こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
住み替えて住居を引っ越したことをきっかけにお姫様のような天蓋ベッドを作ることに決めました。
できるだけ値段を安く、素敵にインテリアコーデしたい!
そこでニトリさんにお願いすることにしました。
まずは、構造上つけれるかどうかをチェックしてもらい、大丈夫ということになりました。
ところがニトリさんがオーダーをお願いするメーカーが作ることができないということになり、カーテンアイさんにも見積もりをとることになりました。
ニトリさんとカーテンアイさんは、どのくらい値段が違うのでしょうか?
今日の記事は、天蓋ベットを作りたい人、できるだけ値段を抑えてインテリアコーデしたい人にお役立ち情報です。
天蓋ベッドのファブリック選び
取り付けの下見に来られたカーテン専門職人さんから、ファブリックを選ぶように言われて、再びニトリに打ち合わせに出かけました。
というわけでシャリ感のあるファブリックを選びにやってきました。
ニトリでちょうどオーダーカーテンキャンペーンを行っていて、ファブリックもメーカーによっては驚きの65パーセント引きのものもありました。
私のカラースキーム(色計画)は紫主体で考えていて、紫の色を探すのに困難を極めました。ラベンダーカラーでピンクがかったものはたくさんあるのですが、シャリ感があって、深い紫はなかなかなかったからです。
本当にいろいろなメーカーのカタログをたくさん見ました。10cmの厚さの見本帳を10冊以上は見たと思います。
ニトリ担当のスタッフのSさんも事前にたくさん調べておいてくれたので、自分も選んだものも含めて、何種類からかの中から選んだものがこちら!
3時間くらいかかって、ファブリックを選び出し、ニトリの方に見積もりしていただいくことになり、帰途につきました。
天蓋ベッドの見積もりが出ました!高価でびっくり!
その見積もりは思っていた以上に高額でびっくり!
35万円くらいになりました!
そこまで予算をかけて、天蓋を作るべきか悩みました。
勝手にこんなにお金をかけることはダメだろうと思いこんでいたのですが、夫が快く許可してくれたので予算的にはクリアになりました。
が、この費用をなかなか言い出せず、なんと10日くらいかかってしまいました。
友人の励ましの声に押されて、作ると決意したところ...
費用のことで悩んでいるうちに新たな問題が発生してしまったのです。そこで、またニトリの方と打ち合わせすることになりました。
天蓋ベッドを作るためにメーカーができることとできないこと
資金繰りで悩んでいる間に、担当のSさんから天蓋を作るにあたって、問題発生の連絡がありました。
私はカーテン専門職人さんの提案してくれたこの形にしたいのですが....
ニトリが制作を依頼する川島セルコンさんは、この形ができないというのです。
川島セルコンさんはシングルNG、ダブルの形しかつくれない
川島セルコンさんは、なぜかシングルが作れず、ドレープ部分をダブルでないと作れない、それが決まりだということを言ってきました。
というわけで、シングルのドレープを作ってくれるところにも見積もりを出してもらうことにしました。
カーテン・アイさんはシングルは作れるけれど、フリンジをつけなければならない
カーテン・アイさんはカーテン専門のメーカーです。東京の練馬にある中村橋のSR(ショールーム)に相談に行ってきました。
こちらにニトリで選んだファブリックとカーテン専門職人さんの図を持参し、このようなものを作りたいので見積もりをお願いしました。
ところが、こちらではシングルスタイルは作ることは可能ですが、このデザインにはフリンジを付けることが必須だそうです。
フリンジとは、カーテンの淵に付ける飾りのことです。
フリンジをつければゴージャスになるので良いとは思ったのですが、なぜか一種類のフリンジの中からしか選べないシステムでした。
このフリンジが長さを使うと莫大な費用になります。
で、出てきた見積もりはニトリさんの倍でした。
ファブリックの割引率がニトリの方が大きく、安かったのです。
そうなると、究極の選択を迫られます。
シングルでフリンジをつけるべきか?
どんどん迷宮に入ってしまい、わからなくなってきたので、またニトリのSさんにご相談してみることにしました。
いつの間にか2ヶ月近く時間が過ぎていました( ・∇・)
天蓋ベッドを諦めようとしていたら、ニトリのスタッフSさんの提案で価格見直しできた!
夫に天蓋をつけたいということを反対されると勝手に思い込んでいて、ダメもとで言ってみたら全然そんなことがなかったという経験から、ダメもとでニトリのスタッフSさんに正直に打ち明けることにしました。
それにシングルで作りたかったのに、一つのところはダブルじゃなければできないというし、もう一つのところはシングルで作れても気に入らないフリンジをつけないと作れないというし....
せっかく作るのに納得できないで作るのはどうかと悩み中です。
と、予算を見直ししてみました。
ドレープを3タックから2タックへ(布の節約)
裏に貼る布の品質を下げて、価格ダウン
見えない部分には必要最低限の器具を使用
こうして、決定まで5回も打ち合わせに行き、他でも見積もりも出してもらって検討した結果、ニトリさんが一番良心的であったと思いました。
そしてそして、なんと!
思う通りにシングルのドレープの天蓋を作れることになりました。おそらく、ニトリスタッフのSさんが水面下で交渉してくれたのではないかと思って感謝しています。
そして支払いにニトリPカードを使うとポイントがかなりたまり、これまた欲しかったラグマットをポイントでゲットできました。2倍にお得でした。
天蓋ベットはファブリックを使用するので、オーダーカーテンフェアが適用されて、15%割引になり、かなりお得になりました。
ニトリさんのオーダーカーテンフェアは年に数回開催しています。カーテンやブラインドにも適用されます。
他のところと相見積もりをとっても、ニトリさんの品揃えや割引率を考えるとかなりお得です。
こうして、当初の見積もりから、10万円ほどコストダウンをして、天蓋ベッドをつくることができました。
天蓋ベッドはもともとお金持ちの人が作るものなので、設定値段がまだまだ高いという状況です。
もっとたくさんの人が天蓋ベッドをつくるようになり、需要が増えれば価格も下がるようになるのかもしれませんが、ニトリさんはいろいろとお勉強してくださったので、満足です。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
構造上を調べたことについては、こちらの記事をご覧くださいませ。
そして、最終的に設置した記事はこちらもどうぞご覧くださいませ。
まとめ
メーカーによって、できることとできないことがありますが、いろいろ回ると知識が増えてその中で最善な方法がわかります。ぜひSR(ショールーム)巡りもしてみましょう。
インテリアの相談では、自分のしたい希望とやりたくないことなどをはっきりと言いましょう。それによって対応もずいぶん変わってきます。
今回ダメ元で言ってみたことが最終的にうまく行きました。予算もだいぶ削れることになりました。言うのはタダです。ぜひ思うことがあれば、伝えてみましょう。
カーテンを作るのはニトリさん以外ではカーテンアイさんもたくさんの種類をSRで見ることができます。カーテンアイさんのSRは東京都内では練馬の中村橋にあります。お車のある方はお車が便利です。こちらにはカーテンのプロが揃っていて、インテリアコーディネーターさんも自分の提案によく利用しています。もちろん、一般の方もご相談可能です。