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【冷えとりとめんげん】心の毒③「傲慢」と肝臓

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜( @kazeakane1)です!

いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただき本当にありがとうございます。

今回のテーマは心の毒です。

心の毒は、体の毒に比べて5000も悪いものです。

ですから、くよくよと考えたり、悩んだりすると、甘いものを食べて体を冷やすよりもずっとよくないということになります。

なるべく心の毒はためないようにしたいものですが、これがとても難しい。

前回までは、利己冷酷について、自分のことを例にお話ししてきました。

(*詳しくは、「冷えとり 心の毒①「利己」」「冷えとり 心の毒②「冷酷」」をご覧くださいませ。)

人には我執という4つの毒(利己、冷酷、傲慢、強欲)があり、この4つは誰でもあります。この組み合わせやその強さによって、いろいろな病気の症状が現れるということを前回までお話してきました。

  • 利己の場合は、安心安全のために食べてしまうので消化器が悪くなる。(少しでもお腹が減ると心配になり、それを満たそうと食べてしまう)
  • 冷酷の場合は、心臓が悪くなる。

私もいくつか心当たりがあり、これから改善していきたいと思っています。

今回は、四毒の中の傲慢(ごうまん)よって、引き起こされるものについて、みていきたいと思います。

どうぞ、おつきあいくださいませ。

冷えとり心の毒「傲慢」

 

傲慢に関しては、進藤先生は『新版 万病を治す冷えとり健康法』で、かなり厳しいことを述べられています。

 

傲慢とはいばり返っていることです。人を見下すということですし、人に見下されたくないと見栄をはったりするのも傲慢です。「恥ずかしい」といったりするのも、傲慢のうちに入ります。・・・中略・・・また、感謝しないというのも傲慢です。あの人が私にこれくらいのことをするのはあたりまえ・・・中略・・・・というのも傲慢のうちに入ります。卑屈は傲慢の裏返しです。強い者には「ご無理ごもっとも」とつき従い、弱い者には、いばり、いじめる「強きを助け弱きをくじく」という・・・中略・・・こういう人を見ていると傲慢と卑屈は表裏一体ということがわかります。

これを読んだ時、ああ、いるいるこういう人・・・とうなづいたものです。

しかも、卑屈は傲慢の裏返しただったとは・・・

なんとなく、私なんて・・・と言っている人は謙虚な人だと思っていましたが、そうではなく傲慢の裏返しだったとは・・・驚きです!

卑屈で自分なんてダメだという人は、そのようなことを言って、他人からそうではないと言ってもらいたいのです。他人にそう言わせて安心しているのかもしれませんね。(そして、その卑屈さで人をコントロールするのですから、ある意味、傲慢と同じことをしているというのはわかります。)

多分、周りにこのような人はたくさんいると思います。

観察してみると、なるほどと思うことも多いです。

傲慢が強いと、肝臓、胆のう系統の血管がおかしくなることが多いのです。

そして肝臓が悪い人は怒りっぽい人が多いです。

しかも、その怒っていることは他人から見れば、怒っても仕方がないことで怒っていることが多いと思います。

例えば、女性が女性であることに怒っているなど・・・

そして、怒りを他人に向けると必ず自分に返ってきますし、怒っている時点で自分の肝臓を悪くしているのでやめたほうが良いと思います。

肝臓を悪くしたくないと思うのであれば、怒らないことです。

なんだかイライラしているとか、怒りが湧いてくるときは肝臓が悪いと自覚すると良いかもしれません。

(私は、生理前にものすごくイライラしたものですが、ヘナ染めを始めて、半年くらいから、だいぶイライラが取れたように思います。ヘナは、経皮毒を引き受ける肝臓を浄化してくれる働きがあります。*詳しくは、「冷えとり どうする?白髪!ヘナカラー 」をご覧くださいませ。)

