こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
腰痛にお悩みの方は多いと思いますが、実は、私もしょっちゅう、ぎっくり腰を起こしていました。
夫も椎間板ヘルニア持ちで、すぐに腰が痛くなっていたのですが、冷えとりでずいぶん改善しました。
今日の記事は、腰痛が起こっていたときの私たちのライフスタイルと腰痛が改善した今を比較して、腰痛に効果があった冷えとりのことについて考えてみたいと思います。
冷えとりを知らなかった頃、ぎっくり腰になった理由
私が、しょっちゅう、ぎっくり腰になったのは、子供を産んだ直後でした。
3キロくらいの新生児を抱っこする時や、洗濯物をひょいとつまみあげようと腰をかがめて立ち上がろうとするときに突然ぎっくり腰になって動けなくなりました。
1時間くらい横に寝転がっていたら治ることが多かったのですが、新生児がいたのでずっと寝ているわけにもいきませんでしたし、とても困りました。ひどい時は4時間くらい横になっていなければ痛みはとれずに、立ち上がることもできませんでした。
体が身動きできないくらいの痛みは耐え難かったです。
この頃の私は、新生児がいて、外出もままなりませんでした。
そんな私の唯一の楽しみは、毎食後ごとのデザートだったのです。
冷えとりを知らなかったこの頃は、甘いものが体を冷やすなんて知りませんでした。
甘いものは唯一の心の拠り所でしたが、毎食後食べないと気が済まないというのは、明らかに中毒になっていたと思います。
冷えとりを始めて、ぎっくり腰とさよならできた
そんな私でしたが、子供のアトピーをきっかけに冷えとりを知り、冷えを取っていくにつれて、ぎっくり腰は起こらなくなっていきました。
食生活も変わりました。
以前は痩せすぎを気にしていて、無理をして毎食肉や魚を食べ、おいしい赤ワインを飲んでいたものですが、冷えとりをするようになってからは、
- お腹が減らなければ食事の時間が来ても食べない
- 毎食後の甘いものを1日1回にする
という変化がありました。
ちょうど職場の引越しもあり、けっこう重い本などの整理があったのにもかかわらず、ぎっくり腰にはなりませんでした。
冷えとりを始めて冷えを少しづつとっていったということと、食生活が改善されたことが大きな要因だったと感じています。
一緒に引越し作業をした上司はぎっくり腰になってしまって大変でした。この方は、仕事中も甘いものを耐えず食べるような方だったので、甘いものと腰痛はやはり関係があるのかもと思うようになりました。
冷えとりをするようになってから、冷えが大きく改善されたので、重いものを持っても、ぎっくり腰にはならなくなったのではないかと思います。
椎間板ヘルニア持ちの夫のライフスタイル
夫は椎間板ヘルニア持ちで、私以上にしょっちゅう、ぎっくり腰や腰痛を訴えていました。
痛みがあると、よくロキソニンの湿布などを貼っていました。
そんな夫のライフスタイルを思い出してみると、
- 毎晩、舐めるだけだからとお酒を二杯、三杯飲む
- 10時におめざの甘いもの、昼食後にも甘いもの、夕食後のデザートをかかさない
- 頭痛が怖くてすぐにロキソニンを飲む
でした。
冷えとりをしても、腰痛が治らない理由
私たち夫婦の腰痛が起きたときのことを思い出すと、一番の理由は
甘いものをやめない
に尽きるのではないかと思います。
二番は、
アルコールの飲みすぎ
です。
現在、甘いものは月に数回程度、食べるくらいに減りましたし、毎晩晩酌していたお酒も飲みたくなくなり、会合の時だけ飲むようになり、腰痛とはすっかりご無沙汰しています。
ただし…
今年の夏はカフェに行く機会が多く、ついお茶プラス甘いものを注文して、自分にしては甘いものを食べすぎていたら、せっかく治っていた五十肩が復活しそうになり、慌てて甘いものをやめました。
五十肩のことにつきましては、【冷えとりとめんげん】右側の五十肩(肩関節拘縮)の冷えとり的解決方法をご覧くださいませ。
すると…
甘いものをやめて、五十肩の運動を痛くても続けていたら、痛みはとれて、もとのとおりです。
となると、やはり腰痛などの痛みは甘いものが原因なのかな?と私は睨んでいます。
冷えとりでは腰痛をこんな風に考える
ぎっくり腰と甘いものって何か関係があるのかな?と思って、私のバイブル『新版万病を直す冷えとり健康法』を読んでみました。
ギックリ腰は、冷えと食べ過ぎによる循環障害が、背骨の第五腰椎あるいは第二腰椎の周囲の筋肉で起こるためにでる症状なのです。腰の筋肉が貧血を起こしてひきつるので痛いのです。〜中略〜だから冷えをとって、血が充分めぐるようにしてやれば治っていきます。
出典:進藤義晴著『新版万病を治す冷えとり健康法』
これを読んで、ああやっぱりな〜と思いました。
甘いものは体を冷やし、血管を緩ませるので血液のめぐりが悪くなります。
おそらく、腰のあたりに血液がめぐっていなかったのでしょう。
血液は栄養を運び、いらないものを持ち帰りますが、血液は温かい場所にしかいけないので、冷えているところには血液が回らずこのような状態になっていたのです。
ただし、ギックリ腰・椎間板ヘルニアは冷えが原因ですから、一度治っても、油断してまた冷え・食べすぎの生活をくり返せば何度でも再発します。冷えには一生気をつけていないといけないのです。
出典:進藤義晴著『新版万病を治す冷えとり健康法』
最近のカフェでの甘いものの食べ過ぎで回復していた肩に、一時的に痛みが出たのも、同じ理由なのです。
それでも、しょっちゅうぎっくり腰になっていた頃のつらさを思うと、たとえ、甘いものをそんなに食べなくても健康のほうを私は選びたいと思います。
ぎっくり腰をきちんとケアしていれば、椎間板ヘルニアのような慢性的な腰痛にならずに済みますので、しっかり冷えをとっていきましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
<まとめ>腰痛に効果的なこと
甘いもの、アルコールをやめる→無理なら減らす
冷えとりをしっかりする(半身浴強化)
食べ過ぎをやめる(断食も効果あり)
太ももの冷えについてはこちらをご覧くださいませ。
お尻の冷えはこちらをご覧くださいませ。
断食についてはこちらもご覧くださいませ。