こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
冷えとりおはなし会は、だいたいひと月に一度、冷えとりの店繭結(旧店舗名キャンディケイト)さんで開催されていて、講師の先生は冷えとり歴29年(2019年現在)の柳沢さんという方です。
(*今までの冷えとりおはなし会につきましては、「冷えとり 冷えとりおはなし会1 2 3 」「冷えとり 冷えとりおはなし会2−1 2−2 2−3 2−4 」をご覧くださいませ)
29年もの経験があるということは、柳沢さんはいろいろなめんげんや経験を経てきておられます。
私は冷えとりを始めてまだまだ7年。【追記】現在は15年になりました。
めんげんが出てくるたびに、
どうして???
こわ〜い?
本当にこのままでいいの???
など、不安に陥ることも多くあります。
そんな時に、「そういう時はこうでしたよ』という経験が冷えとりおはなし会でお聞きできるのは、本当にありがたいことです!
冷えとりおはなし会@繭結
冷えとりおはなし会は、繭結さんで開催されています。
こちらでは2ヶ月に一度、進藤幸恵さん(冷えとり提唱者の進藤義晴先生のお嬢さん)が講師で、冷えとり勉強会も開催しています。(名称が微妙に違います)
冷えとりおはなし会は10名程度の少人数制ですが、対して、冷えとり勉強会は30人という大人数。
私は、人がたくさんいるところが苦手なので、自分には冷えとりおはなし会の方が合っていると思い、こちらに参加しております。(進藤幸恵さんの勉強会もとても参考になる会でした?)
おはなし会は少人数制ということもあり、参加する方もだいたい決まってきていて、相談内容からひと月経って、また、会でお目にかかると、「あの症状はどうなったのかな?」と思い、「こういうふうに変化しました」というのを聞くと、「それは良かった?」と心から思えるので、なんだか不思議な気持ちです。
この会の目的は、冷えとりをしていく中で起こる様々なこと(めんげんも含めて)を皆で共有していくということが目的ということなので、自分の経験もひとの役に立てるのかと思うと、なんとなく私も嬉しいのです。
そして、もう一つの楽しみは会合が終わった後のお買い物。
冷えとりグッズがたくさん販売されていますので、いろいろなものを手にとってみることもできますし、効果などもお店の方に尋ねることもできます。(とても親切にいろいろとアドバイスしてくださいます)
そして何より、前回のおはなし会で知らなかったシルクパウダーという新しい製品情報をゲットできました。
まさに、新しい耳寄り情報や、冷えとり仲間と楽しみながら参加出来る素敵な会です!
繭結さんはこのようなお店です。
それでは、今回のおはなし会について見ていきましょう。
冷えとりおはなし会の柳沢さんの冬の冷えとりのお話
みなさんの一人ひとりのおはなしを聞く前に、まずは柳沢さんのおはなしがありました。
前回のおはなし会で、冬の間に豆を食べるといいとおはなしがありました。
豆は腎臓にとても良いので、冬は腎臓の毒を出すから、それに効果があるとのことでした。
腎臓は、骨にも関連があるので、腎臓で毒が出せないと骨に影響が現れます。
冬に、スキーで骨折なんていう話もよく聞くのは、腎臓の毒出しを骨が肩代わりしてくれていたのかと納得してしまいました。
また、腎臓は耳や腰痛、肩こり(特に首の後ろ)とも関連があります。
いくら、整体でマッサージを受けても、元を直さなければすぐに再発するのです。
そして、腎臓は臆病な臓器とも言われていて、腎臓の悪い人は怖がりの人が多いそうです。
豆がいいというのは、豆には細胞を引き締めて熱を逃さない働きがあるので、腎臓を強くするからなのです。
自然と、冬にはおせちや節分などで豆を食べる機会が多いのも納得ですね。
加えて、冬は乾燥が激しい季節なので、乾燥に弱い肺の働きが低下すると、咳で肺の毒素(二酸化炭素)を出そうと出るのです。
それでも出せないと、肺と同じくくりの皮膚から毒を出そうと、肌が荒れます。
アトピーの人は、夏は調子がいいのに、冬に肌荒れがひどいというのは、同じ理由です。
うちの子供も夏はアトピーのかけらもないくらい、綺麗な肌になるのですが、冬にはガサガサになります。
加えて、喘息の発作も起きていました。
今年の冬は、よく雨が降るので、空気に湿り気があるおかげで、咳の発作は出ないのですが、肌荒れはものすごくひどいものです。
でも、肌から毒を出しているからこそ、肺がやられていないので咳発作が起こらないのかなと思って、観察しています。
去年と今年の冬の過ごしかたで、変化した点は、子供の場合は、靴下を4枚から6枚に増やしたこと、半身浴を20分から1時間にしたこと、好き放題食べないようになったことです。(おやつなどで、まだ甘いものは食べています)
冷えが取れると、咳も起こらなくなるので、咳をしなければ体力を消耗せずに気管支炎や肺炎にもなりません。(うちの子供は、毎年気管支喘息に陥っていました。数年前まで、毎年私も夫も同じ症状にかかっておりました。今年は起こらないので、ようやく冷えが取れてきたのかもしれません。)
冷えとり効果
ここで、柳沢さんが、冷えとりの効果の具体的な例をあげておはなししてくださいました。
目が見えなくなった人のおはなしです。
ある人が目が見えなくなって、全国の有名な眼医者に診てもらったけれど、一向に良くならない。
この人の眼は、目の玉の変形でどこの眼医者でも治せなかったそうです。
肝臓が治らないと眼は治らないそうです。(肝臓はアルコール分解だけではなく、薬をたくさん飲む人も酷使している臓器ですので、お気をつけくださいね)
それで、藁(わら)をもすがる思いで冷えとりを始めたところ、3ヶ月ほどでうっすらと眼が見えるようになってきたのです。
この人は、半身浴を毎日6時間行ったそうです。(皆さんは、半身浴を6時間とかは無理と思うかもしれませんが、死ぬとか、眼が見えなくなるということが、自分の身に起こると考えれば、その時間くらいなんということもなくなるとのことです。人は死ぬ気になればなんでもできるというのは本当なのだと私も思いました)
今では車の運転もできるようにまで、回復しているそうです。
このように冷えが取れると、根本が治るので毒を出していた部分が回復する場合もあるのです。
そして、冷えとりはやればやっただけ効果が現れます。
- なのに、なぜ皆さんはできないとすぐに言うのだろう?