肝臓は毒を分解して排出する臓器なので、あまりに怒りを貯めると排出できなくなるのでしょう。

肝臓が悪い人は顔色も青黒く、帯状疱疹になることも多いというのもうなづけます。

会社の同僚があまりに毎日怒っていたら、なんと帯状疱疹ができてしまいました。(この方は、自分の思う通りに物事が進まないとすぐに切れてしまう人で、まさにどうでもいいことにいつも怒っていました。そして、周りの人は、面倒なので、適当にうなづき、皆あまり関わらないようにしています。)

帯状疱疹は、がんの元になるので出し切るといいとも言われています。

めまいも肝臓が悪いと起こります。

これも当たっていて、私が以前の仕事先でパワハラを受けた時に怒りすぎて、めまいを起こしたこともあるのもうなづけます。

(*詳しくは、「心の毒?!〜4再びめまいが訪れる」をご覧くださいませ。)

威張っている人の傲慢はとてもわかりやすいのですが、卑屈や見栄も傲慢というのはなかなか気がつきませんでした。

人に見下されたくないということから、いいもの(ブランド)を持たなければ恥ずかしいというのも見栄になります。

また、どこの世界にもいるかと思いますが、自分のことばかり話して相手のことを考えず感謝の気持ちがないのも傲慢です。(仕事で他人の都合を考えず、自分のことばかり話す人も多いかと思います。)

傲慢とは感謝の心がなく、自分のことばかり主張することですが、冷酷と少し似ています。

自分のことばかり考え、人の都合、迷惑、人がやってくれた親切は全然考えないというのが冷酷です。

こうして傲慢が過ぎると、冷酷と結びつき、肝臓や心臓が悪くなるという意味で、この心の四毒はその大きさと割合からいろいろな病気の症状が現れるというのがわかります。

そして、肝臓が悪いと怒りっぽくなるなど感情の現れ方も変わってきますし、もともと怒りっぽい人は悪くなるのは肝臓となりますので、そのような人を見るとどんなところが悪く、そのために性格に現れているのかと納得ができます。

(怒っている人がいるときに、よくその人を観察してみてください。顔色は青黒く、目は悪い人が多いような気がします。そして観察していると、そのような人から被害を受けたとしても、「怒りっぽいから肝臓が悪いのね」と思って、やり過ごせるようになります。怒っている人から、八つ当たりの被害を受けたことで、自分にストレスを貯めるのを少なくすることができるようになります。)

春は肝臓の毒出しの季節です。

肝臓は解毒をするところなので、毒を体の外に出して病気を治そうというので、花粉などをきっかけに体の毒を出します。

花粉は嫌がらず、ありがたがって毒を出そうというのが冷えとりです。

春の食材、ワラビ、ゼンマイ、ふきのとう、タケノコなどのアクの強い食べ物は、体の毒を出す助けになりますので、食べるようにしたいものです。

またこの春の肝臓の毒出しの季節には、肝臓と関係のある怒り、傲慢、卑屈という感情がとても不安定になりますので、気をつけたいものです。

4つの心の毒をまとめました。

心の毒まとめ
【冷えとりと心の毒のまとめ】利己と冷酷と傲慢と強欲冷えとりでは病気というものは、心の毒の組み合わせで起こるものと考えられています。 どんな人にも、利己、傲慢、冷酷、強欲の4つの毒があり、その組見合わせで病気が引き起こるのは、その感情と臓器が深く結びついているからなのです。その4つの心の毒を解説しています。...

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

冷えとり豆知識

  1. 肝臓が悪いと、目も悪くなります。緑内障に白内障・・・
    甘いものの食べ過ぎも目が悪くなります。
  2. 肝臓は経皮毒も分解してくれるのですが、体の内臓のように全てを排出することはできません。(悪いものを食べたりすると、吐いて出したり、下痢して出したりします。)
    経皮毒は皮膚から入ります。シャンプー、ナプキン、湿布、塗り薬など・・・
    なるべく経皮毒を入れないようにしたいものです。紙の生理用ナプキンから布ナプキンに変えるのも一つの手です。シャンプーも塩浴に変えるのも良いですね。

(*詳しくは、「冷えとり どうする?白髪!トライ塩浴」をご覧くださいませ。)

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