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保育園謝恩会トラブル!めんどくさい会計報告|ママ友は友達じゃない!!8

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何をやっても気に食わない。でも自分ではやりたくない。そんなママ友が子供関係では多い気がします。自分がボスになったかのように気が弱い人にロックオンして、自分の思い通りにしようとするママ友が周りにいませんか?

果たしてそんな人は本当のママ友なのでしょうか?

それでも、子供の思い出のために保育園の謝恩会をやり、めんどくさい会計報告もきちんとやった結果は、ママ友たちにどう評価されたのでしょうか?

先生に贈呈する花束

 

卒園式が無事に終わり、お昼過ぎから、会場設営の担当者数名で夜に開催される謝恩会の準備を始めました。

会場装飾の担当者は飯山さんの奥さんでした。もちろん、彼女の立候補です。古着や小道具が大好きな彼女は、休日のたびにフリマに赴くような女性でした。

「センスには自信があるので任せてください」

会場装飾で、一番重要なのが花の手配です。緑子さんは、保育園の近くにあって、隣の小学校にお花を納入している代々地元の商店街で営んでいるお花屋さんにお願いすることにしました。

「値段にくらべて、かなり豪華に装飾してくれそうです」

と、飯山さんの奥さんに伝えました。緑子さんは事前にお花屋さんに、

「会場装飾用のお花と、園長先生と担任の先生二人に渡す花束をお願いすることになると思います。担当の飯山さんが来た時によろしくお願いします」

と、伝えていました。お花屋さんは、

「謝恩会で渡す花束はそれなりにお金がかかりますよ。予算はいくらでお考えですか?」

「お一人3000円以内でお願いします」

「3000円以内か〜。まあ、普通は5000円くらいかかりますけど、いつも利用してくれる緑子さんからの頼みですから、頑張ってなるべく豪華にお作りしましょう」

そう言ってくださったのです。その数日後、飯山さんの奥さんからの電話が緑子さんのもとに…。

「あの花屋さんに行ってきたんだけど〜、あんな小汚い花屋で大丈夫?日比谷花壇とか、青山フラワーとかで頼んだほうがよくない?」

いきなり、そう言います。

「見た目は小さなお花屋さんですが、地元だし、3000円でかなり豪華に装飾してくださるそうなので、お得だと思いますけど」

「日比谷花壇や青山フラワーだと、3000円で赤いバラ3本をおしゃれに包んでくれるみたいなんだけど、わたし、そういうほうがセンスがあってカッコイイと思うんだけど、そっちで話を進めていい?」

「いや、ちょっと待ってください。バラ3本だけってさすがにそれは…。見栄えはどうなんですかね〜?」

「あんな小汚い名もない花屋の花束のほうがダサいわよ。やっぱりバラを渡さないとね」

「それは理想ですけど、3000円の予算じゃ難しいですよ」

「でしょう?だから、オシャレなお花屋さんのほうがいいんじゃない!」

「もうちょっと待っていただけますか?もう一回、お花屋さんに聞いてみます。バラだと3000円でどれだけ包めるのか聞いてみます。多ければ多いほうがいいですよね。なるべく豪華に見えた方が」

「いいけど、ダサい花屋でつくっても、どうせダサいわよ。まあ、いいけど」

花屋さんは、

「うちだったら5〜7本は用意できますが、謝恩会の花束を先生に渡すのに、そんな見すぼらしいものはうちではつくりませんよ。花束の贈呈はパーっと豪勢に見えることが大事なんですよ。先生だって、いくら日比谷花壇のバラでも3本だけじゃ白けちゃうでしょう。その人どういうセンスしてるんですか?て、いうか、センス以前に人としての常識がないな。直接、うちに来るように行ってください。バラを入れたパターンと、安いお花でも豪華に見せているパターンをお作りして、きちんと説明しますから。それで、どちらがいいか選んでくれたらいいと思いますよ」

「すみません。じゃあ、飯山さん本人にそう伝えます」

緑子さんはすぐに飯山さんに伝えました。その二日後、お花屋さんから緑子さんに電話が入ります。飯山さんが一向に現れないと言うのです。緑子さんはすぐに飯山さんに電話しました。

「わたし、あの花屋、なんか苦手。やっぱり緑子さんに任せるわ。どう決まってもわたしは関係ないからさ。緑子さんのお好きなように。よろしく」

結局、騒ぐだけ騒いで、彼女は何一つ行動せず、決めず、責任も取らず、謝りもしない。最後の最後まで、飯山夫妻は、ある意味、期待を裏切らないクレーマー夫婦でした。

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謝恩会当日の会場設営

 