- それは頭で考えてばかりで実行しないからなのではないか?
ですから、まず皆さんには、とにかく冷えとりをやってみて、それで効果が出なければ、また方法を考えるということをやってほしいのだと強くおはなししてくださいました。
確かに、私も冷えとりをやるかやらないか考えた時に、
「まさか靴下と半身浴で病気が治るわけはないだろう」とか、
「大好きな甘いものが食べれなかったり、ワインが飲めないのはちょっと」
とか思って、躊躇(ちゅうちょ)したこともありました。
夫(風宏)も、西洋医学信奉者だったので、「冷えとりで病気が治るわけがない」と思っていました。
子供だけが、素直にすぐに試して、すぐに効果が現れたのです。(子供は素直だし、毒も大人に比べて溜まっていないので効果が現れやすいと言われています)
ですから、柳沢さんのおはなしすることは、もっともな事であり、本当に「まずはやってみて!」というのは正しい事です。
本当にやってみると、長年悩んでいた持病は、みるみる回復してしまったし、その症状がなくなる前に一度死ぬほどのめんげんを体験したら、2度と起こらなくなったという自分の経験から、柳沢さんの「まずはやってみて!」というのは理解できるようになりました。
ところが、現代社会では頭で考えることが多く、知識ばかりが頭に入ってしまって、なかなか人のいうことを鵜呑みにできない部分もあります。
マスコミに支配されている部分も多くありますよね?
例えば、テレビの健康番組でこんにゃくが良いと放映されると、翌日にはスーパーのこんにゃくの棚からこんにゃくが消えたりします。(ひと月でまた元の状態に戻りますが・・・・)
これは、その番組のスポンサーである会社に大きく影響されていることも多いのです。例えばこんにゃく会社がスポンサーであれば、そのような番組の作りになり、著名な医師などその効果についてをコメントしてもらったり・・・・
もちろん、こんにゃく自体は身体に良い製品ですので、正しい情報ですが、それをひと月食べたところで何か変化が現れるものでしょうか?
あなたの疾患が長ければ長いほど、そんなに急に効果がある食べ物はないと私は思います。
だって、あなたは長い時間をかけて自分の身体の状態をおかしくしたのですから、治るのも同じくらいの時間がかかると考えるのが正しいのではないでしょうか?
むしろ、急に効果があるものは、ステロイドに代表されますが、症状を押さえ込んでいるだけですので怖いと思います。
目が見えなかった人も、毎日6時間の半身浴を3ヶ月続けた結果、うっすらと目が見えるようになったのです。
ですから、そんなに早い効果を期待してはいけないのかもしれないですね。
気長にマイペースでやるのが良いですね❤
冬に豆がいいというのは
冬の間に豆を食べて腎臓を強くしておくと、春の肝臓の毒出しの時に軽くなるそうです。
特に、小豆が腎臓に良いのでたくさん食べるといいそうですが、私は小豆といえば、あんこしか思い浮かびませんでした。
でも、甘いものは体を冷やすし、どうやって食べるのかな?と思って話を聞いていたところ、小豆を塩煮にすると少しの塩で甘みが出てきて美味しいと聞きました。
また、煮るのが面倒なら、米に小豆を入れて炊いてしまうと良いとのことでした。(お赤飯のようなものになるのかと思います)
甘みも全くダメというわけではなく、料理の上手な人のものは甘いものが多いと柳沢さんは教えてくれ、多少の砂糖を入れてもいいということでした。(できれば三温糖が良いそうです。)
これも何も考えずに試してみようと思いました。
次回は、一人ひとりのお話について考えていきたいと思います。
続きはこちらです。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)