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【家族の冷えとり】家族からの抵抗1冷えとりは宗教と言われる

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜( @kazeakane1)です!

いつも冷えとりブログにご訪問いただきありがとうございます。

皆様は冷えとりをするにあたり、周りの人から不審な目で見られることはありませんでしたか?

冬はいいとして・・・。

特に夏・・・。

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なんで、この暑いのに、こんなに靴下をいっぱいこの人は履いているんだろう?

という目で足元を見られることはしょっちゅうですよね?

今は、冷えとりガールの方がだいぶ増えて、おしゃれなファッションをしている方も多いので、ファッションの一環と思われるようになりました!

少しはそんな目で見られることも減ってきて、ありがたいですが・・・・。

それでも、奇異な目で見る方はまだまだたくさんいます。

 

今では、家族全員が冷えとりをそれぞれのできる範囲でやっておりますが、私も冷えとりを始めた当時はいろいろなことを様々な人から言われました。

家族からも抵抗されることが多く、心が何度もくじけそうになったこともあります。

冷えとりをやっていて、

  • 靴下を何枚も重ね履きする
  • 湯たんぽをいれる
  • 半身浴を20分以上

こういうことは、個人的にやることなので、家族の中では、ちょっと変わったことをしているなという感じでスルーされていましたが、問題はめんげんでした。

冷えとりを行うと、毒がでてきて必ずめんげん(好転反応)が起こります。

本人は毒出しだから、冷えをとりながらやっていこうと思っていますが、家族は愛情ゆえに心配になり、医者にいくことを強く勧めてきて、非常に心が揺さぶられるのです。

その結果、毒出しを断念ということもありました。

はたして、どうするべきか??

それが問題なのです。

初めて冷えとり靴下を履き始めたときの家族の反応

私は7年12年前に冷えとりというものを知り、靴下の重ね履き始めました。

(*詳しくは「冷えとりのはじまり 〜風茜です 冷えとりブログはじめま〜す〜」をご覧ください)

夏に冷えとりを始めて、最初は靴下2枚から始めたのでそんなに目立つものではありませんでした。

ただいつもの夏のように、素足にサンダルを履くことはなくなり、運動靴をはいて仕事にでかけていたので、

「夏なのに裸足でなくて、暑くない?」

そう仕事先の人によく言われました。

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「冷房で冷えるから、靴下を履いているの」と言っても、怪訝(けげん)な目で見られました。

私も冷えとりを始めたばかりのころは、おせっかいで、いろいろな人に冷えとりの良さを知ってもらいたくて、

「冷えは万病の元だから、靴下の重ね履きはいいよ」

と言ってみましたが、たいていの方は、

私は冷え性ではないし、いつも足は熱いから」

と言います。

しかし、これこそが、冷えすぎていて逆に足元が熱いという現象(冷えのぼせ)なのです。

陰の気は上にあがり、陽の気は下にさがりますが、このとき足元が冷えていると陽の気が下に下がれないので、上にあがり、冷えのぼせになるのです。

「私は冷えていない」という人に限って、たくさん飲んで食べて、ぎっくり腰をやったりしています。

(だいたい頭と足元では5°Cくらい温度が違うそうです。)

そのような他人の姿をみてきて、私はやはり冷えとりの本に書いてあることは本当なんだなと思っていました。

 

家でも、夫(風宏)から、仕事先で言われたことと同じようなことを言われました。

「なに?その靴下?」

「いっぱい履くと、ゴムで締め付けられて血行が悪くなるし、格好悪〜!!」(ゴムなしの靴下がありますので、血行が悪くなることはありません)

夫は、健康オタクなので、テレビで「しょうがが体を温める」というのを観れば、すぐに実行するタイプの人でしたが、この靴下をたくさん履くというのは、なかなかの抵抗があったようで、すぐに取り入れようとは思わなかったようです。

「自分は足は熱くて、冷えていないから」とやはり強く言われました。

こういうときに強く勧めても無駄なことは経験上わかっているので、それ以上は強く勧めずスルーします。

たいていの人は健康であることよりも、目の前の欲にロックオンですよね?

 

◯見栄えのいいファッション

◯おいしいものを食べること

◯アルコールを飲むこと

 

(だから、冷えていないっていうのは、冷えのぼせで、しょっちゅうぎっくり腰になる《いまだに夫は年に一度は必ずなります》のはその冷えのせいなんだけどな)

何も言わずにそう冷ややかに思っていました。

 

冷えとりを始めて、ひと月くらいたったころでしょうか?

いつも私は生理が来ると寝込んでしまって、家事ができませんでした。

そうなると、夫が皿洗いから洗濯物干しまで、すべての家事をやらなければならなくなります。

だから私が生理のときは、夫はブーブー文句をたれます。

ところが、冷えとりをしたその翌月に生理痛がなくなり、寝込まず普通に元気よく家事をやっている姿を見て、自分も冷えとりをやってみようと思ったようです。

 

あの何年間の寝込みを覆すことができるほどの力が冷えとりにはあるのか!

 

突然、夫は、

「靴下を履く!」

と言い出しました。

最初は私と同じで2枚から始めました。

はじめたばかりは、暑い!暑い!と、靴下を脱ぎ捨てることも多かったのですが、しだいに、

「靴が履けないから」

という理由で、いつも出かけるときに脱いでいた靴下を、

「脱ぐと寒いから脱ぎたくない」

と言い出し、そのために大きなサイズの靴を購入することになりました。

今ではスパッツの重ね履きまでしています。

ようやく体が冷えているという感覚が戻ってきたようです。

よかった〜。

やっとわかってくれて・・・。

男性に冷えとりを勧める場合は、自分が楽しくやってみせることが大きなこつです!

