こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
塩で髪を洗ったらどうなるのでしょう?
臭くならないの?かゆみは?
いろいろな心配がありましたが、長いお休みのときに試す機会がありました。
今日の記事は塩で体と髪の毛を洗う塩浴10日間の記録をお伝えいたします。
塩浴のやり方については、【冷えとりと美容】塩で髪を洗うと白髪対策効果あり!塩浴体験レポ4 をご覧くださいませ。
家族で冷えとりをやっています!
塩で体と髪の毛を洗う塩浴10日間の記録
私たちはお風呂では、体は石鹸で、髪の毛はシャンプーで洗うという習慣があります。
私はそれを冷えとりをすることで、半身浴をしていれば体は石鹸を使わなくてもきれいになることを知り、冷えとりをしている年数と同じくらいもう体を洗うときには、石鹸を使いません。
でも髪の毛だけは、シャンプーで洗ってきました。
40を越えるころから、白髪が目立つようになり、カラーリングを繰り返したことで私の髪の毛は痛みまくっていました。
そんなときに塩浴がとてもいいということを知り、長いお休みで人に会うこともない時間がとれたので10日間、塩で髪の毛を洗うことを試してみたのです。
塩浴1日目
私は髪の毛だけ塩浴することにしました。
塩をお湯で溶かして、頭からかけて、軽くマッサージ。
洗い流しは最初はお湯で、最後は冷水で!(頭を冷水は無理という方は、ぬるま湯でも大丈夫だそうですよ。冷えとりをされている方は、半身浴でのぼせ防止のために頭に水をかぶるという人もたくさんいますから、楽勝かもしれませんね)
1日目は普通にシャンプーしたのとあまり変わりはありませんでした。
ただ、この日は塩浴についての細かい知識もあまりなかったため、ある意味、自己流塩浴をしました。
本を読まずに突入!しましたので、ドライヤーで乾かしてしまいました。しかも熱風で!
本当は冷風のドライヤーがおすすめです。
ドライヤー後は海水浴から上がってきた人のようにべっとりとしました。
風呂上がりはものすごく喉が渇き、水をたくさん飲みました。(タラソセラピーに感覚が似ている気がしました)
塩浴2日目
日中、頭のてっぺんが痒くて仕方がありませんでした。(熱風で乾かしたために、皮脂がたくさん出たためだと後から分かりました)
痒いのに、かいても少しも臭くありません。
髪の毛はシャンプーした時のようにはサラサラにはならないのですが、ベトっとしていても洗えない時の嫌な感じではありませんでした。
塩浴3日目
日中、頭のてっぺんがさらに痒いです。
お昼にハンバーガーなど肉を食べた日はものすごくかゆみが増すのが分かりました。
本日より、「塩浴革命」を読んで、きちんとした方法で塩浴を始めたため、ドライヤーは冷風を使うことにしたら、かゆみが減ったような気がしました。(本当は自然乾燥がいいのですが、耐えられず乾かしてしまいました。全く乾かしてはダメということはなく、熱風でなければ乾かしてもいいそうです)
さすがに3日目になると、ベトベトで、シャンプーの爽やかな感じが懐かしいです。
塩浴4日目
日中、頭のてっぺんと前が痒いです。
ピザが食べたくなり、食べてしまいました。そのあと痒くてたまりません。(食べ物とかゆみがものすごく関係がある感じがしました。肉や油モノを食べるととても痒くなりました)
昨日より、ドライヤーは冷風にしたために、入浴後は海水浴からあがってきたようなベトベト感はなくなった気がします。
地肌を見てみると、赤みが引き、白くなっていました!(真っ白という感じでした)
塩浴5日目
日中、頭の前の部分が痒区て仕方ありませんが、臭みはありませんでした。
