こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane
前回の歯茎の治療(根の消毒3回目)から、ひと月経ちました。
普通は2回も根の消毒をすれば、膿がでなくなるものらしいのですが、膿が出続けたので、観念して、外科手術をすることになりました。
今回はその下準備のための治療にやってきました。
今日の記事は、歯茎が腫れて、根管治療をするかどうかを悩む方にむけての体験レポです。
外科手術のための下準備治療
通常、外部からの細菌感染がなければ、顕微鏡による根の治療1〜2回で終了するので、外部感染が考えられるかもということで、前回は根の一部に浸出液がみられた部分を再度確認しながら、また消毒したところで終了していました。
1回目、2回目の消毒の後はこのようにぷくっと白ニキビのように腫れました。
このような手術になります。
歯の中から神経の抜いた出口を消毒していたのですが、とりきれないので外から膿の袋ごと取り除いてしまおうというのです。
ところが!
前回の治療後、一度も腫れなかったのです。
先生にそれを伝えると、中を見て確認して見ましょうということになりました。
前回と同様の治療開始です。
まずはラバーダムをはめます。
本当は治療する歯自体に装着するのですが、私の歯は、あまりに削られすぎていて装着するべき場所もないので、隣の歯に装着します。
こんな感じ。
青いのがラバーで歯茎のところを金属のわっかみたいので締めます。
(圧迫感はかなり感じます)
奥歯は根がひとつではなく、何本かありますのでそこをひとつひとつ洗浄していきます。
(根同士がつながっている場合もあるそうです)
この神経の大きさは画像では大きく見えますが、約1ミリくらいです。
そこに消毒ブラシのような細いブラシをいれて消毒します。
顕微鏡を見ながらの作業なので確実にできるというわけです。
詰めていたものを外して、最終的な消毒に入ります。
私の神経のない歯には大きな神経の通り道が4本ありますが、そこに小さなブラシのようなものを入れて消毒していましたが、その先に毛細血管のような細かい神経の跡もあるということでここに強い薬を入れました。
そして、小さな棒のようなものを入れて乾燥させます。
ここまでに1時間くらいかかりました。
次にここにMTAを入れます。
1回目の治療時にこの部分の歯の残りが少ないので、骨を補強するためにMTAセメントを使用するかどうかの説明をうけていて、MTAセメントをいれて、しっかりとした土台を作って手術に臨むことになりました。
(*MTAセメントに関しましては、こちらをご覧くださいませ。→ ☆)
治療が終わり、先生は撮影した画像をもとに説明してくれました。
ひと月前はあんなに浸出液がでていたのに今回は全くでていなかったので、MTAを入れることができたとのこと。
これでかかりつけの歯科医に行って土台を作って、腫れがなければ次の月に予定されている手術は延期しても大丈夫かもしれないとのことでした。
この先生はすごくネガティブな方で用心深くあまりいいことを言ってくれない先生だったので、この診断はとてもうれしかったです。
そしてやはり用心深いので、レントゲンを撮って歯の根の状態の確認をしました。
今のところ、膿の影は見られなかったようでした。
めんげん?断食と大腸の毒出しが治療前にありました。
結局、かかりつけ医で土台を作ってから、その様子を確認してから、外科手術をすることに決まりました。
実は、今回の治療に来る前に猛烈な下痢が起こりました。
そして、その前に断食をしていました。
歯茎の治療をしてしまったせいなのか、歯茎から毒が出せなくなってしまって、大腸の具合が猛烈に悪く、悪臭のおならがものすごく出たり、便のゆるさと残便感に悩まされていました。
思い切って断食をしたら、便が良い状態になってきたのと下痢をしました。
もしかしたら、歯の毒が大腸の方へ回って出せたのかな?なんて思っています。
2回目の歯の根の治療のときにも、根を治してしまったせいなのか、激しい頭痛と吐き気に襲われました。
これは、先端に出ている毒をとめたために、その毒が元の場所にもどってしまったからではないかと思っています。
このまま外科手術にならないことを祈っているのですが・・・
やはり、冷えとりの「(病気を)治すな、(生活を)直せ。」なのかなとつくづく思います。
今、けっこうつらいめんげんにいると思うのですが、私自身は楽観的です。
食べていない方だと思いながら、まだまだ食べているのかもしれません。
でもかなり痩せてしまっているので、家族からはとても心配されています。
次の治療は2週間後です。
MTAをいれて、腫れることがなければ、外科手術は中止となる予定です。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
何をどうやっても歯茎の腫れがとれずに、断食をすることで免疫力が高まり、腫れが引くことを期待して断食を試んだ結果、歯茎の腫れは見事にひきました。
断食レポは、【冷えとりと食】食べすぎは良くないというので、3日断食しました!をご覧くださいませ。
歯茎の腫れなどの冷えとりのめんげんは、表面に近いところからの内臓の毒出しです。腫れを治してしまうと毒は元の場所に戻るために、激しい吐き気と頭痛に悩まされました。