こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中よりご訪問いただきまして、誠にありがとうございます。
ついに気温が40度越えしそうです。
熱中症で病院へ搬送されている方も多い中、靴下の重ねばきやレギンスの重ねばきをする冷えとりしていて大丈夫?
私は50度越えた気温を体感した経験があります。
熱中症になる直前に頭がズキズキしてきて、次に吐き気がやってきて、目の前が真っ暗になり倒れました。
汗もかきませんでした。
熱中症は恐ろしいです。
今日は、そんな気温が高い夏に本当に冷えとりをしていて大丈夫なの?という心配な方に向けての3つの冷えとり対策のお話です。
対策1:どうしても布団を蹴飛ばしてしまうけれど、靴下を脱ぎたくない場合にはアイスノン
冷えとりをしている私の友人は、眠るときに28度設定にして布団をかけて、靴下を履いたまま寝ているそうですが、どうしても布団を蹴飛ばしてしまうそうです。
だからと言って、靴下を脱いで眠ったら、冷えそうなのでこわい・・・
眠るときは、上半身はほぼ裸状態でもいいのですが、下半身はしっかりお布団をかけて眠ることが大切なんです。
夏で暑いからといって、いつもの冷えとりスタイルを崩さないようにしたいものです。
絹は毒を吸い取り(汗という表面の毒)、それをすぐに放出するので乾きますから、汗をかいて濡れたままでないので、気持ち悪くないです。
それに、何と言っても、
頭寒足熱!!!
頭の方を涼しくして、足元を温めれば冷えのぼせが起こらないので、熱中症にはなりません。
だからと言って、我慢して冷房をかけないなんてことはしなくていいのです。
不快だったら冷房をかけてしまいましょう。
1つめの対策は、アイスノンを使うことです!
テレビで、冷え治療の川島朗先生が「内臓冷えに注意」と言っていました。
川島朗先生は冷え治療の第一人者です。
先生もこの夏の暑さからくる内臓冷えに警鐘を鳴らしていました。
暑いと食欲がなくなり、ひやむぎ、ビール、アイス、スイカといったような冷たいものばかり食べがちになります。
すると、秋になると内臓冷えによる消化器官がおかしくなり、便秘や下痢を繰り返すようになります。
内臓が冷えてしまうと機能しなくなるということですね。
人類は常温よりも冷たいものを食べるという歴史が始まったのは、冷蔵庫ができてからですので、まだそれに体がついていけないのです。
人の免疫力は37度で活動できますので、冷たいものを食べ過ぎると体温が下がり、代謝が落ちて、肝臓の働きも悪くなるそうですよ。
内臓冷えは、血栓も引き起こしますので、用心に越したことはありません。
内臓が冷えているかを確認するためには、朝起きたらまず脇の下に手を入れて、お布団がかかっているお腹をその手で触ってみて、冷たいかどうかを確認するとわかるそうですよ。
(脇の下とほぼ同じ温かさであれば問題はありません。)
もし冷たければ内臓冷えになっていますので、できるだけ温かいものを食べましょう。
もちろん、熱中症にならないためには体の表面は冷房して冷やすことも大切です。
対策2:冷えとりでは首と言われているところを冷やす
一般的には、首と名前のつく場所(手首、足首、首)は冷やすなと言われていますが、冷えとりでは、足首を除いた場所は冷やしてもオーケーです。
首は、体から出る毒が抜けていく場所なので、風通しをよくする必要もあります。
お菓子についてくる小さな保冷剤をハンカチにくるんで、首にまくと涼しくて効果が高まります。
かっこいいのをしたければ、クールネックタオルもありますので、ドラッグストアでお求めくださいね。
同じように手首にも、巻いてみましょう。
首や手首を冷やすと、頭寒足熱になり、冷えのぼせが収まって、すっと涼しくなるはずです。
2つ目の対策は、手首と首を冷やすことです!
対策3:右側を冷やす!効果的なのは右手首
人間は右と左で陽と陰の気に分かれています。
陽の気が強くなると温かくなり、陰の気が強くなると冷えます。
ですから暑い場合は、陽の気を陰の気に変えればいいのですね。
どうして右手首を冷やすのが一番いいのかというと、手を挙げると、体の中で一番高い位置にすることができるのは、手だからなんです。
頭よりも高い位置にあるのが右手首。
血液は温かいところに登っていきますので、一番上を冷やせばいいということから、一番上にあげられる右手を冷やすということを冷えとりでは奨励しています。
手首は毒が出て行く場所で、陽の右側がベスト。
3つ目の対策は、右側を冷やすことです!
というわけで右手首を冷やしみてましょう。
とても楽になりますよ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
- 冷房をかけると体調を崩す人はアイスノンを。
保冷剤を首にまくと涼しく感じます。
どうしても暑くて耐えられないときには、右手首に保冷剤を。 - 暑いからと冷たいものばかり飲まない。
特に胃腸が弱い人はできるだけ常温に。
水自体は冷やす性質ではないので、氷にしても体は冷えませんが、飲み過ぎには注意。
グビグビ飲まずに、ワインを飲むようにちびちび飲みましょう。 - 夏でも下半身にはお布団をかけること。
無理な場合は腹巻をしても良いです。
冷えとり上級者は、夏でも湯たんぽを2,3個いれています。
どうしても暑さが収まらない場合は、アイスノンを使い、頭寒足熱を心がけましょう。
それでも暑ければ、右手首に保冷剤をうまく利用しましょう。
▼夏の気をつけることはこちらの記事もご覧ください。
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