えとりだけで治すんだ!!
というバトルの日々が始まりました。
そんな折に進藤幸恵さんの冷えとり勉強会があり、このことを質問してみました。
詳しくは、冷えとりアドバイザー進藤幸恵さんの冷えとり勉強会に行ってみました♡をご覧くださいませ。
答えは、
- 家族と揉めるくらいなら、病院に行く!
- そして、もらった薬を飲まなければいい!
でした。
で、かかりつけの皮膚科医に行きました。
このお医者様もありとあらゆる治療を試してくれましたが、
????
何も効果もなく、どうしてこうなったのかも謎で、最終的には自分の傷口から出てくる浸出液で治す治療を提案してくれました。
それは腫れて膿が出ている部分にサランラップを巻きつけるだけ!
抗生物質も飲まなければ、抗菌剤も塗らない自然治癒的な治療をかかりつけ医が提案してきたのです。
このかかりつけ医は東大卒の皮膚科医で、子供のアトピーも診ていただいたり、けがで指をすっぱり切ってしまったときに跡形もなく治療してくれたエビデンス重視のお医者さまだったのですが、そんな医者でも
なぜなんだろう?
と首をかしげる症状だったのでした。
(のちにめんげんで、この、なぜなんだろう?という症状を別のことでも経験することになります。)
それでも、自然療法中はそこからばい菌がはいって悪化したらいけないので、一週間に1度皮膚科にサランラップを巻いただけの症状をみせにいかなければならなかったのです。
そこでの治療は、なにもやることもないので、液体窒素をなんとなく塗るだけ!
痛くもかゆくもありませんでした。
その治療のたびに、
変だな〜
とつぶやかれていました。
そして、もちろん私はいただいたお薬も飲まなければ、ステロイドがはいっていると思われる塗り薬も即捨てしました。
そんなこととは知らない夫は私が病院に行ったので、満足です。
家族の揉め事はこんなふうにかわせばよいんですね♡
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
病気は医者が治してくれるものというのが、ほとんどの人の考えです。
冷えとりを始めると、冷えとりだけで治したいという強い気持ちになりますが、家族が心配してくれているのですから、ケンカになるくらいなら医者に行きましょう。
そのあとに薬を飲むか、飲まないのか決めればいいのです。
冷えとり家族のバトルが本になりました。