こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
私の冷えとり歴をはるかに上回る、冷えとり歴26年の柳沢さんのおはなし会に出かけてみました。
【追記2020年629日】現在柳沢さんは冷えとり歴30年です。
この会は、ひとりひとりのおはなしをじっくりと聞き、その情報を共有するということを意図とされたものとなっています。
今日の記事は、冷えとりショップ繭結さんで開催されている冷えとりおはなし会についてのレポをお届けします。
私がこの会に出席することになった経緯や講師の柳沢さんについての記事はこちらです。
みんなの冷えとりのおはなしを聞く
柳沢さんからの冷えとりの基本のお話を聞いた後は、参加者それぞれの冷えとりのお悩みについて話す時間があります。
便秘で悩む女性
この方は、便秘に悩むことを相談されていました。
おならがぷうぷう出るのも、悩みの種だそうです。
柳沢さんの話では、善玉菌が大腸の中でできるとガスが出るそうです。
大腸ではカルシウムを摂取すると活力も出るし、お風呂で身体が温まると善玉菌が活性化するので、おならが出ると教えてくれました。
そういえば、私も半身浴したり、湯たんぽを入れたりしていると、おならがぷうぷう出ていました。
いやだなあ〜
便秘なのかしら? 毎日出ているのに!
そう思っていましたが、まさか、大腸の善玉菌が活性化していたとは、驚きです。
てっきり、便秘で大腸の菌が繁殖して発酵して、ガスを出しているのかとばかり思っていました。
冷えとりの反応に悩む女性
この方は、冷えとりを始めて1年くらいということで、体に出る様々な悩みを相談していました。
半身浴をするようになり、家族からは、よくそんなにお風呂に入っていられるね、と呆れられているけれど、お風呂に本を持ち込んで、思う存分読むことができるのが幸せ、と話していました。
仕事を辞めて、初めてそんなにのんびりと本を読む時間が取れたのが嬉しかったとおはなししてくれました。
たまに、お湯が茶褐色になってしまう時があるのを相談されると、柳沢さんからは、色によってどこが悪いかわかると指摘され、茶褐色になるのはおそらく心臓の毒が出ているのでしょうと言われていました。
私も、夫のお風呂の後に入ると、ネズミ色のものがいっぱい浮かんでいる時があります。(なんとなく、お湯がグレーな感じです)
夫は腎臓と大腸が良くないので、黒と白が混じったグレーな色になっているのかもしれません。
夫は平日は帰宅が遅く、一番最後のお風呂なのでわからないのですが、土日に私が最後に入ると、お湯がグレーなのです。
最初は杉っ子のせいかと思っていましたが、杉っ子を入れた時と、最後とはだいぶ色が違っているので、やはり毒が出ているのかもしれません。
また、この方は、めまいもこのひと月の間に3回起こったとお話しされていましたが、めまいは体調が改善されていく時に出るのだと柳沢さんは教えてくださいました。
そして、めまいは肝臓の毒だということです。
最後に、左足のこぶが気になるとも言っておられましたが、これも心臓の毒だと解説されていました。
半身浴が長くできなくて悩む女性
とにかく、暑くて、暑くて、半身浴が長い時間できないので、お風呂のドアを開けて、扇風機で風を送りながら、お風呂に入っていると話されていました。
風が当たると、頭が猛烈に痛む、と相談されると、柳沢さんが、風を当てると肝臓が縮むので扇風機を首振りにして、一箇所にずっと風を当てないほうがいいとアドバイスされていました。
また、左の足首を捻挫したと相談すると、捻挫は食べ過ぎなので、質を考えて食べましょうとお話しされていました。
この話を聞いた時、私もすぐにピンときました。
食べ過ぎている時って、手の先を怪我したり、こけたりするんです。
体が足を怪我させれば、食べ物を取りに行けないというように仕向けるのです。
柳沢さんは、消化器が温まると、食べたくなくなるとも話されていました。
そして、捻挫は温めると完治まで、普通にかかる時間の三分の1の時間で治るとも話されていました。
半身浴が熱すぎるのは、湯の温度が高いからではないかと私は思いました。
私は40度以下で、20分以上入ります。
でもこれを40度より高くすると、10分も入って入られません。
寒くなってきたら、追い炊きして、また数分。
そのくらいだと、じんわり汗をかいてくるんだけどなあと思いながら、聞いていますと、柳沢さんがこんなことを教えてくれました。
浦和の見沼に温泉ランドのようなものがあり、ここは湯の温度が冷えとりの半身浴に適しているくらいぬるいので、長く入っていられるから、自分はよく行きますと話されていました。
埼玉県は、意外に都会に近いところでも、温泉があるのですね〜。
やはり、お湯は熱すぎるのはいけないみたいですね。
喘息で悩む女性(冷えとり歴7年)
現在は、湯たんぽ3つで、頭にはアイスノンで就寝しているそうです。(湯たんぽ3つは素晴らしいと思います!)