会場設営も、飯山夫妻にお任せしましたが、

最初にかかってきた電話が、

「壁に釘を打ったら怒られて弁償しろと言われたんだけど、弁償しなくてもいいように会場のオーナーと話をつけてほしいんだけど」

もう緑子さんのご主人も慣れました。

「会場使用の説明をオーナーさんのところに一緒に聞きに行きましたよね。壁には打ち付け用の箇所があるから、そこ以外には画鋲を打つこともダメだときちんと言われましたよね。それは飯山さんの責任です。そちらでオーナーさんと話をつけてください。仮に弁償と言われても、それはそちらで対処してください」

「いやいや、それはないでしょ。冗談きついわ〜」

結局、緑子さんのご主人がオーナーさんに謝罪し、事なきを得ました。

そしてようやく謝恩会。

飯山さんのグループの2家族は、堂々と遅刻です。

先生方をみんなでお迎えするというのを決めたのに台無しになりました。

子どもの思い出DVDをいざ見ようとすると、飯山さんがヅラをかぶって子供の列の真ん中に座って、自分へ気を引かせようとします。子供達は、彼ばかり見てDVDを見ません。

そして、挙句の果てには…。

謝恩会は3時間を予定していましたが、来て1時間しか経っていない時点で、突然、飯山さんは立ち上がり、

「みなさん、残念ですが、先生方はここでお帰りになられます。みなさん、盛大な拍手でお見送りください!」

と、マイクを使って宣言したのです。

最後までいる予定で時間を空けてくださっていた園長先生と二人の担任先生は呆然自失。緑子さんも他のママたちも言葉を失い、緑子さんのご主人が、飯山さんのところに、

「ちょっ、ちょっと…」

と、駆け寄ろうとすると、先生方が立ち上がり、緑子さんのご主人を止め、

「いいです。大丈夫ですから。わたしたちはここで帰りますから」

「でも…」

「いいんです。大丈夫です。わたしたちもいろいろ事情は聞いてますから。お願い。最後だから子供たちの前でもめないで。わたしたちは帰ります。本当に楽しかった。ありがとうございました」

先生方も、飯山さんが黄見栄さんのご主人に暴力を振るったことを知っていました。

「すみません。せっかく来ていただいたのに、こんな失礼な形で最後を迎えるなんて…。本当にすみません。お詫びのしようがありません」

「いいんです。子供たちと最後の時間を過ごせたんですから。ありがとうございました」

そして、飯山さんは、先生を追い出すように、

「はいはい。ありがとうございました。先生、さようなら〜」

と、マイクで叫び続けたのです。

飯山さん手下の2家族は拳を上げてウェ〜イ!などと奇声を上げています。

こいつらは頭がおかしい。

誰もが、そう思った瞬間でした。

 

先生が去った後、飯山さんは、

「さあ、どんちゃん騒ぎの始まりです!」

と、宣言しました。

かくして、謝恩会はクレーマー3家族が仕切るただの下品な飲み会に成り果てたのです。

これが、彼らの緑子さんや黄見栄さんたちに対する復讐だったのです。

結局、緑子さんが1年かけて準備した謝恩会は、このような形で幕を下ろしました。

勝ち負けで言えば、

完敗

です。

ハメられた形で謝恩会係にされ、それでも負けずに頑張って、最後までキレずにやり遂げた結果が、

これ。

残念ですが、これが、現実です。

 

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謝恩会の会計報告

 

例の飯山さんの復讐はこれだけではありませんでした。

「どうやら緑子さんが会計をごまかしているらしいんだよね」

卒園したあとも、そんな噂を流し続けていました。

本来なら、繰り越さなければならない予算を、昨年までパンジー会の役員だけで飲み食いしていたような父母会です。

「普通は、役員をやっていたら会計をごまかすよね〜」

と、いうのが当たり前なほど、モラルの低い父母会でしたから、そのような噂が立つのも当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。

(緑子さんがパンジー会の役員でなければ、余った予算は自分たちのどんちゃん騒ぎに使えたのに…)

飯山さんたちはきっとそう思っていたのでしょう。だから、腹いせにそんな噂を流した。もしくは、予算の使い込みをしない人間がいること自体を信じていないのかもしれませんね。

