こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中より、ご訪問いただきまして誠にありがとうございます。
冷えとりでは靴下の重ねばきをして、24時間お風呂に入っている状態を作り出すということをしています。
そのため、靴下の重ねばきを最低でも4足、両足は8足。家族で冷えとりをしていれば、人数分の靴下が増えていきます。
冷えとり靴下は絹の素材なので、できれば手洗いしたいところですが、そんなに枚数が多いで手洗いも面倒です。
今日の記事は、冷えとり靴下の絹の靴下の洗濯方法についてお伝えいたします。
冷えとり靴下の履き方
冷えとりといえば、靴下をたくさん、はくことと思っている方も多いかと思います。
実は私もそう思っていました。
冷えとりを知れば、靴下の重ねばきは、冷えをとるうちの一つのものだと知ることになるのですが、知らない時は、
冷えとり=靴下をいっぱい履いている
という図式が頭の中にはありました。
すると、
靴下をたくさん履くなんて、暑くて絶対に無理無理〜!
という気持ちが湧いてきて、最初の頃はトライもせずに敬遠していたことを思い出します。
私が冷えとりを始めたのは夏だったので、最初は2枚から始めました。
2枚だと、靴も今まで履いているものを履こうと思えば、なんとか履けますし、見た目も冷えとりをしていない人とそんなに変わりません。
ところが、冷えが取れてくるにつれて、靴下をどんどん重ねばきしていきたくなってきて、今では靴下は8枚履いています。
こうなると、足首はかなり分厚くなりますし、足のサイズもワンサイズアップしないと靴が履けなくなり、買い替える人も多いそうです。
冷えとり初心者の頃は、靴を買い直すなんてもったいないので、外に出かける時は靴下を脱いで靴を履くことも多かったのですが、靴下を脱ぐと足が冷えて行くのがわかるようになり、やはりずっと履いていたいと思うようになります。
それに靴下の脱ぎ着はとても面倒なんです。(結局ズボラが勝ってしまうので、靴を買い換えて外出時にも靴下を履くようになってしまう方も多いのです。)
冷えとり提唱者の進藤義晴先生の著書には、靴下を4枚履くことを奨励していますが、靴下は多く履けば履くほど良いようです。
進藤先生の娘さんの進藤幸恵さんは20枚履いていると言っていましたし、冷えとりお話会でお目にかかる冷えとり上級者の方も、皆たくさん履いています。
履く時のポイントとしては、
絹の五本指(足の間の毒も吸って拝毒してくれます)
↓
綿か毛の五本指靴下か先丸靴下(ポイントは絹、絹としないところです。五本指は何枚も重ねるときつくて苦しくなりますので、重ねても2枚くらいがベストだと思います。)
↓
絹の先丸靴下
↓
綿の先丸靴下
↓
絹
↓
......
という感じですが、絹→綿→絹と交互にすることが大切です。
面倒な絹の冷えとり靴下の洗濯はどうする?
靴下をたくさん履くことはいいことだとわかりました。
そうすると、一人につきその2倍の靴下の枚数があります。(足は二本ありますからね☆)
例えば、うちだと冷えとりをやっているのが3人いますから、私が8枚ばき、夫が6枚ばき、子供が6枚ばきになります。
すると、毎日の靴下は40枚!
単純に洗濯物を見た人は、この家は大所帯なんだなあと思うことでしょう。
冷えとりを勧めた友人にそんなに靴下を洗うのは嫌だという人がいました。
確かに、絹は、手洗いが一番痛まず、風合いも保てていいのですが、こんなにたくさん手で洗ってはいられませんよね?
