こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。
働きながら子育てするのは本当に大変なことです。
特に、子供を預ける場所が見つからないと、最悪は仕事をやめなければなりません。まずは、保育園を確保するのが一番の問題です。
妊娠も喜んでばかりはいられません。
ワーキングマザーは、妊娠がわかったら、まず住んでいる場所の役所に行って、いつ保育園の申し込みをすべきなのかを確認する必要があるのです。
今日の記事は、高齢出産妊婦の実体験、保育園には何歳から入れるのがベストなのかについてお届けしたいと思います。
高齢妊婦が妊娠報告をするといいことも悪いこともあり
4月の人事異動発表後に上司に妊娠を告白しました。
上司は思ったとおりの反応で、初めから予想していたその態度に、私はあまり驚きはしませんでした。
要するに、予想通り、マタハラが始まったのです。
上司からは、私はどうせすぐにいなくなる人という扱いを受けることになります。
確かに、出産のための休暇と育児休暇をとれば、1年近くはいなくなることになりますから、上司としての立場であれば、仕方がないのかもしれませんが・・・。
ここまであからさまにしなくても、もう少し、優しくしてくれればいいのに・・・なんて思ったりもしました。
その頃の私はまだ割り切って物事をみることもできない心の弱い人間でした。当時は、マタハラという言葉もありませんでしたから…。
子どもを守らなければと思う気持ちと、仕事をきちんとやらないといけないという気持ちで常に葛藤の日々。
どちらにもいい顔をしていたかったのです。
両方とも完全になんてできるはずはないのですけれども、ね。
妊娠を告白して、周りの態度は大きく変わりましたが、私はほっとしました。
これで堂々とトイレに吐きにいける!
もう安心です。
ところが、吐き気も告白とともにおさまってしまったのです。
もしかしたら、妊娠を隠すことによって生まれるストレスからの過食による吐き気だったのかもしれません。
これこそ、心の毒だったのかもしれませんね!
そうやって、赤ちゃんに毒がいかないように私の中にたまった中くらいの毒は吐くことによって出されていたのかもしれません。
(身体から出る汗は身体にたまった表面上の毒、吐くことは中ぐらいにたまった毒、下痢は身体の奥にたまった毒という定義が冷えとりではあります。)
あるいは、本当のつわりで、時期的につわりの時期を終えたのか・・・。
どちらかなのかは、今となってはわかりません。
そんな職場の雰囲気の中で、私の味方は同じ非常勤で働く女性たちでした。
すでに子育てを終えて、一緒に働いていた女性は本当に心配してくれました。
心配のあまり、
「仕事辞めたほうがいいんじゃないの?」
と何度も言ってくれました。
それが悪意があるわけではなく、心配してくれて言ってくれたのがわかりました。
その方の子どもを産んだ時代は、女性は主婦になるのが一番幸せと言われていた時代でしたから、そう言うのも無理もないのでしょう。
独身の同じ年齢の女性は、妊娠経験がない分、ずいぶん労ってくれました。
「本当に大丈夫なの? パソコンをしても電磁波とかは大丈夫なの?」
と何度も何度も心配をしてくれました。
同じ人間でも本当にいろいろな見方や対応があるのです。
私はたくさんの嫌な思いもしましたが、同時に、いろいろな方に心配されて本当にありがたいと思いました。
これは私が妊娠して知った人の心の優しさでもありました。
いやなこともありましたが、悪いことばかりでもありませんでした。
働き続けるために何歳から保育園に入れるのがベスト?
妊娠が全職員に知れわたり、私もできる限り努力を心がけ、妊娠していなかったときと同じように働いていました。
「妊娠を盾に働かない」
と、嘘を広める社員もいて、わたしをよく知らない社員からそう思われるのが心外で、なるべくいつものように働こうと心がけていました。
でも、やはり無理なものは無理なんです。
重い荷物を持ったりするとなんとなくお腹のあたりが気になり、流産しないだろうか?というようなネガティブな気持ちになって心配になります。
だけど、当時の仕事はけっこう重いものを運んだり、大きな看板を出し入れしたりするような業務もあり、それはそれでとても心配でした。
あからさまに、
「それではできません」
という態度が私にはできませんでした。
どうしても他人にいい顔をしてしまっていたのです。
この職場では、唯一私の上司である50代の女性だけが無神経でしたが、他の方は、妊娠している私に対して、とても気をつかってくれて、助かりました。
重いものを持とうとすると、
「持つから大丈夫ですよ。無理しないで」と言ってくださったりしました。
わりに、制度的には男尊女卑の強い傾向な会社でしたが、その分、男性は女性に対して、体力的には心遣いのある昔ながらの職場だったと思います。(男尊女卑が強い会社でも、体力的に男性がするべき仕事を女性に押し付け、自分は何もしない男性もいますからね。)
ちょうど同時期に正規社員で妊娠されていた人もいたので助かりました。
「風さんはいつから産休(産前産後休暇)をとるの?」
と、その方が聞いてきました。
私は予定日が8月中旬だったので、来年の3月までくらいかなと答えました。
すると、その方が
