冷えとりと食 PR

酢や酸味を欲するサインはなに?冷えとりからみる体の声と病気

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
SPONSORED LINK

こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。

妊娠すると酸っぱいものが欲しくなります。
疲れている時にはビタミンCがいいよ〜とみかんを食べたりしませんか?
自然界では、動物は酸っぱいものを食べません。
なぜならば、動物は、酸味=腐ったものと本能的に知っているからです。
では、なぜ私たちは疲れているときに酸味を欲するのでしょうか?
疲れている時に酸っぱいものを摂ったほうがいいのでしょうか?

今日の記事は、酸っぱいものを欲するときの体の声について、冷えとり的に解説いたします。

酸っぱいものが欲しいときは疲れているとき

疲れると酸っぱいものが欲しくなるのは、酸っぱいものにクエン酸が含まれているからです。

体が疲れている状態の時には、体に乳酸が溜まっている状態です。

クエン酸は乳酸を体の外に出し、新しい乳酸を作らないような働きをしてくれます。

酸っぱいものを食べると、疲れが取れてスッキリするのはこんなわけなのですね。

音
じゃあ、おこたでみかんを食べればいいね!
茜
みかんの食べ過ぎは、果物の果糖を取るのでよくないし、冬にみかんを食べすぎると春の毒出しで辛い目に遭うよ
宏
う〜ん、去年はみかんの食べ過ぎで、確かに花粉症がひどくなったな

他にも、酸っぱい食べ物を欲する理由として、栄養不足や消化器系の健康が挙げられます。特定のビタミンやミネラルが不足していると、体は酸っぱい食品を欲することがあります。

これは、これらの食品が欠乏している栄養素を補う可能性があるためです。また、消化器系の健康に影響を与える食品も重要です。酸っぱい食品は、消化を助け、胃酸のバランスを整える効果があるため、消化不良や胃の不快感を感じる時に欲することがあります。これらの理由から、体が特定の食品を欲する背景には、健康状態や栄養の必要性が関係していることが分かります。

冷えとりでは、酸っぱいものを欲するときは肝臓が疲れている時

肝臓を酷使すると、酸っぱいものが欲しくなります。

宏
だから、お酒を飲んだ翌日はレモンジュースが飲みたくなったのか!

肝臓はアルコール以外にも外部から入ってくる毒を分解してくれる臓器なので、薬の飲み過ぎ、皮膚から入ってくる経皮毒(生理用ナプキンや湿布やシャンプーなど)も分解してくれます。

肝臓の疲れを感じる時は出来るだけ休ませてあげましょう。

茜
経皮毒は全て出すことができないので、出来るだけ取り入れないように気をつけたいものです。

肝臓は体内の代謝と解毒の中心的な役割を果たしています。酸っぱい食べ物を欲する欲求は、しばしば肝臓の健康状態と関連しています。肝臓がストレスを受けると、体は自然と解毒を促す食品を求める傾向があります。

酸っぱい食品は、肝臓の機能をサポートし、代謝を改善する効果があるため、肝臓の働きを助けると考えられています。このように、酸っぱい食品への欲求は、肝臓の健康と密接に結びついていると言えます。

肝臓が悪い人は怒りっぽい

冷えとり健康法では肝臓が悪い人は怒りっぽいし、すぐに怒る人は肝臓が悪いとされています。

▼詳しくは、

【冷えとりとめんげん】怒りっぽい人は肝臓が悪い!

【冷えとりとめんげん】心の毒③「傲慢」と肝臓

をご覧くださいませ。

傲慢で人を見下す人も肝臓が悪いことが多いので気をつけたいものです。

見栄や感謝をしないというのも傲慢と考えますので気をつけましょう。

茜
妊娠すると酸っぱいものが欲しくなるのは、婦人科系が肝臓と関係が深いからなんだって!生理の時にイライラして怒りっぽくなるのも、こんな理由からです。

酸っぱいもののおすすめな食べ物

酸っぱいもの=みかん、レモンなどの果実と思いがちですが、果物には糖分があり、体を冷やしますので、酸っぱいものを取るとしたら、酢の物を取るのが良いです。

お酒の席でお通しで出される酢の物はアルコールで肝臓に負担をかけるのを和らげるためのものです。

海藻は消化、吸収されないので、栄養学的には注目されませんでしたが、最近、強い酸(胃酸等)に会うとカルシウムを放出し、強いアルカリ(小腸内の腸液等)に会うと周囲のナトリウムを吸着することが知られてきました。つまりカルシウムを補給し、高血圧の原因といわれるナトリウムを減らしてくれるのです。

出典:進藤義晴著『新版万病を治す冷えとり健康法

茜
空腹時にワカメの酢の物を食べれば、海藻は胃液と結びついてカルシウムを作ってくれるから、なおいいね!
宏
疲れているのに酸っぱいものを全く食べたくない時もあるよ
茜
肝臓が悪すぎると逆に全く酸味を受け付けなくなるんだよ
宏
( ・∇・)←肝臓の持病あり
音
パパ、気をつけてね!

こんなふうに人間には味覚(甘味、塩味、苦味、酸味、旨味)を感じることができますが、その中のどれかが突出している時には体からの警告があると知っておけば、対処ができますよね。

冬は会合が何かと多いシーズンです。

体のこともいたわりながら楽しく過ごしていきましょう。

もちろん、冷えを取ることも忘れずに!

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

こちらの記事もどうぞご覧くださいませ。

冷えとりから考える味覚と病気のまとめどうしても甘いものがやめられない。疲れていると酸っぱいものが欲しくなる。味覚は体からの信号です。冷えとりから考える「甘い、辛い、苦い、酸っぱい、塩っぱい」について、体からはどんなシグナルがあるのかについてをまとめてみました。...

まとめ

酸っぱいものを欲する時には体からの警告を考えてみてください。

酸っぱいものが食べたい時は疲れている時。

酸っぱいものを欲する時は肝臓からの警告。

酸っぱいものが欲しい時は果物ではなく、酢の物で。

肝臓が悪い人は怒りっぽく、見栄っ張りです。

改善点は以下のとおりです。

  1. 多様な食品を摂取する
    ビタミン、ミネラル、抗酸化物質を含む多様な食品を摂取し、栄養バランスを保つことが重要です。
  2. 脂肪の質に注意する
    健康な脂肪(オメガ3脂肪酸など)を含む食品を選び、飽和脂肪やトランス脂肪は控えめにします。
  3. 適度なアルコール摂取
    アルコールの過剰摂取は肝臓に負担をかけるので、適度な量に留めることが重要です。
  4. 水分を十分に摂る
    十分な水分摂取は肝臓の機能をサポートし、体内の毒素を排出するのに役立ちます。
  5. 加工食品の摂取を控える
    加工食品や高糖質の食品は肝臓に負担をかけるので、自然な状態の食品を選ぶようにしましょう。

冷えとり家族のうちではお酢は3年ものを使っています。美味しいので自然に食事に取り入れることできます。酸っぱいものが苦手な人にもおすすめです。

風茜の提供するサービス
冷えとり100の声
風茜の本