こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
いつもたくさんのブログの中よりご訪問いただきまして、ありがとうございます。
子供アトピーの症状は抗アレルギー剤とステロイドで治ってきたのに、咳喘息を発症し、ついにうちの子供にもアレルギーマーチが始まりました。
アトピーを治そうと思うと、ステロイドを強いものにしなければならなくなり、ステロイドを強くし、アトピーを抑えるとアレルギーマーチが始まるという悪循環に陥り、本当に子供のアトピーについてはその治療に悩みました。
今日の記事は、そんな子供のアトピーをなぜ冷えとりで治そうと思ったのかについてお話しします。
(*前回までのお話は、
2 アレルギーマーチ 」をご覧くださいませ。)
子供のアトピーはよくなってきたけれど、喘息に苦しみ、治療法を模索しているときに冷えとりに出会う
冬が来るたびに咳喘息の発作に悩まされました。
夜中の2時から明け方4時にかけて、ずっと咳をし続けるのです。
咳止めも処方されましたが、まったく効きません。
医師から、拡張テープや喘息吸入ステロイドも処方されましたが、なるべく使いたくなかったので、吸入器も買いました。(塩水でできるものです)
そして、母親である私が薬を使うことにどうしても同意できないという気持ちがあって、いろいろな書籍を読みあさり、ついに冷えとりに出会いました。
冷えとりは劇的な変化が出る場合と、長く時間がかからないとめんげんが出てこない場合もありますが、それはその人の薬を飲んできた時間と生活習慣がそれぞれ違うのですから、めんげんもまた、人さまざまなのでしょう。
最初は私も冷えとり体験談を読んで、まさかそう簡単に病気が治るはずはないと、思い切り疑っていたところもありました。
ところが・・・・
ところがなんです!
子供に冷えとりをやってみる
アトピーが治った!
などの体験記を読んで、これは冷えとりをやらせるためのキャッチにちがいないと、最初はとても疑っていました。
冷えとり提唱者の進藤先生が教祖のような感じで、冷えとりは宗教のように思っていました。
(それは誤解で、進藤先生は靴下を開発したりしても、何かいただいているというわけでもないということを後になって知りました。*冷えとりは宗教でないということに関しては、こちらをご覧くださいませ。)
とにかく、半信半疑でした。
ですから、赤ちゃんであった子供に試すことはとてもできないと思い、まずは自分が試してみることにしました。
最初は靴下2枚履きからのスタートです。(始まりが夏でしたので、最初の頃は毎日続けるのが難しく、よく暑さに負けて靴下を脱ぎしてていました。足が暑いということは冷えのぼせが原因なので、よほど冷えていたのでしょうね)
すると、始めてひと月経った頃にあんなに悩まされてきた生理痛が起こらなくなったのです!
(*詳細につきましては、「冷えとり 冷えとりとめんげん 生理痛は何処に? 」をご覧くださいませ。)
私は、これだ!と思いました。
だってあんなに苦しんできた生理痛がなくなったのですから・・・・。
あの体験談も本当かもしれないと思うようになったのです。
早速、子供用の靴下と絹のスパッツを手に入れました。
ちょうど、子供が5歳の頃でした。
この頃は保育園に通っていて、靴下を何枚も履く理由を園に説明しました。
園長面談もしましたし、保健師さんともお話しました。
折しも、冷えとりが少しづつ世の中に浸透しつつあったので、保育士の中にも冷えとりを知っていた人がいて、靴下をたくさん履くことは認められました。
(子供も2枚の重ねばきからスタートし、のちに絹のスパッツを履くようになりました。冷えとりを始めた当初から20分の半身浴を行っていました。)
当時は、保育園では、裸足教育が基本でしたが、これも進藤先生の著書にはあまり推奨されていなかったので、私はやりたくないなと思っていましたから、ちょうど良かったと思います。(いついかなる時でも足元は冷やしてはいけないのですね)
この当時はまだザジデン、ステロイドと冷えとりを併用していました。
小学校に上がるころには、抗アレルギー剤を飲むのは完全にやめ、ステロイドも悪化した時だけ、使用方法を守って、使用していました。
ところがです。
ほとんどアトピーの症状が現れなくなった8歳(子供・冷えとり歴4年生)の夏に、夫の家に帰省した時にダニのようなものに噛まれて、体一面に湿疹のようなものが出てしまいました。
(うちの子供は何かをきっかけに、わっと湿疹が出ることがありました。ある時は芝生で遊んでいて、またある時は風船で顔が腫れるなどのアナフィラキシーの症状が起きたことがありました)
慌てて、皮膚科に連れて行くと、何かハウスダストのようなものに反応して症状が現れているから、一時的に塗り薬と抗アレルギー剤を飲むようにと言われ、仕方がなく従うことにしました。
処方された薬は、アレロックという飲み薬とステロイドではなく、プロトピックでした。
