こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(instagram kazeakane)です。
冷えとりでは半身浴が一番重要視されていますが、半身浴も冷えとり上級者になれば、2時間、3時間は当たり前。
半身浴をすればするほど、汗をかきますが、お風呂上がりはなかなか汗がひかず、せっかく服を着ても汗でぐしょぐしょになることが多かったのです。
これでは風邪を引いてしまうではありませんか!
半身浴の効果も台無しです。いいえ、そんな悩みが吹き飛ぶのがバスローブ!
今日の記事は半身浴後にすぐ着ることができて、汗を吸収してくれるバスローブの良さをお伝えします。
冷えとりと半身浴
冷えとりでは半身浴を少なくとも20分は行うことをお勧めしています。
20分入ると体の芯が温まってきます。
この時、湯の量は胸から下がいいです。肩が冷えて嫌だという方はタオルを羽織りましょう。
湯の温度は自分の体温プラス2〜3℃です。
私の場合は36.7℃なので、38〜40℃くらいが適温です。この温度で寒い場合は、体の芯が冷え切っている証拠です。
冷えとり前は私も43℃の湯でないと気が済みませんでしたが、長く湯に入ることができませんでした。
長く浸かるためにはぬるめのお湯がベストです。
熱い湯は体の表面しか温めることができませんので、体の芯が温まりません。
それはどんな状態かというと、魚を焼くときに弱火で焼くと仲間で火が通りますが、強火で焼くと中が生焼けになる状態と同じことです。
汗
汗をかくことはいい事ですが、半身浴で汗を無理にかく必要はありません。
汗は、体の表面の毒を出してくれる毒だしです。
毒が出るようになると、自然に汗が出てきます。
冷えとりをする前は顔に汗をかかないことが私の自慢の一つでしたが、冷えとり5年目になると汗がどんどん顔から出るように変化しました。
汗をかかないことは異常なことだったのだといまではわかります。
バスローブがオススメな理由
半身浴で汗の毒だしができるようになってくると、お風呂上がりに汗が止まりません。
汗をあまりかいたことがなかった私も、冷えが取れてくるにつれて、汗が止まらなくなってきました。
冷えとりでは体から出るものは、止めてはいけません。
だらだらと流れる汗が引くまで服を着ることもできないので、どうしたものかと思っていたところ、バスローブを着ることを思いつきました。
お風呂上がりに何があってもする一番のこと
冷えとりをする前は、お風呂上がりには、上半身から服を着ていましたが、冷えとりではその逆の下から服を着ることを一番最初にします。
靴下の枚数が多ければ多いほど、靴下を履くのには時間がかかりますので、履いている間に体が冷えてきます。
そんな時、バスローブを羽織って靴下を履くのがベストです。
体を冷やさないように、慌てて靴下を履く必要もなく、ゆったり靴下を履くことができますね。
私がバスローブを着たまま行なっているバレエストレッチ
バスローブを羽織った状態で靴下8枚を履き終わっても、まだまだ汗は引きません。
で、この間に何かできることがないかと思い、バレエエストレッチを始めました。
お風呂上がりは体も柔らかくなっています。
ストレッチは、冷えとりでもおすすめの運動なので、汗が引くまでの時間を利用できてこれまた一石二鳥です。
ストレッチが終わる頃には、バスローブは汗を吸って、ぐっしょりです。
気持ち悪い人は洗濯をしてもいいかと思いますが、私は臭くなるまで翌日天日干ししてまた使用します。
バスローブはヘビロテしていますので、だいたい1年くらいでクタっとなります。
今までバスローブなんて、お金持ちが着るものだと思っていましたが、こんなに便利なものだということがわかりました。
着るだけでもリッチな気分にもなれます。
最近では、白いバスローブであれば無印で実物を確認して購入することができますが、ネットだともっと格安です。
色展開も多いのはネットです。
天然素材のコットン製がおすすめです。
冬は少し厚手のローブが寒くありませんよ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
半身浴は最低でも20分。お湯の温度は自分の体温プラス2〜3℃。
お風呂上がりにはまず靴下から履きましょう。
バスローブは羽織るだけでも温かいですし、汗を吸収してくれます。天然素材のものを選びましょう。
半身浴で汗をかいて、毒出し効果を狙いたい方は進藤先生考案のこちらの入浴剤がおすすめです。