ベトベト感は自分ではあまり気にならなくなったけれど、夫になにそれ!?と言われるので髪は人から見ると、少し変な感じのようです。(シャンプーした時と同じようなサラサラな感じには、なかなかなりません)
久しぶりに化粧をしようとすると、ノリがものすごく良く、ファンデが吸い込まれるように入っていったので、驚きでした。(頭から顔に塩水が流れていったので、顔も自然と塩浴していました)
やたらと半身浴の時に汗をかきました。
この日から、塩浴をすると、嫌な思い出がフラッシュバックしてくるようになり、お風呂でぽろぽろと泣いて過ごしていました。(そしてその思い出を自分で違う記憶にしようと、自分の中で良いことに書き換えて上書き保存をしていました。)
塩浴6日目
髪がベトベトで全くまとまらなくなりました。(ヘルメットをかぶっているみたいでした)
こんな風になってしまうと、家で過ごす人には塩浴洗髪はできるけれど、外に出なければならない人には厳しいかもと思いました。(外出しないからこそできるかもしれません)
朝は痒くて仕方がないし、髪がヘルメットをかぶっているみたいに固まっていて、外に出るのが恥ずかしいです。
帽子をかぶって外出していました。
夫にも、「やばすぎる!その外観!」と指摘されてしまいました。
おやつにケーキを食べると、夕方、前頭葉が猛烈にかゆみが増してきて、ついにこの日はシャンプーしてしまいました。
脂がすごく、シャンプーが全く泡立ちませんでしたが、抜け毛は少なかったです。(髪を長い間病気などで洗えないと、髪を久しぶりに洗うとものすごく髪の毛が抜けるのですが、全くそんなことはありませんでした)
久しぶりにさらりとした感触。気持ちがいいです。
やはりシャンプーをやめるということは難しいのかなと思い始めました。
昨日から起こった忘れていた嫌なことが次々とフラッシュバックしてくるのが、止まらず頭の中をぐるぐる回りました。
塩は体を清める時に宗教儀式などでも使用されるものなので、私の中の記憶も浄化されているのかな?と考えることにして、思い出した嫌なことを一つずつ取り消しと言って削除していました。
相変わらず涙も出てきました。
頭が痒いので頭をかきながら、お風呂でぽろぽろ泣いている図。
なんだか変ですね。
塩浴7日目
嫌なことを思い出すのが辛くて、今日は塩浴を停止してみることにしました。
髪はお湯で流すだけ。
乾かすとベトつくけれど、塩浴をした時ほどではない気がします。
本当にシャンプーした時のサラサラ感が恋しいです。
この日に、「シャンプーをやめたら、カラーの色落ちが減ったり、髪の毛も潤ってきた」という記事を読みました。
中村アンさんもシャンプーをしていないそうです。あの見事なロングヘアなのに!50代の星・君島十和子様もシャンプーされていないそうですが、あの美しい巻き髪!
確かにシャンプーしなくても、臭くなくにおわないというのはうなづけます。
しかし、塩浴は頭が皮脂で固まる様な感じがなんとも耐え難いのです。
冷えとりもいっぺんに靴下を8枚はけたり、半身浴を1時間もできる様になったわけではなく、少しづつ時間をかけて、今の状態になったのだから、塩浴だって、何も焦らず、最初から頑張らなくてもいいかということに気がつきました。
というわけで、週末のみ塩浴をしてみることにして、私も君島さんや中村さんを見習って、シャンプーしないで髪の毛をお湯で洗うだけにしてみることにしました。
塩浴8日目
この日は塩浴を一時停止。
髪の毛をお湯で流すとスッキリ。
日中は全くかゆみを感じませんでした。
地肌は臭いませんが、ペットリ。
見て目は外出すると問題かもという外観でした。
これを乗り越えれば、いいことがあるのでしょうか?
塩浴9日目
塩浴復活。
いい感じ。かゆみもないです。
でも塩浴をすると、やたらと嫌なことが思い出されてくるのが辛かったです。
なぜなんだ?
