こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
夫は病気のデパートのような人で、数々の病気を繰り返してきました。
肝炎、痛風、脳腫瘍、頭痛、メニエル病、便秘、肩こり、頸椎ヘルニア、ピロリ菌、咳発作、花粉症・・・
冷えとりをやる前には、食欲が異常なほどあり、どちらかというと暴飲暴食気味でした。
(寝ながらでも、お酒を飲みたいと言っているくらいの人でした。)
そんな彼が冷えとりを始めて、冷えとり1年目から4年目のめんげんをまとめてみたいと思います。
風宏の冷えとり1年目は靴下2枚から
現在、夫・風宏は冷えとり歴10年生です。(2019年現在)
風家の中ではだいぶ遅れをとっています。(茜・冷えとり歴12年、音・冷えとり歴11年/*こちらも2019年現在です)
というのは、夫は強い西洋医学信奉者で、なかなか冷えとりを信ずることができなかったために、その参加が遅れました。
西洋医学信奉者になってしまったのは、もともと病院嫌いで、身体に不調を感じても、市販の薬で抑え込み、その場をしのいでいたために、気がついたときには、悪化して大手術という経験があったからというのがあります。
(頭痛がひどく市販薬で抑え込み、気がついたときには腫瘍が三センチほどの大きさになっていて、それを取り除くために三半規管と聴覚を失いました。)
そんな彼が冷えとりをやろうと決意したのは、一緒に暮らす家族がみるみるうちに健康になっていったのを目の当たりにしたからでした。(茜・生理痛がなくなる。音・喘息がなくなり、アトピーもほぼ完治)
まず、靴下2足を履くことから始めました。
最初はそれでも暑くて、脱ぎ捨てていました。
足は、いつもほてるほど暑いと言っていたので、おそらく冷えのぼせだったのだと思います。
春から始め、冬にさしかかった頃に、2枚だけでは、なんだか寒いような気がして、もう少し履きたいと言い出しましたので、プラス2枚を加えて、合計4枚履きました。(絹の五本指→綿の先丸→絹の先丸→綿の先丸)
半身浴は、とくにはしていませんでしたが、お風呂には必ず杉っ子が入っていました。(たまに本を読みながら入浴していたので、半身浴0パーセントではなかったと思います。)
この頃は、暴飲暴食は変わらず、好き放題食べるということは相変わらずでした。
まだ夏頃には、ファッションのために裸足で半ズボンなんていうスタイルも楽しんでいました。
ところが、靴下を四枚履くようになってからは、脱ぐと寒くて仕方がないので裸足になれなくなったのです。
そして、私も最初に感じた足爪の痛さが襲ってきます。
(*詳しくは、「冷えとり 足爪の異常は最初のめんげん?」をご覧くださいませ。)
寝ているときに、足の親指の爪の付け根のあたりがズキンと痛み、なぜか靴下を脱ぐと痛みがとれてしまうのです。
進藤幸恵さんが冷えとり勉強会のときに、お話されていましたが、親指が痛いのは親指にはすべての体重がかかるため一番負担が大きく、毒もそこから出るということです。
それから親指は消化器の毒がでます。
(*詳しくは「冷えとり 冷えとり勉強会に行ってみました♡」をご覧くださいませ。)
まさに、風宏は冷えとりの教科書どおりの展開を繰り広げていました。
風宏の冷えとり2年目は絹が破れまくり
ちょうど冷えとり2年目にさしかかろうとする頃には、夫は冷えて足元が寒くてたまらないので、もう少し靴下を増やしたいと言い出し、靴下の重ね履きは5枚になりました。
足のサイズのだいたいプラス1センチは大きくなりますので、それまでの靴が履けなくなりました。靴下をわざわざ脱いで靴を履くのも寒くていやだというので、靴のサイズも一新してしまいました。(男性の靴は大きいサイズが豊富にあるので、うらやましいです!)
それから、靴下が新品にもかかわらず、しょっちゅう破けてしまうので、思い切って、絹の下着に変えました。
そして、夫も、私や音(子供)が履いている絹のスパッツを履きたいとも言い出しました。
そして、迎えた春。
いつもの春は花粉症に悩まされるのですが、この年は予防のために1月から薬を飲み始めるのも忘れるくらい快適で花粉も感じず、過ごせたようです。
冬に身体を徹底して、温めたのがよかったのでしょうか?
このとき、初めて入浴剤に杉っ子を使っていると夫に教えると、
「あ〜、だからか・・・。お風呂に入るとなんだかかゆかったんだよね〜」
と、言っていました。
お湯の中で猛烈にかきむしり、お湯に灰色の物体が浮遊していたこともありました。(毒出しです!)
進藤先生も著書の中で、
春は肝臓の毒出しの季節なので、杉の花粉がそれを出してくれるきっかけになるので、ありがたく花粉をうけ、かいて毒をだしましょう
と書かれていたのを、冬の間中、お風呂で実践していたことになるのです。
風宏の冷えとり3年目に常備薬をやめる
夫は、花粉症が軽減したのをいいことに、尿酸値を下げる薬もやめてしまいました。
痛風から始まり、尿酸値を下げる薬は一生飲み続けなければならないと言われていた薬でした。
そして、食べ物もプリン体のものはなるべく摂取しないように気をつけてもいました。
尿酸値の薬をやめることにしたのは、薬を飲んでも飲まなくても、数値が変わらないからと本人は言っていますが、おそらく花粉症がほとんど治ったという体験を経て、薬をやめてみようと思えるようになったからだと私は思っています。
冷えとりをやっていても、なかなか身体が改善せず、健康診断などの数値が悪い場合があります。
それは毒が出ているからです。
たとえ、数値が悪かったとしても、健康に過ごせているのであれば、まさに毒出しの最中なのではないでしょうか?
