こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
冷えとり書籍の中で、とてもお勧めしたいのが『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』(進藤義晴著)です。
教科書的な本が、『新版万病を治す冷えとり健康法』(進藤義晴著)だとしたら、この本は参考書のようなものです。
この本の良いところは、めんげんの体験談が掲載されていて、進藤先生からの一言があるところです。
現在は、表舞台に出てこなくなられた進藤先生の言葉がこの書籍からうかがえます。そのお人柄がうかがえるとても貴重な本です。
増補改訂版も出た!冷えとりガールズに必須本
『新版万病を治す冷え『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』(進藤義晴著)は、1997年に初版が出て、2010年までに24刷、2013年に増長改訂版が出て、2014年までに3版が発行されているベストセラー本です。
冷えとり提唱者の進藤義晴先生とは?
最新の冷えとり書籍の進藤先生のプロフィールは、とても簡単なものになってしまっています。この本のプロフも『新版万病を治す冷えとり健康法』に比べて、簡素化していますし、改訂版前には表紙に医師という肩書きもついていましたが、改訂版からはその肩書きも外れています。
進藤義晴(しんどうよしはる)先生
1923年生まれ
1948年大阪大学医学部卒業
1971年小牧市民病院勤務。
1981年同病院退職を機に、自宅で治療院も開業。
1991年閉院。
主な著書に、『万病を治す冷えとり健康法』『万病を治す「冷えとり」生活療法』『病気にならない「冷えとり」健康法』などがある。
*現在は次女の進藤幸恵さんが相談を受け付けています。
(増補改訂版『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生 』のプロフィール欄より抜粋しました。)
『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』の読み方
『新版万病を治す冷えとり健康法』を読んでいる方は、基本的なことはわかっていると思いますが、ぜひもう一度、こちらの本を一読することをおすすめします。
なぜならば、とてもわかりやすいのです。この本を読み、誤解していたなと気がつくこともありますよ。
一読したら、手元に置いておき、めんげんで悩むときに目次から自分にあてはまるところを読むと良いです。
ひとつの項目が見開きで完結しています。
『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生 』のメリット
- 医者にかかろうかどうかを悩んでいる時のめんげんの体験者の悩みに対する進藤先生の言葉に励まされます。
- 季節ごとの毒出しやめんげんがわかります。
- 増補改訂版は、3〜6章までの入れ替えがあり、さらに読みやすくなっています。
- 7章に「毎日続けるための冷えとりQ&A」という項目が追加されています。
- 付録に全国の冷えとりショップリストがあります。自分の住所の近くのどこに冷えとりショップがあるのかがわかります。
実店舗もあるので、実際に見て買い物ができたり、お店の人も相談にのってくれます。絹製品だけではなく、進藤先生が開発した入浴剤の杉っ子の取り扱いもあり、品揃えがよい専門ショップが掲載されています。
ここに掲載されている店舗は、信用できるお店と考えてよいでしょう。
*私がよく利用しているのは、冷えとりショップ繭結は冷えとりおはなし会や勉強会が充実!や、【冷えとり本の感想】ファイブソックスさんの『冷えとり通信』がメッチャいい!や、実店舗のない冷えとりショップ841は冷えとり初心者さん用グッズがおすすめです。
『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生 』のデメリット
- ぺージが増えた分、価格が100円高くなったことだけです。
- 大きな書店には置いてあることもありますが、ほぼ書店では取り寄せになりますので、一度中身を見たい方は見ることができません。
- 最近、この本はネットでも、新品は見つけにくくなっていますので、見つかった時に購入することをおすすめします。
まとめ
医者知らず「冷えとり」で完全健康人生/進藤義晴
著者:進藤義晴
出版社:海竜社
版型:18.7cm×12.8cm×1.7cm
ページ数:206ページ/増補改訂版228ページ
2014年11月25日に薬事法から薬機法に改正され、健康食品、サプリメント、飲食品類、一般化粧品類は、医薬品類と同様の効果・効能があると誤認を与えない表記をするようになりました。
冷えとりおはなし会でも、冷えとりショップでオススメするグッズをかならず治るというような言い方はできなくなり、表記には気をつけているとのこと。
冷えとり界(?)でも、悪質業者が数十万円する足温器を「これを使うと必ず治るからと売りつけ、被害に遭われた方もいたそうです。これを踏まえて、冷えとりショップの勉強会もあり、表記には気をつけるようになってしまいました。
冷えとりおはなし会では、冷えとりで治ると今は言えなくなったから残念といっていました。
そんな中、この薬機法改正前に出版されたこの本の表紙には、こんなことが書かれています。
これをみると、私は冷えとりの可能性を感じてしまうのです。そのために、この本は私にとっては、希望の星です。
もちろん、冷えとりに固執するあまり、医者に行かないのはよくありません。冷えとりの書籍の中でも、心の毒は5000倍と進藤先生も言われています。心配で悩むようならば、ぜひ医者に行って診断してもらってから、どうするかを考えてもいいと思います。
医者に行こうか悩んだ時にとても役立つ本ということには、間違いありません。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
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