こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
スーパーやCMでよく見かける“塩分控えめ”食品。味付けが濃いのが好きな方も多いですが、実は塩分の摂りすぎは、高血圧、腎臓疾患、不整脈など様々な病気を引き起こします。
お料理を食べる前に信じられないくらいソースや醤油をかけてしまう人!
減塩だから大丈夫と思っていませんか?
実は減塩食品だからといって、かけすぎるのも良くないのです。だって、減塩だって塩が入っていることに変わりはありませんから!
今日の記事は、塩分を欲しているときにどのような状態になっているのかを冷えとり的視点から考えてみたいと思います。
塩分控えめが大切だけど、塩辛いものが無性に食べたいときは?
人間にとって塩はとても大切なものです。体内の塩分濃度の調節に塩のナトリウムとカリウムという成分が関わっています。体の細胞にもカリウムとナトリウムが存在しています。無性にしょっぱいものを食べたいときは、カリウムとナトリウムが失われているからなのです。
塩を積極的に摂る必要はない
現代人の食生活では、どうしても塩分過多の食事になりがちです。外食はそのときお客様に満足してもらうことを重視していますので、どうしても味付けは濃くなっていますし、普通に食事をしていれば1日の必要な塩分は摂取できてしまうから、塩を積極的に摂る必要はありません。
塩分を摂りすぎるとどんな病気になるの?
高血圧
塩分を摂りすぎると、血液の濃度を下げようと水分を増やすために血圧が上がります。
むくみと腎臓疾患
塩分の摂りすぎで血液の濃度を下げようと水分を増やす結果、むくみが起きます。塩分濃度を下げようと腎臓に負担がかかるので腎臓疾患を招きやすくなります。
不整脈
心臓は心臓の筋肉にナトリウムとカリウムが信号を送ることで動いていますが、この量が多すぎると誤作動を起こすために心臓の鼓動が不規則になります。
冷えとり的に見る体の声ではしょっぱいものが欲しいときは腎臓が悪いから?
冷えとりでは腎臓が悪いと塩辛いものが欲しくなります。腎臓が悪い人は、怖がりな人が多く、怖がりな人は腎臓を悪くします。
臓器の毒出しは1年に一度ありますが、腎臓の毒出しは冬です。この時期になると腎臓が悪くなるのはそんなことも関係しています。
怖がりだった子どもはこうして怖がりを克服しました。
その結果、腎臓が良くなりました。
怖がりな人はぜひ体を温めてみましょう。
- 腎臓周りにホカロンを貼ってみる
- 半身浴で体を芯から温める
- 靴下の重ねばきを増やす
体が温かいと不安は取れますので怖く無くなります。
腎臓は生殖器(男性は前立腺、女性は子宮)とも関わりの深い臓器なので、腎臓が悪いと生殖器も悪くなることがありますから、こちらもぜひ温めましょう。
冷えとりでは塩は大事なもの
冷えとりでは塩をとても大切なものと考えています。塩は細胞を引き締め、体を温める性質を持っているからです。
だからと言って、過剰摂取はNGです。塩が欲しくなっているときは、ミネラル不足も考えられますので、海藻や大豆を積極的に摂ると良いです。大豆は冬の腎臓の毒出しに食べると良い食品ですし、海藻は空腹時に食べると胃液と結びついてカルシウムを作ってくれますから、うちでは食事の前にもずくを食べています。
甘くしなければねっ!甘いもののとりすぎはNG!
塩でも精製塩は塩の持つ本来の役割を期待することができませんので、できるだけ天然の焼塩を使いましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
他の味覚については、こちらをご覧くださいませ。
まとめ
塩辛いものが欲しいときは、腎臓が悪い場合があります。特に冬は腎臓の毒出しの季節なので塩分を欲しますが、塩分過多には気をつけましょう。
腎臓が悪い人は体を温める。おなか周りにホカロンを貼るのも良いですが、靴下の重ねばきを増やしみたり、半身浴を長くすることも心がけましょう。
ミネラルが足りていないと塩辛いものが欲しくなります。積極的に海藻や冬のめんげんに良いと言われている大豆をとりましょう。
梅干しもとても良い食品です。
精製塩は栄養がすべて精製されてしまっているので、焼塩を使いましょう。
うちではゲラントの塩も使用しています。