冷えとりでは、一番肌に触れるところと、汚れる一番最後の靴下のみ洗濯して、あとは一週間くらい同じものを履いても全然問題はありません。
最初の頃は私もそうしていたので、絹の靴下のみ手洗いし、コットンは洗濯機で洗っていました。
ところが・・・
ここから下は閲覧注意です。(ご不快な気持ちにさせてしまう場合もございますので、嫌な方は飛ばしてくださいね)
↓↓↓↓↓
失礼いたしました。
冷えが取れて、毒が出てくると足の間がジュクジュクになってきます。
するとその部分に当たる絹の五本指がすぐに溶けて破けてしまうのです。
繕っても繕っても毒が強い場合は、本当にすぐに破けてしまいます。
足は臓器と繋がっている経絡の先の部分になりますので、破けた部分でどこの毒が出ているのかを知ることができます。
上記の写真は子供の靴下の破れですが、破けている部分は腎臓の毒に当たるところです。
子供は怖がりなので、最初の頃は腎臓の部分がよく破れて、やっぱりそうかと思うことがありました。(腎臓が悪い人は怖がりの人が多いです)
私は主に親指の外側がよく破けます。(ここが破ける人は消化器の毒です。やはり大腸の具合が悪いのでそうなのかもしれません)
夫は人差し指や中指の間がよく破けます。(ここは、消化器と肝臓が悪いと破けます。ちょっと体液が結構出ているので写真UPは控えさせて頂きました。)
そして繕っても繕っても破けますし、ひどい時は、新しいものがすぐに破けてしまうので、絹の靴下が不良品なのではないか?と疑ったこともありました?
せっかく風合いを損ねないように手洗いしても、その前に靴下が破けて履けなくなってしまうということがありました。
なので、うちではすべて洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗っています。
絹の風合いは固くなり、ゴワゴワしてしまうのですが、その前に破けて履けて履けなくなることを思えば、洗濯のストレスから解放された方が、私にとっては幸せです。
(靴下が破けて使用できなくなったものは、細かく切って、歯茎の腫れに当てたり、ジュクジュクとした部分に巻いて活用しています。絹を当てると毒を吸ってくれるのか、治りが早いような気がします)
ただ洗濯機で洗濯するようになってからは、洗剤だけは、市販のものは使用せず、オレンジエックスというものを使うようになりました。
オレンジエックスは冷えとり提唱者の進藤先生も著書の中でお勧めしている洗剤ですが、オレンジの皮がベースになっていて、環境にも優しい製品です。
原液を希釈して使用しますので、初期投資にお金はかかりますが、一度買えば数年使用することができるお財布にも優しい商品です。
説明書には、汚れにはなんでも使用できるということです。洗濯には100倍に薄めて使用するとありますので、あらかじめ100倍に薄めたものを作りペットボトルに保存しておきます。
それを市販の洗剤ボールくらいの量を入れます。
ペットボトルのキャップ3杯くらいは入れますが、汚れによっては量を増やすといいと思います。
(オレンジエックスは汚れによって、希釈する倍数が違いますが、頑固な汚れの場合は、5倍くらいに薄めたもので事前に、もみ洗いをするとその汚れは取れました)
すすぎも市販の洗剤に比べて、少なくても大丈夫です。
アトピー疾患のある人にも良いです。(アトピーの人は洗剤にかぶれる人も多くいますね。うちでもそうでした)
とにかくオレンジエックスを洗濯洗剤のように洗濯機に入れるだけです。
オレンジの香りも爽やかですし、柔軟効果もあるようで、絹製品もガビガビにはならなくなりました。
【冷えとりグッズ】進藤義晴先生推奨のオレンジエックスってどうなんですか?もご覧くださいませ。
こちらの関連記事私も早く靴下が破けなくなり、一番上と下の靴下だけ洗えばいいやというようになりたいものです。
まだまだ毒をたくさん放出中なので、そんな日が来るのは先のことかもしれません。(汗で湿り、ベトベトになります)
冷えとりを長く継続するためには、自分にとって快適な方法で実践するのがよろしいかと思います。
これからも楽しく冷えとりを続けていきたいと思います。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 冷えとりは、半身浴が第一です。
ところが、24時間お湯に使っていることができないので、それを補うために、靴下の重ねばきと湯たんぽを入れて寝ます。
ずっと下半身を温めるということが重要なのですが、本当は、湯に足を入れているとそこから毒が出て行くので、冷えとり上級者の方は半身浴の時間を増やしているのです。 - 靴下の重ねばきは絹がないから、絹の靴下を買ってからやろうと思っていると、そのいつかはやってきません。
家にある靴下をなんでもいいから、重ねばきするところから始めてみましょう。
すると、冷えが取れてくるにつれて、もっと効果的にやりたいと思うようになりますので、自然と絹を購入することとなります。
騙されたと思って、ぜひすぐトライしてみてくださいね。