それまでその皮膚科では、ステロイドが処方されていたのですが、「プロトピックはステロイドよりも副作用がなく、正常な肌からは吸収されないので心配しないで使用していい」と言われました。
(のちに内科医の知人から、プロトピックは免疫を抑制する非常に恐ろしい薬だから、まだステロイドの方がいいと言われました。このように医者の中でも意見が分かれるものが、なぜすでに使用されているのか、不思議ですね)
当時、私は自分に関しては、薬を飲むことはやめていましたが、子供に関しては、ひどくなった時には西洋医学と併用して冷えとりをさせていました。
ところが、この一時的にできた湿疹はなかなか引かなかったということもあり、毎月皮膚科に診せに行くと、必ずアレロックとプロトピックが処方されました。
つまり、ずっと薬を飲ませ続け、塗り続けなければならないんです。
それは、やはりとても嫌なことでした。
でも、子供に関しては完全に薬をやめるという判断ができませんでした。
この頃にはもうあまり喘息のような発作も現れなくなってきておりました。(これも進藤先生の著書で喘息などの症状が出るのは食べ過ぎているからだということを読み、粗食を心がけるようになったら、症状が治まるようになってきたのです。食べ過ぎが喘息につながっていたということを身を持って実感いたしました)
皮膚にだけ、アトピーが現れるようになってきたのです。
(今から考えれば、肺と繋がっている先の皮膚から毒が出せていたということになります)
飲み薬だけはやめてしまおうと思い、朝と晩に飲んでいたものを晩だけにして、次に1日起きにし、やがてはなくしてしまおうと思いました。
ところが、抗アレルギー剤をやめるとかゆみが出てくるらしく、体をかきむしるために血まみれになってしまうのです。
そして肌が荒れ、見た目が綺麗でなくなります。
(これは冷えとりではいいことで、かいて傷の出入り口を広げ、毒を出しやすくするということになるからです)
眠っている時もボリボリかいて、あまり眠れないようでした。
(冷えとりでは眠っている時にこそ、毒がよく出るのでかゆいのならかかせ、咳が出るなら咳を出させるという考えもあります)
知人の内科医に相談すると、眠れないと発達障害を起こすので良くないから、薬を使用した方がいいというアドバイスも受けました。
飲み薬を飲んでいれば、かゆくないようなのでステロイドもプロトピックも必要ありませんから、血まみれにもなりません。
ですから、塗り薬を塗るよりはマシと思い、飲み薬だけは8歳から9歳にかけてずっと飲ませ続けてしまいました。
おかげでとても綺麗な肌でした。
しかしながら・・・・
薬をやめる→かゆくなる→薬を塗る→回復→薬をやめる→かゆくなる→薬を塗る・・・
このループからいつまでたっても逃れることができませんでした。
初めて冷えとり勉強会&おはなし会@繭結に参加する
ちょうどそんな折に、キャンディケイトさんで冷えとり勉強会が開催されているということを知りました。
(*詳細につきましては、過去のブログ「冷えとり 勉強会に行ってみました♡」についてをご覧くださいませ。)
この会は進藤義晴先生の娘さんである進藤幸恵さんが講師でいろいろとお話を聞くことができます。(現在の進藤先生の様子なども伺えておもしろかったです。)
めんげんの症状の相談もすることもできました。
この会に参加した後に、スタッフの方から、少人数制の冷えとりのおはなし会に誘われました。
こちらは、冷えとり歴27年の柳沢さんという方がご自分の体験を語ってくれたり、参加するみんなの冷えとり体験を共有する目的で開催される会です。
追記2019年6月12日現在、柳沢さんの冷えとり歴は29年になりました。
(*詳細につきましては、6回分の冷えとりおはなし会に関するブログがございますので、こちらを読んでいただければ幸いです。)
冷えとりおはなし会@繭結<まとめ>4春の毒だし&子供の頃の毒が出た話
冷えとりおはなし会@繭結<まとめ6>冷えとプール、首が痛いのは?
この会に参加することによって、私はさらに冷えとりの道にまた一歩踏み入れることになっていったのです。
そして、シルクパウダーを知り、脱ステロイドへの道を辿ることになりました。
つづきはこちらへ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 幼児用の冷えとりグッツは、ネットショップで取り扱いのあるところもありますが、子供になれば、大人のSサイズや、五分丈スパッツなどで対応できます。
- 薬もある医師はいいと言っても、別の医師は良くないという場合もあります。
なぜなら、医師と薬品会社の営業が結びついている場合もあるからです。
身体にいいからというわけではなく、利益になるからという場合もあります。
情報をいろいろと得て、最終的に判断するのは自分です。
医師が処方してくれた薬だから間違いはないということはありません。