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冬の冷えとりの効果的な過ごし方と痒みのめんげん|冷えとりおはなし会2-1

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。

練馬の冷えとりショップ繭結さんでは、冷えとり歴26年の柳沢さんを迎えて、冷えとりお話会が不定期に開かれています。(【追記2020年11月】柳沢さんは現在冷えとり歴30年です。)
この会は、勉強するものではなく、一人一人の冷えとりで起こる悩みをシェアする会です。

この記事は、冬の冷えとりの過ごし方についてお伝えいたします。

冬は乾燥しますので、痒みについてのお悩みもあり、そちらもシェアしています。

冷えとりショップ繭結さんにつきましてはこちらもご覧くださいませ。

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冷えとりおはなし会とは?冷えとり勉強会とは?

練馬の富士見台にある繭結さんでは、奇数月に講師が進藤幸恵さん(冷えとり提唱者の進藤義晴先生の娘さん)の勉強会、ほとんど毎月、冷えとり歴30年の柳沢さんのおはなし会が開催されています。

冷えとりショップ繭結木のぬくもりが素敵なお店です

進藤幸恵さんの勉強会は大体30人ぐらいの方が集まりますが、柳沢さんのおはなし会は少人数制で、一人ひとりのおはなしをじっくり聞くことができます。

今年の9月に初めて参加して、毎月行きたいと思っていたのですが、都合がつかず、ひと月開いてしまいました。

たくさんお尋ねしたいこともたまっています。

このおはなし会は、柳沢さん曰く、

「ディスカッションの場としたい」

とのことで、ご自分の話を聞いてもらうのではなく、冷えとりをやっている方の情報共有の場にしたいという強い思いが感じられました。

ですから、一人ひとりの冷えとりの中で疑問に思うことを話し、時に柳沢さんがアドバイスし、他の参加者が自分の時はどうだったという情報を共有することができるのです。

冷えとりをやっていると、本当にこのままでいいのか?と思う事も出てきたり、あまりにめんげんがひどいとくじけて、病院に行こうかとか考えて、悶々としてしまったりすることが私にもありました。

今では、私の周りにも冷えとりをやる仲間が増えてきたので、いろいろおはなしできるようになりましたが、孤独よりも仲間がいて、情報を共有する方が心強いです。

冬の冷えとり、腎臓の毒出しに良い過ごし方と食べ物

笑顔

みなさんのおはなしを聞く前にまずは柳沢さんからのおはなしがありました。

「みなさん、土用の毒出しはいかがでしたか?」

この言葉で始まった冷えとりおはなし会。

集まっていた参加者は、ひどかった〜!!と、ざわつきました。

土用の毒出しは、うちの家族も毒出しがひどくて、苦しみました。

土用の毒出しとは、立春、立夏、立秋、立冬までの18日間に消化器の毒出しが行われることをいいます。

それぞれの臓器は春夏秋冬、毒出ししますが、土用は年に4回あり、その全てが消化器の毒が出るのです。(春は肝臓、夏は心臓、秋は肺、冬は腎臓の毒出しです

他の臓器が年に”一度の毒出し”なのに比べると、消化器の毒出しは年に4回あるというのは、いかに消化器に負担をかけているかということがおわかりかと思います。

柳沢さんはこうお話されていました。

土用の毒出しには入れるものを減らすこと。

胃腸と大腸の衣替えと考えてください。

なるほど、衣替えと考えれば、クローゼットから夏物を出して、いらないものは処分して、冬に備えますね?

秋は美味しいものがたくさんあり、食べ過ぎの傾向があります。

特にブドウは身体を不調にするので、食べ過ぎると失敗される方も多いのだとか・・・。

そういえば、私はこの秋、シャインマスカットにはまりました。

bb2c94e188c7d45e56acfad3c96f572e_sなぜか、緑色のぶとうは女子が好みますね

このように秋に食べ過ぎると、土用までは、体調が狂うのですが、土用とともにピタリと収まることが多いそうです。

参加者からも同意の声が聞こえました。

冬は腎臓の毒出しの季節です。

腎臓と関わり合いのある臓器にも毒が出やすいそうです。(耳、消化器、骨、腰痛、腰の冷え、首の後ろの肩こりなど)

また、腎臓が悪い人は怖がりも多いということです。(腎臓は寒さに弱く臆病な臓器です

怖がってばかりいると、さらに腎臓が悪くなるので、頭寒足熱にして、できるだけその性質を変えていく努力もしたほうがいいとのこと。

私の子供も臆病で怖がりです。ですから、すぐにトイレに行きます。特に知らないところに出かけたりすると、途中で不安になって、何度もトイレに行きます。

この腎臓の薬穀になるものは、豆です。

豆はその一つ一つに生命力があり、粒の大きいものよりも小さいものがより活力があるそうです。(豆には腎臓を強くする働きがあり、熱を逃がさない効果もあるそうです)

普段からも味噌汁で豆は採れますね。

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塩分が身体に良くないと言われていますが、塩分がないと腎臓が働かなくなりますので、腎臓には塩分が必要なのです。(減塩商品も多いですね)

逆に糖分はすべての機能が緩ませますので、その結果すべての病気を引き起こすそうです。(そうなると、甘く煮た小豆はどういう効果があるのか、実験してみたくなりました。中和するのでしょうか?)

