こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
冬前の土用の消化器の毒出し期間に入っています。
秋の土用は10月21日から11月7日までの18日間です。
この期間は、東洋医学では二十四節気のなかの立春、立夏、立秋、立冬前の土用の期間が消化器の毒出し期間なのです。
この時期、食べ過ぎで下痢、便秘、吐き気、めまい、発熱で体調不良になるのも特徴です。
さて、家族全員が冷えとり歴を10年越えた冬前の土用の消化器の毒出し期間に起きたことをご報告します。
土用の毒出しについては、2021年の土用はいつ?冷えとりから考える土用の毒だしに気をつけることをご覧くださいね。
風家の土用の消化器のめんげん
冷えとり歴12年の茜のめんげんは便秘に悩む
私は、便秘にあまり悩んだことはありませんでした。
むしろ下痢気味のほうです。
冷えとりをするようになって、大腸のめんげんが出てきて、おならがぷうぷう出始めて、
指くらいの細い便(冷えとり5年目)から、ドロ状の便(冷えとり7年目から9年目)
になり、現在は臭いことには変わりはないのですが、だいぶ便の形が整ってきました。
大腸の具合が悪い時は、大腸と関係のある肺の具合が悪く、咳喘息の発作にも悩まされてきました。ゆるい便になって、大腸から毒出しが起こるようになるとすっかり肺の具合が良くなり、咳の発作に苦しむことはなくなりました。
この大腸のめんげんはゆるく長く続いていたのですが、この土用の毒出しになって初めて、便秘に悩むようになりました。
841さんのめんげん辞典で調べたところ、
でした。
*841さんのめんげん辞典とは、【冷えとりとめんげん】とても便利な841さんのめんげん辞典のご紹介をご覧くださいませ。
やはり土用は消化器のめんげんが起こる時期なんですね…
毎日大量に出ていた便が、2日いっぺんなのはお腹が張って苦しくてたまりません...
冷えとり歴11年の音のめんげんは鼻水とにきびと38度の発熱
子供の土用のめんげんはひどい鼻水でした。
とにかく鼻水がすごい出ていました。
こちらも841さんのめんげん辞典によれば、
とありました。
秋になると、夏の湿った空気が乾いて、それが肺に入ってきて呼吸器に悪さするのでしょう。
そして左の鼻の横に大きなニキビ。左は新しい毒が出る場所なんです。
やはり、消化器の毒出しでした。
なぜなら、中間テストのストレスで甘いものを食べまくっていたから!
土用10日目の朝に急な38度の発熱もありました。
翌日、体温は平熱に下がりましたが、めまいがするということでまた学校を休むことになりました。
発熱にめまいも、消化器の毒出しの特徴です。
冷えとり歴10年の宏のめんげんは咳と締め付ける心臓の痛み
夫は食後に空咳のような咳がでていました。
これは土用だからというよりは、ここ最近気になる症状。
こちらも841さんのめんげん辞典によれば、
とあります。
いつもの土用には、夫は必ずと言っていいほど吐き気で目を覚ましたものですが、春より甘いものも毎日食べなくなったので、土用に吐き気で目が覚めることがなくなりました。
ところが…
土用に入って猛烈に仕事が忙しくなり、休みもなく働いて、深夜に帰宅した時にお風呂に入ろうとしたら、子供が誤ってお風呂のお湯を抜いてしまって、シャワーで済ませた晩に突然心臓の痛みに襲われたのです。
ふだんはちょっとしたことでは、病院には行かないのですが、心臓のことなので翌朝すぐに病院に行きました。
気になる場合は、我慢しないで医者にかかるのも風家の冷えとり。
かかりつけ医でレントゲン、心電図、血液検査をした結果は、異常なしでした。
こちらも841さんのめんげん辞典によれば、
とあったので、「最近アルコールも甘いものもやめたのにおかしいね」と夫に話したら、「実は、昨日仕事先でストレスがたまって杏仁豆腐を食べてしまった、しかも飲むように食べた」と告白されました。
そしてその日に限って、お風呂のお湯を抜かれていて、シャワーで済ませたのも原因のひとつになったのではないかと思います。
やはり土用の毒出しでした。
冷え切ってしまったのも、体調不良の原因でした。
家族に起きた内臓からの不思議なお知らせ
それぞれの土用の消化器の毒出しのめんげんに苦しみながらも、土用を過ごしていた冷えとり家族。
進藤先生の書籍によれば、食べ過ぎると内臓がもうこれ以上働けないと、怪我をさせたりして自然と食べられない状態をつくるといいます。
疑ぐり深い私は、そんなことはにわかに信じられませんでした。
ところが、毎晩のようにフレンチを食べたり、毎食後デザートに甘いものを食べていた頃には、よく怪我をしたり、交通事故に遭ったりしていました。
ふと気がつくと、今はまったく事故や怪我にも遭わなくなったのは、食べ過ぎなくなったからなのだと思います。
以前にくらべれば、甘いものもアルコールもフレンチも食べなくなりました。
ところが、土用の最中にどうしてもパフェが食べたくなり、家族揃って食べに行こうということになりました。
すると、不思議なことに駅に向かう途中でささいなことで家族喧嘩になり、次の駅で電車を降りて帰宅することに…
パフェは食べられませんでした。
冷えがとれてくると、こんなふうに体の方からめんげんが起きないように教えてくれるようにもなってくるのは、とても不思議なことです。
自分の体を向き合い、体の声を聞くことはとても大切なことなんですね。
まとめ
食べ過ぎない
この期間はなぜか食べる機会に恵まれるが、できるだけ気をつける
怪我や事故は体が食べさせないようにしている
下痢、便秘、めまい、吐き気、胃の痛み、発熱などの症状は消化器の毒出しの特徴
消化器の毒出しになったら、体を温め、食べ過ぎをやめる(お腹が減っていなければ1食抜かしてもいい)
なぜか会合が多い、頂き物が多いなと思うと、土用に入っていることがあるのも、風家でのあるあるです。
11月8日の立冬まで、まだまだ消化器の毒出しが続きますので、気をつけて過ごしたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとりのことをもっと知りたい場合は、冷えとり提唱者の進藤義晴先生の書籍をぜひ読んでみてくださいね。
食べ過ぎていたときには、交通事故に4回も遭った経験も書いてあります。