緑子さんは、そんなこともあろうと、最初からきっちりとした帳簿をつけていました。

報告書を作り、領収書を貼り、本業が会計監査のママに依頼していました。

きっちりと確認いただいて、

「平成○○年度△△保育園謝恩会の会計監査にあたり、収入支出に伴う関係書類及び関係帳簿・関係領収書等を慎重に審査した結果、いずれも正確かつ適正であることを認めます。承認してくださる方は、返信メールをお願いします」

と、皆に一斉送信メールを出してもらいました。

もちろん、飯山さんからの返信はありませんでした。

 

本当にすべてが終わったとき、緑子さんは、

保護者全員、嫌いになっていました。

唯一の救いは、子どもたちでした。子どもたちが喜んでいるのをみれば、やってよかったと心から思えたからです。

無償の愛でした。

 

子供は人質じゃない

 

一連の事件の終了後、緑子さんはママ友とつきあうのをいっさいやめてしまいました。

ママ友なんて友じゃない、むしろ百害あって一利なしだ。

 

というのが彼女の持論です。

緑子さんの子供が小学校に入学して、保育園のママ友とは、15人中11人が同じ小学校です。

「同姓同名ですが別人です」と言って転園して逃げ去ったあの人も(ママ友は友達じゃないVOL4)また同じ小学校のママとなりました。

緑子さんは、今までと変わらない態度で、知っているママと会えば、きちんと挨拶をしようと決めていました。

が、 彼女は緑子さんと廊下で会うと下を向いて逃げ出すそうです。

役員を押し付けたママたちも数名も、緑子さんに会えば、気づかないふりをして下を向いて素通りしてしまうそうです。

クレーマー3家族は全員緑子さんの子供とは違う小学校に行きました。2家族が同じ小学校。もう一人はまた別の小学校に行ってしまったのでバラバラになりました。

そして、

何よりも肝心なこと。

保育園のママ友たちは、小学校に上がった途端、誰一人、家族ぐるみの付き合いを続けることはなくなりました。

子供のために、ママ友を作らなければいけない。

子供のために、ママ友に気を使わなくてはならない。

だって、ママ同士が仲良くしないと、子供が仲間外れにされるから。

 

そんなことはまったくありませんでした。

 子どもは子ども。

 

 さも、子どもが人質にとられているかのように思ってしまい、間違った事を我慢すべきではなかった。

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ママ友との付き合い経験が成長を生む

 

緑子さんが、次にママ友と対決したのは、学童保育の役員決めのときでした。

学童保育(がくどうほいく)とは、主に日中保護者が家庭にいない小学生児童(=学童)に対して、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業の通称である(Wikipedi引用)

ママたちは働いているから、学童に通わせる。

しかし、前も書きましたが、緑子さんの住む地域には自営業の方が多く、申請も自由に書けるので、一応働いていることになっていましたが、実際はフルで働いていないママたちが立ち上げたさくら会という会があり、七夕会、学童祭り、クリスマス会、餅つき大会などを企画し、平日でも招集されているような状況でした。

役員になったらその中心を担わなければならないので、役員決めのときにいったん子供をやめさせて、また改めて入り直そうというママが多かったのです。それほどみんな役員はやりたくなかったのです。

辞めなかったママたちが招集され、役員決めをすることになりました。
例の、保育園の役員を緑子さんに押し付けた一人のママもその中にいて、その方がまた、

「欠席の方にやっていただきましょう」

と、提案していました。

緑子さんは、自分が保育園の役員決めのときもこのように行われたのだな、と思ったそうです。

わざと、欠席した人もいるかもしれない。だけど、本当に理由があってこれなかった人もいるかもしれない。

少し様子を見ていると、

小学校で初めて一緒になったあるNママが、

「そんなに役員をみんながやりたくないのなら、この会をいったん休止するというのはどうでしょうか?」

と、提案したのです。

すると、緑子さんに役員を押し付けたママが、

「ずっと続けてきたものを自分たちの代で終わらせることはできません。やはり続けるべきです」

と、譲りませんでした。

緑子さんは、じゃあ自分がやればいいのにと思っていたそうです。そして、会の流れは欠席者を役員とすることになりそうになったとき、緑子さんが発言しました。

「すみません。ちょっとお話したいことがあります。私は保育園の役員決めの日に子どもが扁桃炎で2週間くらいお休みをしていました。そのときに私のところにだけ、役員を決めるというお知らせのメールが届きませんでした。(メールを送った方の顔を見ながら)そして、満場一致でわたしが役員に決まりました。私に事前に許可なく決定しました。決まったという、お知らせだけもらっても、理由がこちらとしてはわからないので、その会をまとめた方に理由を聞こうと何回も連絡しても、まったく電話に出てくれず、やがてその方は退園されてしまいました。なぜだかわかりません。欠席裁判をされた側から意見を言わせていただきますと、非常に不愉快でした。その場で「欠席裁判はいけない」と言ってくださる方も一人もいませんでした。とても仲良くやっていると思っていたのに、残念に思いました。そしてこのやり方はフェアではない。それほど皆さんがやりたくないのなら、そんな会は存在しない方がいいのではないかと思います。ですから、わたしはNさんのご意見に賛同します」