11月8日の立冬が暦の上では冬ですが、12月22日の冬至に秋と冬が本格的に入れ替わります。(昔は冬至にかぼちゃに小豆を入れるのは、そういう知恵があったのだそうです)

そして、立冬から3月3日頃までを”冬”として、豆をしっかり食べて、頭寒足熱で過ごすと、春の毒出し(肝臓)が和らぐとのこと。

もし、冬に食べ過ぎると、溜まった毒を杉の花粉の力を借りて、花粉症の毒となって身体が出そうとするそうです。(かゆみで、目から涙、皮膚をかかせ傷口から血などで排毒するなど)

冬にミカンなどの糖分を摂りすぎると、せっかく味噌汁などで採った塩分が中和されて、効果もなくなるとか。

なるほど、と思うことをお聞きしました。

それでは、参加者のおはなしを聞いてみましょう。

冷えとりおはなし会参加者のかゆみのめんげんのおはなし

かゆみ

  • 相談者は土用の毒だしでとにかくかゆみがひどかったそうです。(立冬になった途端、下半身のかゆみはなくなったそうです)
  • 下半身部分にかゆみが強く、現在は額にそのかゆみが出てきたそうです。(アトピーのような症状)
  • 半身浴も2時間、靴下も10枚履いているということです。(すると、お風呂の湯が濁り、変なものがふわふわ浮いているので、それはなぜなんだろうと話されていました。
d79c8554e0cdfa6841004cfd48aba595_sかゆ〜い

柳沢さんからの答え

  • 下半身、特に足に出るのは肺の毒。
  • 上半身にかゆみが出る時は、のぼせているから。(そういう時は頭を冷やすといい。ぬらしたタオルでハチマキをすると気化熱でのぼせた毒を出しやすくできる)
  • これを薬などで止めると、その毒は脳に入る。(早く治そうとすると、毒を抑えようとするので、治りが遅くなる)
  • 毒が出ているときは、半身浴強化をする。

土用の毒だしのときに、私の夫も股が痒くて仕方がありませんでした。

柳沢さんが言うには、顔に出るより、下半身に出る方がのぼせがないからいいとのこと。

そういえば、うちの子供も、アトピー初期の頃にはほおが真っ赤でした。(今は首から下に移行してきています)

皮膚を掻き壊したときは、パウダーを叩いてくださいと相談者にアドバイスしていました。

パウダーとはなんだろう? ふと疑問に思います。

パウダーとは、繭結さんの商品で絹をパウダーにしたものです。

IMG_0777白粉みたいにつけるといいみたいです。ブラシでもオーケーです。パフは私が準備したものです。

早速購入して帰りました。

夫が試してみると、かゆみが止まった気がすると言いましたが、娘はあまり変わりないと言っています。

おそらく、夫と娘のかゆみの歴史が違うからなのでしょう。

今のところ、夫はよく眠れるようになったと言っていました。(かゆさで目が覚めていたので、よく眠れなかったと言っていました)

娘はアトピー歴が長いので、表面上はあまり変わりはありません。

少し変化が見られたのは、かきむしらなくなり、血まみれにならなくなったことでしょうか?

柳沢さんはかいてもいいけれど、肉が見えるほど掻きむしらないようにと言われていましたが、子供なので、強さの加減ができません。

「そういう場合は、患部にシルクパウダーをはたいてください。パウダーをすりこんでかいてもいいです。でも、薬で止めないように」というアドバイスがありました。

今まで、私は、まさか、かゆみの毒を止めると違う場所に毒が行くとは思っていなかったので、そういう場合には仕方がなく、火事を消すのだと考えて、ステロイドを使用していました。

でも、消毒液(マキロン)もしないで、パウダーだけで大丈夫だということです。

シルクパウダーについては、実際使ってみたシルクパウダーのメリット&デメリットをご覧くださいませ。

半身浴は冷えとりでは一番大切!

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そして、何よりも不調には半身浴が大事だそうです。

不調になるということは、身体が(内臓が)冷えているからなので、芯から温めないといけないのです。

長く湯に浸かっていられないと相談者からよくお話を聞きますが、それは湯の温度が熱すぎるからであり、自分の体温プラス2℃であれば、長湯できるし、冷えてきたら、追い炊きをすればいいのです。

適温は湯の中で寝てしまうことができる温度です。

湯の温度が体温以下になると不思議と目がさめるということです。

これは分かります。

私も、半身浴しながら、気がつくと寝ていたことがあり、ハッと目がさめる時がありました。

眠れるということ=毒が出ているということだそうです。

柳沢さんも、ひどいめんげんの時には20時間半身浴されていたと話されていました。(そのうちの4時間は家族の入浴時間だったそうです)

身体が冷えると食べたくなるけれど、温まるとあまり食べたくなくなるということも教えてくれました。

確かに、前は食後に必ず甘いものを食べなければ気が済みませんでしたが、気がつくと私もそんなに食べていません。

夫も前に比べれば、毎日食べなくても大丈夫に変化してきました。

娘だけは、おやつのゼリーは毎日食べなければ気が済まないので、冷えはあるのだと思います。

自分の身体の変化に気がつき、観察する癖をつけると、それが自信につながりますね。

私もそうでしたし、夫も土用の毒出しで、ひどい病気と主張したものがすべて大したことがなく、毒だしだったとわかり、ここまでは大丈夫というラインがだんだんわかったようです。

冷えとりは、とにかく自分の納得ができるように進めていくしかないのだと私は思いました。

おはなし会はまだまだ続きます。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

続きはこちらです。

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まとめ

  1. 冷えとりで行き詰まった時は、冷えとりショップにでかけてみましょう。専門店で相談してみると、目から鱗の情報も多いです。
  2. 半身浴を長時間していると、知らない間に寝ているときがあります。冷えとり上級者は、半身浴をしながら、お風呂で寝る方もいるということを知り、いろいろなことができるのだなと感心しました。お風呂で寝てもいいというのが衝撃的でしたが、実際やってみると毒が出ている気がします。

実際に使ってみてよかった冷えとりグッズはこちらです。

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