塩浴をやめた昨日は全くそんなことは起こらなかったのに、塩浴をすると涙が止まらないのです。
過去のいろいろな出来事に怒りを感じたり、悔しかったり、悲しくて涙が出ます。
これは一体どういうことなのかなぁ・・・
塩浴10日目
ついに塩浴断念。
理由は社会生活をするために、見た目が脂っぽい髪型ではまずいからです。
10日できたのは、外出することがなかったからこそできたのですが、普通に社会生活を行うことになると、見た目が不潔な印象はまずいと自分でも思いました。
久しぶりにシャンプーすると、病み上がりにシャンプーができる様になった時の様に気分がいい!
「塩浴革命」を読んで、石鹸やシャンプーは自然破壊をするし、体にもよくないということを知ったのに、止められなかったです。
自然に還るという気持ちになかなかなれませんでした。
しかし、10日塩浴をやってみて、明らかに変わったのは、髪のツヤです。トリートメントをしなくても一本一本の髪の毛がしっかりとして、ツヤツヤになっていました。
地肌も白すぎるくらい白くなっていました。
髪の毛が元気になった感じがします。
ただ10日塩浴洗髪しただけなのに!
ということはやはり、塩浴を続けると白髪などは本当になくなるのかもしれない・・・
でもとりあえず、外に出て、人と会ったりするので、見た目を不潔な印象にするわけにはいかないので、しばらくは週末塩浴にしてみることにしました。
塩浴の効果
塩浴すると嫌なことが思い出される
塩浴洗髪は3〜5日目が一番きつかったです。
かゆみも嫌な感じでしたが、一番辛かったのは、忘れていた嫌なことが次々と思い出されることでした。
- 小さい頃にされた友達からの意地悪。
- 父と母との夫婦喧嘩。
- 会社でされたパワハラやセクハラやモラハラ。
そんなことが自然と思い出され、涙がポロポロと出てきました。
見た目の不潔感
あとは見た目が本当にやばい感じの人になってしまったのが耐え難かったです。
現在は、週末塩浴にしているので、そんなに気になりませんが、塩浴を始めたばかりの頃は一気に体に溜まっていた皮脂や汚れが出てくるのか、4〜5日目にはもう髪の毛がベトベトになりました。
多分、ここを通り抜ければ大丈夫なのだと思います。
塩浴の現状
現在は週末塩浴洗髪にして、5年になりますが、確実に髪の毛は元気になってきたように思います。
白髪は、相変わらずあることはありますが、前のようにたくさんあるという状況から減ってきたように思います。
これは塩浴のおかげなのかどうかは、はっきりしません。
冷えとりも冷えをとっていく中で、白髪も一時的に増えることがあるので、私の白髪が増えた時期はたまたまその時期と重なっていたかもしれないからです。(一時的に増えた後は、次第に黒くなっていくそうです)
カラーの回数は劇的に減りました。
前はひと月も経たないうちに白髪が目立ち、気になりましたが、今は3ヶ月くらいは大丈夫になってきました。
冷えとりが効いたのか、塩浴が効いたのか・・・
判断に困るのですが、確実に白髪が減ってきたことは確かです。
ある日、週末塩浴洗髪から1日おき塩浴洗髪をできるようになるかもしれません。
冷えとりと同じように焦らず、ゆっくりと続けていきたいと思います。
皆さんもお出かけにならない長い休暇のときに、是非試してみてくださいね!
まとめ
塩浴は、最初の3日目は痒みとベタつきがひどく、5日目には泣けてくるようになりました。ここを乗り越えられると、続けられるようになりますが、難しければ一時中止にして、週末だけの塩浴も十分に効果はありました。
塩浴すると、カラーリングで真っ赤になっていた頭皮は白くなりました。
明らかに塩浴前と塩浴後では、髪の毛のつやがよくなりました。
冷えとり16年目の今も週末だけの塩浴を続けていますが、年齢のわりには白髪も少なく、こしやボリュームもあるのは塩浴のおかげなのかなと感じています。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
塩浴には伯方の塩が良いです。手軽にスーパーで購入可能です。
塩浴のやり方はこちらの本を参考にしてみてくださいね。
簡単に手に入りやすい本はこちらです。
他のおすすめグッズはこちらもご覧くださいませ。