この方は、おならが出ると喘息の発作が出るそうです。
わかります!
私も、喘息発作の時はあまり大腸の具合が良くありませんでした。
(*詳しくは、「冷えとりとめんげん 呼吸器と消化器はつながっている?」をご覧くださいませ。)
柳沢さんは、毒だしをすると、細胞がひと月に少し入れ替わり、これを繰り返していくと、正常な細胞に戻ると話されていました。
全部毒を出し切った後に、つくられるものは良いものになるそうです。
とにかく頭を冷やして(首の付け根を冷やすとベストだそうです)、足元を温める。
半身浴の湯は、自分の体温プラス2℃がベストということ。これが身体の血液を回してくれるのだそうです。
この方は、喘息で食欲がなくなって、痩せてきて家族に心配されるのが苦痛だとも相談されていましたが、30キロくらいまでは痩せても大丈夫、食べないと回復するので、食べなくなってから、
くず湯➡︎おかゆ➡︎その倍食べれる➡︎トイレに這っていけるようになる➡︎つたって歩けるようになる➡︎庭に出れるようになる
というように、身体は力を取り戻すとも話されていました。
また柳沢さんはこのようなことも教えてくれました。
季節の変わり目は消化器の毒だしがあります。
秋は、肺や大腸の季節です。なんとなく、憂いやメランコリーなもの思いの秋でもあります。
感情も毒だしだそうです。
何か嫌なことが起こったら、貯めないで出す。
臓器がきちんとするために毒だしが行われているのだから、とにかく出す。
毒出しが起こったら、その毒を出し切るために起こったと考える。(温めたら、そういうことは起こらなくなるそうです)
もの思いの秋が、感情の毒出しだったとは・・・・・。
驚きです!!!
家族の死後の揉め事に悩む女性
上記のお話が終わった後に、実は・・・と、この方がお話ししてくれました。
40代の甥っ子が亡くなり、悲しくて仕方がない。
また、それを機に集まった親族が、もめて嫌で仕方ないけれど、断ち切ってもいいのかと尋ねられました。
わかります。
あんなに仲が良かった兄弟も争うことがあり、音信不通になることだってあります。
現に、私の母も私の祖父母が亡くなり、遺産相続で、兄弟姉妹と仲違いをしてしまいました。(祖母の葬式にも出ないという母の妹(私の叔母さん)もいました。母も説得して、やっと、葬式は出ました。)
親子関係や兄弟関係で悩む人は多く、私もこの問題について、とても関心がありました。
柳沢さんは、兄弟で仲違いしても良いとお話しされました。
自分で毒を出せないときは、他の力を借りる。
力を得て、人間の老廃物を出すと話されました。
感情には感情を持って接し、見えない世界(心など)には見えない世界で対応するのが良いと話されていました。
それに、冷えとりをすると、優しく穏やかになれるし、温まると波動(サーモグラフィなどで見ても変わりますよね?)も変わり、自分の身体が温まると心も変わる。
すると、まーいいか〜と思えるようになると教えてくれました。
確かに、半身浴をする前に、今日起きた出来事を怒りながら入っていても、身体が温まるとそう長くは怒っても入られません。
私も随分丸くなりました!
仲違いしてもいいと言われたことで、私も救われた気持ちになりました。(このことについては、また後ほど書かせていただきたいと思っております。)
冷えとりおはなし会のまとめ
このおはなし会は、みんなそれぞれ自分の身に起こったことを話すことによって、共有しようという試みがあるそうです。
その試みは本当にありがたいです。
私も、このおはなし会に来て、始めてお風呂に入るとおならがぷうぷう出るというのが、大腸の善玉菌が活動しているということを知り、安心しました。
それにしても、2〜3日前は肺炎で苦しんでいたという柳沢さんは、ぶっ通しでこんなにお話しして大丈夫なんでしょうか?
半身浴を長時間して、回復したと話されていましたが・・・・。
お話ししている方も、病状がまったくないと思われるような元気な方もいたり、見るからに問題を抱えているという方もいました。
このおはなし会は続きは、冬の冷えとりの効果的な過ごし方と体に良い食べ物|冷えとりおはなし会2-1もご覧くださいませ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとりが進むと、その人にふさわしい体重に、太っている人は、やせ、やせている人は太る。
私はちっとも太らないという人もいますが、よくよく体重計に乗ってみると、見た目はやせているのに体重が増えていることもあるそうです。
これは骨がしっかりしてきて、重くなったためだということです。
冷えとりをしていると、性格が穏やかになってきます。今までお付き合いしてきた人と合わなくなって、お別れすることになったりする場合もあります。
人は自分と同じようなものを持っている人とお付き合いするものだと思えば、悲しくはありません。
この本一冊あればお悩みは解決できる教科書のような本です。