本当に体調が悪ければ、日常生活も送れなくなりますからね!
そして、この年から家族でインフルエンザの予防接種をすることもやめました。(私はその1年前にやめています)
冷えとり2年目に、夫と子供だけインフルエンザの予防接種を受けたのですが、受けてすぐに2人とも体調を崩したのを機にやめてしまいました。
(それまでは、子供は注射直後は体調を崩すことがありましたが、夫にはありませんでした。インフルエンザの予防接種には、つなぎに卵白が使用されているので、卵アレルギーがある子供は影響をうけるのかもしれないと思っていたのですが、そのアレルギーのない夫も影響を受けて、なんだかおかしいと思ったようでした)
冷えとりでは、おたふくや水疱瘡などは予防接種をしないで、うつしてもらって完全な免疫をつけたほうがいいとされています。(予防接種で不完全な免疫をつけるのはよくないともされています)
確かに、子供は保育園に通うために、おたふく、水疱瘡等のワクチンを接種しましたが、すべてかかりました。
インフルエンザのワクチンをうったときもかかりました。
(熱がでるのは、免疫力が闘っている証なので、体を温めて、毒を身体の外に出せるのでありがたいと思って、出すとよいそうですよ。)
私自身も、インフルエンザの予防接種を受けていたのにもかかわらず、インフルエンザに感染し、高熱を出したことがあります。
そのときは帰省先で、思うように冷えとりができる環境にいなかったので、タミフルなどの新薬を飲んでしまいましたが、本当は半身浴で治せるので、今度、もし感染したら、試してみたいと思っています。
(インフルエンザに感染して4年の月日が経ちましたが、それ以降はまったく風邪らしきものはひかなくなりました。身体の毒が出されたのかもしれませんね?)
風宏の冷えとり4年目は食生活の変化
朝ごはんは抜くと気分が悪くなるからできない、と言っていた夫が、朝は食べなくても平気になりましたし、夜ごはんも肉や魚をたっぷり食べないと気が済まなかったのに、おにぎりと野菜だけで十分になるくらい、食生活は変化しました。
ただ、相変わらず、喉元を過ぎると暴飲暴食は続いています。
ところが、この4年目にさしかかる頃に不思議なことが起こるようになりました。
今週末にたくさんお酒を飲もう!
金曜日、飲み会!
そういうときに限って、原因不明の頭痛が起きたり、腰痛になったり、急に目が痛くなったりします。
そして、飲み会を断念すると、不思議と嘘のようにその症状がとれてしまいます。
身体からの警告なんでしょうか?
そして、暴飲暴食はあるとはいえ、昔に比べれば少しはおさまってきてはいます。
ビールはやめることができました。(おつきあいで、たしなむ程度です)
頭痛もコントロールできるようになりました。
現在は、太ももの間にブツブツができたり、足の間から汁のようなものが出続けています。
画像注意!!!汚いです!!!
(ご覧になりたくない方は、スクロールしてください。)
夫の足の間から、汁がでるところは、小指(膀胱)、薬指(たんのう)の毒が出る場所です。
ここで毒が出てくれていれば、脳にその毒がいかないので、現在、保有している脳腫瘍も大きくなることはないでしょう。
先日もこんなことがありました。
寝ていたら、くも膜下出血かと思うくらいの頭痛に襲われて、やばいと思ったと言って、それから2〜3日頭痛に悩まされました。(頭痛は肝臓と腎臓の毒です)
そんなときは、必ず食べ過ぎていることを私は知っているので、
「なにを食べた?」
そう聞くと、
ここ2週間毎朝、10時に甘いものを食べて、その後、おやつもしっかりとり、2〜3日前には肉まんをいっぱい食べたと言っていました。
甘いもののとり過ぎだから、朝のおやつはやめたら?と言いましたが、
「いやだ〜!!!」
そう言うので、身体から警告が発せられたのでしょう。
その頭痛があまりに怖かったので、「朝の甘いものはやめる!」と宣言したら、すっと頭痛はひきました。
このように不調には、必ず原因と結果の法則があるのです。
まだ完全に冷えとりを遂行できていない夫ですが、それでも冷えとりの効果はあるようです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えとりはまったくやらないよりも、いい加減でもやったら、それなりに効果は現れます。
そして、その人の適した時期に、適しためんげんが起こります。
冷えもだんだんわかるようになり、自然と靴下の枚数が増えます。
Let's try! - 不調が起こったときは、食べ過ぎを疑いましょう。
本人が食べていないと思っていても、よくよく聞くと、食べ過ぎていることが多いです。身体に不調が現れているのは、明らかに食べ過ぎの証拠です!
冷えとり初心者さんにはこんなことが起こります。