欠席裁判をしてでも役員を決め、会を存続すべきだと、そう言ったママはずっと下を向いていたそうです。

会合の空気は凍り付きました。

また、みんなの反感を買っていたのかもしれません。でも、緑子さんは、

最初に毅然とした態度をとることが肝心なんだ。

そのことが、ママ友相手の抑止力になるとは、とうてい思わないけれど、

自分自身への宣言となる。

 わたしは、これから6年間、この態度を貫こう。もう、自分に嘘をつくのはやめよう

 

結局、押し付けたママが役員を引き受けることとなりました。

本当のママ友ができた

緑子さんはその後も誰とも自分からはおつきあいはしませんでした。

学校の参観のときも、私に話しかけないでオーラを出し、拒否感をあふれさせました。

ある参観日の日、一人のママが近づいてきました。

あの会合のときにそんなに役員をやりたくないのであれば、会を休止したほうがいいのではと提案したNママです。

「こんにちは。いつも子どもが緑子さんのお子さんと仲良くしていただいてありがとうございます」

「いいえ。こちらこそ」

「あの。保育園の役員決めのときは大変だったんですね」

「ええ。まあ」

「わかります。私も押し付けられたから。でも緑子さんのようにあんなふうに言えませんでした。だから良かったです」

と、言ってにっこり笑って去って行きました。

同じクラスに、「話しかけないでオーラ」を出しているママがもう一人いました。

緑子さんは、そのママからも、参観日で会うたびに話しかけられるようになりました。

それから、役員決めで振り回されたもう一人のママも、緑子さんと仲良くなりました。

緑子さんは、彼女たちと一斉にみんなで集まるようなことはしません。

彼女たちも、誰一人として、「今度みんなで集まらない?」なんて言ってきません。

緑子さんは、Nママと学校で会ったときには二人きりで話をします。

同じクラスの話しかけないでオーラのママとも、偶然出会ったときには話をします。

もう一人のママとは、家族ぐるみで一緒にご飯を食べたりするような仲になりました。でも、子供同士は仲がよくはありません。だって、男の子と女の子だから。でも、親同士は仲が良いので一緒にお酒を飲みます。

友達とはそういう関係です。

すべての人とは仲良くならなくてもいい。

嫌なことは嫌という。

難しいかもしれませんが、その後には本当のものだけが残ります。

その後の、”その”

とは、

ママ友との、言葉では言い尽くせないほどのトラブルの数々です。

 

子供の親である以上、避けて通れない問題なのかもしれません。

 

子供の本音

 

でも、これだけは、頭に叩きこんでください。

 

 子供は、家族ぐるみの付き合いがしたいなんて、これっぽっちも思っていません。

 

 子供は、ママ友グループの中で苦しんでいるママの姿を見たくはありません。

 

 子供は、たいして仲が良くない家族同士で、バーベキューをやったり、お花見をしたり、ハロウィ〜ンパーティーをやりたいなんて思っていません。

 

 子供にとって、「子供のためにママ友を作らなくてはならない」なんて、思われるのは、はなはだ迷惑です。

 

 子供は、ママ友という場を維持するための道具ではありません。

 

 子供は、ママ友という場とは、今後一切無関係です。

 

 子供は、

「ママ、そんなくだらないこと考えてないで、もっと、こっちを見てよ」

 そう叫んでいます。

 

これが、こどもたちの本音です。

(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)

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風宏(Kaze Hiroshi)
この記事を書いている人

風 宏(Kaze Hiroshi)

 風宏

心の冷えとりコーチ

冷えとり歴13年目。靴下6枚ばき、半身浴20分。最近お酒がやめられるように変化した2015年2月4日より、女性のための問題を解決するブログを開始。2016年9月GCS認定プロフェショナルコーチ資格取得。女性のための心の冷えとりコーチング講座も開催。