こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
10月20日から、土用に入りました。
土用といえば、冷えとりでは消化器の毒だし期間です。
他の臓器の毒だしが年に1度しかないのに、消化器だけは年に4度あります。
いったい私たちはどれだけ食べ過ぎているのでしょう?
この土用の消化器の毒だしは、立冬前の18日間。
立冬が土用開け。
そして、暦の上では冬に入ります。
土用の毒出しといえば、なぜか食べ過ぎてしまうのが常・・・
それは、少しの毒をとりいれて、その毒をきっかけに毒を出し切ってしまおうとするために、体があえてそうしている場合もあるのです。
この土用の期間には、消化器の毒だしで、胃腸以外にも体調を崩す場所があります。
目がかゆい、目やにがでる、鼻がつまる、鼻水が出る、のどがいたい、咳がでる、歯茎がはれる・・・などといった症状。
恒例、風家の土用のどくだしについて、お伝えいたします。
冷えとり土用の毒だし10月20日から23日まで
追記:このときの冷えとり年数は、私が9年、子供が8年、夫が7年でした。2020年現在は私が13年、子供が12年、夫が11年になりました。
10月20日(土用の毒だし1日目)
土用の消化器の毒だしが始まりました。
10月に入って雨ばかり・・・
夫は引き続き、食欲がなく、ついに病院に行きました。
薬をたくさんもらってきました。
主に胃薬です。
そして、薬を飲んで安心していました。
そして、ぽろっと・・・
「実は、食べてないっていいながら、仕事のストレスで食べていたんだよね〜」と告白。
私にはわかっていました。
絶対食べているっていうことが!
でも、冷えとりは自分主体でやらないといけないので、見守っていたのです。
私は、土用の毒だしが始まる2日前くらいから、右の肩から右の頭にかけての頭痛がとまりませんでした。
頭痛、肩こりは肝臓が悪いと起こります。
頭は婦人科で出しきれない毒を出す場所と841さんのめんげん辞典にもありましたが、このときはちょうど生理中でした。
まさにどんぴしゃ。
子供は、鼻水が、かんでも、かんでも出てくるようになりました。
鼻水も消化器の毒にあたります。
10月21日(土用の毒だし2日目)
昨日、薬を飲んだ夫の胃の気持ち悪い症状は劇的に回復しました。
すると、すぐに食欲が・・・
今日のお昼は何食べよう!
うきうきでしたが、まだこってりしたものは食べられず、おそばにしました。
私は昨日から引き続いて、頭痛がひどく、便もでることはでるのですが、残便感が強くあります。
子供にも、引き続き鼻水の症状が現れました。
10月22日(土用の毒だし3日目)
この日は子供の受験公開模試で、昼は外食。
ぶたのしゃぶしゃぶを食べました。
夫も食べる前に、病院でもらった薬を飲んで、いつもよりも控え目に。
この日は台風での外出でも疲れましたし、子供も頭を使って疲れましたので、ケーキを買ってしまいました。
本当に消化器の毒だしのときは、あえて食べ過ぎの傾向になるような気がします。
夫も食べたかったようですが、まだ回復の途中なので、甘いものはいらないということができました。
今までは、消化器の具合が悪くても、食欲に勝てず、食べていたのに!
少しずつでも成長しているようです。
10月23日(土用の毒だし4日目)
夫の悪いところは、薬を飲むとまた元の生活に戻ることです。
冷えとり提唱者の進藤義晴先生は、著書の中で、
「治すな(病気を)、直せ(生活を)」
と、述べられていますが、まさにそのとおり。
生活を改めないと、いくら薬を飲んでもその症状はまた現れるのです。
薬は、症状を抑えているだけなのですから・・・
前日にまた食べてしまって、朝は頭痛がひどくて起きることができませんでした。
私はとくに変わらず。
久しぶりに晴れたので、たくさん家事をしたので、比較的に体を動かすこともできました。
子供も、台風のために学校が臨時休校となり、十分な休息がとれました。
子供からのリクエストで、夜はパンが食べたいということでしたが、消化器の毒出し期間でもありましたので、和食にしたのもよかったと思います。
翌朝は、私も子供もすっきりと起きることができました。
消化器の毒だしのお話の後半は冷えとり冬前の土用の毒だし②心配なら病院へをご覧くださいませ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 心配なら病院でみてもらいましょう。
不安、心配などの心の毒は5000倍。
そんな気持ちでいるくらいなら、病院にいって安心する方がよいです。
なんどか、めんげんの経験をつんでいくうちに、ここまでは大丈夫という目安が自分にわかるようになってきます。 - 毒が毒を制すという言葉があるように、この消化器の毒出し期間に、あえて食べてしまう傾向があります。
食べたい欲が勝ったら、我慢しない。(心の毒は5000倍)
食べて、吐いたり、下痢をしたりすることを体験すると、少しづつですが、変わっていくことができます。
冷えとり家族のめんげんの物語の本を書きました。