「風さんは非常勤だから産休はとれても、育休(育児休暇)はとれるかどうかわからないから、庶務課長に聞いてみた方がいいかも」
と教えてくれました。
産休というのは、産前産後休暇のことで予定日より産前6週間と産後8週間休業することです。(2004年当時)
8月15日出産予定日の場合は、6月28日から8月14日まで産前休暇で、8月15日から10月15日までが産後休暇となり、10月16日から子どもが一歳になる次の年の8月14日まで育児休暇をとることができます。
でも、実際のところ、働いている女性は保育園に入園させないと仕事復帰できないので、4月入園をめどに復帰してしまいますので、たいていは子どもの0歳4ヶ月以降の復帰となることが多いのが現実です。(保育園によっては、四ヶ月児から入園可などいろいろな規定があります。)
もし、育児休暇がとれないとなると、私の入園を希望する保育園では、4ヶ月から入園可の保育園だったために、保育所には入ることはできません。
本当は、1年休み、育児専念したいところですが、保育所は0歳のときに入園しないとたちまち満員で入れなくなります。(0歳児保育は、人数も多くは募集しないので、本当に狭き門でした。)
また、私の住んでいた地域では保育園に入るのにはポイント制でした。
20点満点で正規職員が20点、非常勤が15点、パートが10点など、仕事の勤務時間数によって点数が変わってきます。
それから、片親が一番入りやすいので、保育園のために一度離婚して、入園後に再婚したというツワモノもいたので、驚きました。
点数が多いお母さんから入園が認められます。
私は非常勤職員なので15点でした。
もし、10人定員のところに20点を持ったお母さんが殺到したら、その枠からもれてしまうことになります。
加えて、保育園に入れなかった場合は、仕事を辞めざるを得なくなりますので、仕事に復帰すれば支給される育児休業給付金の支給もなくなります。
(育児休業給付金というのは、育児休業を取得した場合、雇用保険から休業前の給料の40パーセントの給付がされることと、休業中は社会保険が免除されます。2004年当時)
とにかく、まずは住んでいる場所の役所に問い合わせしてみましょう!
保育園に入園するベストはゼロ歳児の4月
早速最寄りの役所の保育園課に問い合わせてみたところ、1月に申し込み、2月に説明会、3月に入園できるかどうかの通知があるということを知りました。
私は夏の出産になることがわかったので、出産したらすぐに保育園に申し込まなければなりません。
保育園に入園させるのに、入りやすいベストな時期はゼロ歳児の4月入園です。
メリットは、ゼロ歳児入園は、1歳になるまでは子育てに専念したいというお母さんも多いために申し込みが少ないので入りやすいのです。
もちろん、デメリットもあって、ゼロ歳児には一人の赤ちゃんに保育士が4人つかなければならないために、そもそも募集人数が少ないのです。そして、ゼロ歳児を預けるという精神的な辛さもあります。
ゼロ歳児の頃に入らないと、枠がいっぱいになり、1歳児からと思っていたら入園できないこともあると聞いたので、私はゼロ歳児の4月入園に申し込みました。
私が入園させたいと思った保育園は、4ヶ月からの乳児の入園が可能であり、乳児に手厚いシステムが整っている園でした。(園によっては、病児保育のあるところもありますので、よく調べると良いと思います。)
私のポイントは15点で保育園に入園できるかが心配でしたが、実際、入園してみたら、10人の枠に6人しかいないということがわかりました。
子供が生まれた2005年は出生人数が底の年だったのでした。
しかし、それから出生率は大きく上がり、シングルマザーも増えて、「保育園、落ちた」問題もあり、ますます保育園には入りにくくなっています。
2019年10月からは幼児教育・保育無償化になりますので、自分がどこに当てはまっているのかがわからない場合は、お住いの役所の保育園にお問い合わせすることをおすすめします。
幼児教育無償化は3歳から5歳までの幼児に適用されますが、0歳から2歳までは、住民税非課税世帯に限り無償ですし、認可や無認可保育園によってもさまざまです。
いずれにしても、保育園の入園手続きの書類は、読んだだけではとてもわかりにくいので、電話でも訪問でもいいので、役所の保育園課に問い合わせてみると良いでしょう。
実際にコンタクトをとったほうが、その人に合わせたメリットをいろいろ教えてくれましたし、私もそれで保育園に無事に入れたと思っています。
実はこのコミュニケーションがいちばん役に立ちました。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 妊娠すると、妊娠前と同じような正常な状態ではいられません。
妊娠前と同じように働こうと思って無理すると、自分の身体に響きます。
何を言われても、気にせず、どんと構えていましょう。
あなたは10ヶ月かけて、一人の人を創っていくのですから! - いただける手当は遠慮せずにいただきましょう。
今まで、あなたはどれくらいそのために税金を支払いましたか?
困ったときはお互い様です。自分の会社の規則や地域の規定などをよく調べてみましょう。
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