こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
今やすっかり断捨離という言葉が定着して、モノを持たないミニマリストたちも増えてきました。
昨年、私たちは住み替えをしました。13年間暮らした家には、信じられないくらいの持ち物があり、引越しを機に断捨離を決行しました。
あんなに捨てるのが嫌だと言っていた夫も、最後の方にはいらないものを捨てられるようになりました。
今日の記事は、そんな断捨離を提唱したやましたひでこさんの著書『定年後の断捨離』についてご紹介するものです。
断捨離できなかった私も住み替えで大きな決意をする
やましたひでこさんの断捨離の本を知った数年前に「断捨離」という言葉に衝撃を受けました。
なぜって、親から「ものは粗末にしてはいけません」と言われて、使えるものは捨てられずにいる世代だったからです。親の方がひどくて、空き箱や紙のバックなどすべて保管する家庭で育ちました。
そんな私が断捨離を知り、
捨てていいんだ
と思い、ばんばんいらないものを捨てるようになりますが、今度は使えるものを捨てることに心の痛みが出てきて、引越し前まで、また物がたまりつつありました。
そこに引越しというイベントがあり、ついに私も「断捨離」を再開したのです。
断捨離したものは私の思い出や執着
住み替えで気をつけたのは、少しでも不快に思うものは持ち込むのをやめたことです。まだ着ることができると家着にしていた服、2度と見ない紙焼きの整理されていない昔のアルバム、情報漏洩を恐れて捨てられなかったPC類すべてを処分しました。
ただ捨てるだけでは心が痛むのでリサイクルもしました。
https://rescue-joshies.com/hietoridiary36/
断捨離でいかにものを無駄にしたのかを思い知った
ものをたくさん処分した時に本当に心から嫌な気持ちになりました。もう2度とあの時の気持ちを味わいたくないと思い、今は何かを購入するときもすごく考えて購入できるようになりました。
それから昨年捨てたものも手帳につけたので、これだけ捨ててもまだまだ入ってくるものの方が多いということもわかりました。
今年は、1日1捨てから、1in2outを心がけています。
断捨離して新居に住み替えした家族の変化
やましたひでこさんは『定年後の断捨離』の中で、
これまでの常識を断捨離する
と書かれています。
実は私には、家と土地への執着があり、今回の引越しは本当に嫌でした。でも、新居に引っ越したことで気が付いたことがあります。
やましたひでこさんは、定年後の断捨離に家のダウンサイズを勧められて、ご自身は長年暮らした石川県から沖縄に住居を移住されました。
私の場合は、子供の成長とともに住居の大きさはアップサイズしたのですが、ものの量は確実に減りました。
すると、心から生活を楽しめるようになったのです。
自分の本当に気に入る環境を手にした家族は、私が片付けろ!捨てろ!と言わなくても自分でできるようにもなりました。
本当に心地よい環境やきれいな環境をつくると人はそれをキープしようとするものなのだということもわかりました。
アラフィフ世代の残りの人生を考えても、この本は人生の始末のつけ方にとても参考になる本でした。
やましたひでこさんはアラフィフの星です。50を機にヨガを教えて、55歳のときに執筆した本がベストセラーになり、断捨離という言葉も定着しました。
そんなやましたひでこさんの本を読んでいると、俄然いろいろなものや、ことや、あり方に向き合いたくなってきました。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
断捨離で捨てることに心の痛みを感じる方におすすめの本です。
定年後に起こる家の大きさや、夫婦間の問題などについても書かれているのでアラフィフ世代にはとても参考になります。
もう若くないからとは言わない。始める時がその人のベスト!
やましたひでこさんの書籍はこちらです。
腰が痛かった夫によかったマットレス。布団で眠ることで部屋を広く使えるようになり、日中は布団をあげて、ストレッチマットを敷いて自分の体を鍛えられるようになりました。