冷えとりのめんげんは病気?毒出し?

夫(風宏)も冷えとりに参加するようになった頃、ちょうど私に激しい咳喘息の発作が起こりました。

(*詳しくは、「冷えとり 次のめんげんは呼吸器」をご覧ください)

眠っているときに一番毒が出るので、皆が寝静まった頃に、咳は激しく現れてきます。

そうなると、寝室に一人でいても、咳の音が大きいので気がつきます。

毒は出すものは止めてはいけないので、咳をゴホゴホ出し続けていると、夫はうるさくて眠れないようで、

「あ〜うるさい! ちっとも眠れないから、リビングで寝て!」

と言ってきました。

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それでも咳発作は激しく、寝室とリビングが離れていても、咳の音がうるさくて眠れないようで、

「病院に行って!咳止めもらってきて!」

と強く勧めてきます。

(のちに夫もこの咳発作のめんげんを経験することになるのですが、私はすでに体験済みでしたから、このようなうるさい!という意地の悪い対応はしませんでした。ただ、夫の咳発作のときに、「あのとき、ああだったよね。この苦しさは経験しないとわからないよね」とちくちく言いました。人間、自分が痛い目に遭わないと人の痛みはわからないものです。)

だけど、私は自分の感覚的にあと2〜3日咳を出し切れば、毒出しができる気持ちがありました。

だから、病院に行って、薬をもらって飲むことはしたくありませんでした。

そしてまだこの頃は、中庸を行くことができなかったので、冷えとりをやるのなら徹底してやりたかったのですね。

 

冷えとりをやるなら、冷えとり。

やらないのなら、西洋医学へ。

 

今だったら、ガチガチに無理はしないで、中庸を行くことができます。

 

「肺炎で死ぬ人もいるのだから、病院にいくべきだ」

「喘息が癖になったらどうする?」

 

これに対して、毒出しをしているからといくら言っても、夫は、まだその毒出しについての理解がないため、

「何、バカなことを言っているんだ?」的な感じで聞いてもらえませんでした。

大げんかになりました。

様々なことを言われ、私も体調も悪いし、心が弱っていたせいで、言い合いもするのもつらくて、結局夫の脅し?に負けて病院に行って、強い薬とステロイドを使ってしまいました。

そのときは一時的に発作はおさまりましたが、あとから別の臓器や器官が毒の肩代わりをして、毒出しを引き受けてまた毒との闘いになることをそのときは知りませんでした。

あのときもう少し主張を通せばよかったと後悔しました。

このように家族が身体を心配するあまりに、冷えとりを断念せざるを得ない場合もあるのです。

それでも家族の抵抗は続く

咳喘息のときは夫も咳の騒音という被害を被ったので、毒出しを密かに遂行することができなくなり、病院にいってしまいましたが、次の毒出しで、足に血管拡張性肉芽腫ができたときは、こっそりひそかに半年毒出しを続けることができていました。

(*詳しくは、「冷えとりとめんげん 呼吸器と消化器はつながっている」をご覧ください)

また気がつかれて、大げんかになるのがいやだったので、本当に隠れるように毒出しをしていたのです。

ところが、ある日たまたま早く帰ってきた夫が、お風呂上がりに私の肉芽腫を見てしまいました。

 

「足の親指が腫れるのは糖尿病じゃない?病院に行ったほうがいいよ!」

「足が切断になったらどうするの?」

「冷えとりって医療じゃないんでしょ?もしかして、何かの宗教?へんなことを信じてどうかしたらどうするの?」

 

不安を次々とあおります。

その頃は、自分もまだ今ほど強くなっていないので、人にあれこれ言われると、本当に不安になってしまって、気持ちがあっちにいったり、こっちにきたりしていました。

それほど私の肉芽腫もひどかったのですが・・・・。

IMG_3413グロ過ぎたので、絵に描いてみました

 

私の中でこれは毒出しなので大丈夫という確信があったのに、またもや家族からの反対に負けて、病院に通うことになってしまいました。

結局、病院に行っても、原因はわからずに医者に「おかしいな〜」と言われるだけで、念のためにつけられた病名が血管拡張性肉芽腫でした。

やはり毒出しだったのだと今にしてみれば思います。

結局、家族の反対に押し切られてしまいました。

でも自分で納得してそうしたわけではないので、どこかに後悔が残り、その気持ちをずっと引きずることになってしまいました。

こんなふうに、家族の中で冷えとりをする人が一人だと、冷えとりというものを宗教と思い、やめるように言われることも多く、それでやめてしまう方もたくさんいるのです。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

冷えとり豆知識

  1. ぎっくり腰は冷えすぎていて起こる現象です。
    体を温めましょう。
    それと同時に冷え過ぎとなっている食生活も改めましょう。(お酒、甘いものを控える)
  2. 冷えとりをやると、本当にいいので、つい他の人にも勧めたくなります。
    でも、冷えとりは自らやろうと思わないとできません。
    私もいろいろな人に勧めて、「私は冷え性ではない」と言われてしまいました。
    一番のポイントは自分がいかに快適であるかというところを見せることです。
    そうすると、そんなによいのならやってみようかと思うようで、冷えとりを始めることが多いです。

家族の冷えとり物語の本を出版いたしました。

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風茜(Kaze Akane)
この記事を書いている人

風 茜(Kaze akane)

 

冷えとりコーディネーター 冷えとり歴17年目。靴下8枚ばき、半身浴2時間、1年中湯たんぽをいれ、腹7分を心がけている。アラフィフを機に、冷えとりコーディネーターとして、冷えとりと人との間をつなぐ仕事をしたいと活動を決意。2015年6月より冷えとりブログを開始。冷えとりお得情報や、冷えとり家族の日常をお届けしています。

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