こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(Pinterest@hietorimama/)です。
冷えとりを始めると、冷えが取れてきて、体がまず変化します。
健康になると、心のあり方も変わってきます。
家族の中で変化が起こると、いろいろな摩擦が起こり、夫婦喧嘩や離婚という変化も起こります。
風家では、冷えとりの過程でいろいろな摩擦が起こり、夫婦喧嘩や、離婚一歩手前までにもなったこともあります。
夫婦喧嘩や離婚は好転反応なのでしょうか?
今日の記事は、冷えとりの過程で、夫婦喧嘩や離婚に悩むかたに向けて書いています。
活きかたやライフスタイルが変わり、夫婦の心の毒だしが起こる
うちでは家族全員が冷えとりをしています。
私が冷えとり歴10年、子供が9年、夫が8年。(現在は私12年、子供11年、夫10年)。
この春、子供が進学することで大きく家族の環境が変わりました。
実は、私はその前の年の6月に会社員を辞めました。
冷えとりコーディネーターとして仕事をやっていこうと決断したことと、ものすごいパワハラに耐えられなくなり、辞めることになりました。
そのときに、夫から、
子供が私立中学へ進学するのにその費用はどうするんだ・・・
と、問われました。
でも、そのときはそれ以上、あの環境に身を置くと本当に命の危険も感じていたのです。
だから、退職して冷えとりコーディネーターとして生きていくと決めたのです。
そもそも、夫と私は性格も真逆のタイプ。
夫は結果がすぐにでないとあきらめ、次の方法を探すタイプ。
(自分にお金を我慢しないでかけるほうです。いろいろな講座をどんどん受けてみてだめなら、次へ進むので使ったお金もたくさんです。)
私は粘り強くコツコツと続けていくタイプ。
(自分のためにお金を使うのはためらいがあります。)
結婚して26年経っていますので、もうそれぞれのペースができてしまっています。
私が会社員として働いているときは夫は、家で1人の時間を持つことができました。
夜には仕事で夫は家にいないことも多く、私も子供が寝たら、1人の時間を持つことができていました。
それが私が仕事を辞めて家にいるようになったので、お互いに好きにできなくなり、ストレスもたまってしまいました。
とくに、私は騒音が大嫌いで、夫の観る野球観戦の音やハリウッド映画の大音響が嫌で嫌で仕方がありませんでした。
私が仕事をしている部屋の脇にリビングがあり、そこで大音響でテレビを観るので音を消してみてもらっていたのです。
それに加えて、夫は以前は夜半に帰宅することが多く、そのリズムができていたのですが、最近は本当に早く帰宅するので、それもペースを崩されるのでいやでたまりませんでした。
そういう態度が、つんけんして出てしまったいたのでしょう。
加えて、考え方の相違も態度に現れてしまいました。
夫は、やりたいことをするために稼げばいいと考え、私はやりたいことをするためには節約して費用を捻出すると考えているところから、考え方に大きな相違があったのです。
私がこうしろ、ああしろと要求することに、
「どうしてそんなに上から目線なんだ!」
という怒りを買ってしまいました。
ちょうど春の毒だしの期間に大きな夫婦喧嘩を繰り広げました。
心の毒を出した後にいろいろなことを直す
冷えとりでは、
治すな(病気を)、直せ(生活習慣を)
という名言があります。
ココロの毒出しも同じことが何回も起きる時は、根本を直さなければいけないのでしょう。
(確かに今まで同じことで小さな夫婦喧嘩はたびたびありました。)
今回の争いの元は、
夫 → 私
- 私がブログばかり書いていて、話を聞いてもらいたいのにうるさいと言われる。
- ブログばかり書いているわりには、収入につながらない。期限を決めて集中して稼げないのなら、これは趣味でないのか?
- 稼げるようにビジネスの勉強もしてもらいたい
- 子供の進学費用が気になり、私にもパートで働いてもらいたい(主婦はやめてほしい。)
- 上から目線で言われるのはいやだ
- テレビを好きな時間に好きな音量で見たい
私 → 夫
- 集中している時に話しかけないでほしい(まとまった自分だけの時間がとれないのがいらいらするし、やっと取れたと思ったら、大事な話でない世間話的なことで中断されるのが腹立たしい。)
- 今年度は冷えとりのことを集中させてほしい。
- 遊ぶためのお金を稼ぎたくない
(稼ぐのはあくまで子供の学費)
このように両方からの希望が出て、結果的に家が狭くて個人スペースがないからいけないのだということに至りました。
解決策として、
- それぞれの個室が持てる住居に引っ越す。
(夫は引っ越したがっていたのですが、私と子供が今の住居がとても好きなので抵抗していました。夫の主張の中に子供部屋は必要だという信念があり、それがないと私と子供の関係が悪化すると考えています。) - それまでは、今まで私と子供が共同で使用していたリビングに近い部屋を子供部屋にして、寝室の一部に私の作業スペースをつくる。
(そうすれば、自分はいつでも好きな時にテレビを観ることができるし、私の姿も見えないところにいれば話しかけないで済むというのです。
お互いに強制されるのが嫌だったということに気がつきました。
大げんかの後に私は、今後もこの3人で仲良く暮らして行きたいので、引っ越しを検討に入れるし、パートにもでることを受け入れることにしました。
*そして引越し、環境も変わり、活きかたもライフスタイルも変わりました。そのことについては、住み替えでいい家探そ!新しい住居が決まるときに起こる不思議な出来事をご覧くださいませ。
離婚や転職などの別離も心の毒出し
もちろん、ここに至るまでは、稼がないのなら離婚だという宣言もありました。
私も離婚を考えたこともあります。
冷えとりは時に、どうしても元の環境に戻れなくなるという変化が起こる場合があります。
以前のものに執着していても、どうしてもそこにいられなくなるのも、自分の経験からは、めんげん(好転反応)の毒出しに感じました。
自分だけが変わってしまって、相手が変わらなければ別離ということになるのかもしれません。
幸い、うちの場合は離婚にはいたらなかったのは、家族全員が冷えとりをしていたおかげでした。
相手が稼いでくれればいいという考えは、冷えとりの心の毒の強欲にあてはまります。
私の場合は、これが強いので、自分が働かず夫ばかりが働いて稼いでくれればいいと思っていたのですね。
それが安心・安全を求める傾向(利己の毒)が強い夫にはつらかったのでしょう。
私の強欲と夫の利己の毒をうまく折り合いをつけたおかげで離婚にいたることはありませんでした。
この春は、私も夫もそれぞれの体の毒だしもありましたが、夫婦間の大きな心の毒だしもありました。
冷えがとれてくると、心までもめんげん(好転反応)が起こり、毒を出し切ると、こんなふうに活きかたやライフスタイルが変わります。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
体の冷えがとれてくると、次に起こるのは心の冷えとり。
冷えがとれてくると、活きかたやライフスタイルが変わり、前のやり方にしがみついていると、摩擦が起こります。変化を恐れず、楽しむとうまくいきます。
摩擦は好転反応です。毒出しが終わると、より良い人生が待っています。
心の冷えが一番出てくるのは、冷えとりを5年越えたころが冷えとり家族のサンプルです。(人によって、冷えが違いますので、多少の誤差があります。)
家族の摩擦で起こることを本にしました。