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挨拶で簡単にできる女性の防犯対策2

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日本が安全な国と言われていたのは、今や遠い過去の話。平気で刑務所から犯人は逃亡するし、インターネット殺人も行われるようになってしまいました。

いつでも狙われるのは、子供や女の人や老人などの弱い人たちです。
防犯対策は万全ですか?
私はチキンハートなので、防犯はかなり意識してやっていますので、女性の隙が気になります。

この記事は、

  • 女性一人暮らしで防犯対策をしたい
  • 危機管理をきちんとしたい

という女性の方へ向けたものです。

気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

女性の防犯対策に挨拶の習慣

 

同じマンションに住む人、ご近所の住人、近くのコンビニや商店など、日頃顔をあわせる機会の多い人々にきちんと挨拶をするということで、地域の防犯にもなります。

わたしは、娘(音)には、小さい頃から、

「マンションの人には、すれ違うときには必ず、大きな声で挨拶をしなさい」

と、言い続けています。それは、

「礼儀正しい人間になってほしいから」

それも、もちろんありますが、大きな声を出して存在を知ってもらうことが大切だからです。

今では帰ってきたら、遠くから、

「こんにちは〜」

と、娘の声がマンション内に響いてくるので、玄関がピンポーンと鳴るかなり前から帰ってきたことがわかります。

だから、ご近所で、お知り合いの方に会うと、娘は大きな声で、

「こんにちは〜」

と、挨拶をします。それが当たり前になっているので、ご近所さんの目が、自然に娘に注がれます。ちょっとでも挨拶に元気がないと、

「さっきお嬢さんとすれ違ったんですけど、なんかお嬢さん元気なかったですよ」

そう言っていただけます。ご近所さんが、ちゃんと娘を気遣ってくれているのがわかります。

娘には、

「もし、変な人間が近づいてきたり、前から歩いてきた人間がおかしいなと思ったら、迷うことなく逃げなさい。引き返したら遅刻するかもしれないと思っても、引き返しなさい。『おかしい』と、思った自分の感覚を疑ってはいけない。もし、捕まってしまったら、大声で叫びなさい

と、教えています。

人は、いざというときだけ大声を出そうとしても、出ません。

だから、普段から大きい声で挨拶をすることは、とても大切なのです。

それは、わたしも同じです。

こちらから子供に挨拶をする習慣をつけると、すれ違う子供のことを覚えていきますから、

そんな子供たちのちょっとした変化にも勝手に気づくようになります。

「ん?なんかあったのかな?」「なにかわからないけど、いつもと雰囲気が違うぞ」

それが、防犯意識の第一歩です。

女性の防犯対策に地元の商店街となじみになる

 

女性の一人暮らしの場合もまったく同じことです。

自分の存在を周囲に知ってもらうことによって、ちょっとした異変に気付いてもらえるきっかけにもなるのです。

たとえば、毎朝コンビニの前を掃除している店員さんに、「おはようございます!」という、挨拶が習慣になると、

コンビニの店員さんにとって、あなたの存在は、朝の決まった景色になります。

商店街が近くにあれば、店員さんと少し言葉を交わすだけでも、そのことで、あなたを見守る目になってくれます。

そういう地元の方々は、地元に根ざして商売をしているので、地元のちょっとした異変や情報にはかなり敏感です。

そういう情報も簡単に手に入れられるのです。

ちょっとした意識が広がることによって、その町全体の防犯意識が強くなります。

 

 

また、車の運転に置き換えてみましょう。

事故を起こすドライバーに多い特徴の一つに、普段からアイコンタクトをしないドライバーと、いうのがあげられます。

車幅は狭くなる。伏線から本線への合流地点。公共の駐車場での走行。などで、きちんと相手のドライバーの顔を見る意識があれば、「自分の方が先だ!」と、いう気持ちはまずなくなります。駐車場を小さな子供を連れて歩いていても、全然子供の存在を意識していないドライバーはたくさんいます。相手がこちらを全然見ていなかったら、

「あのドライバーは危ないぞ!気をつけよう」

と、いう気持ちになります。目と目が合えば、お互い、

「どうぞ、どうぞ」

と、いう気持ちが生まれます。

お互いの顔を認識しあったら、「オラオラ的な運転」は、普通できないものです。それでも、普通じゃない人はもちろんいますから、きちんと相手の顔をみていれば、そういう危ない人の前に無理に入る危険もなおさら少なくなるわけですし、距離をあけて走ろうという気持ちになりますよね。

わたしの住んでいるマンションは400世帯の大規模マンションですから、こちらが挨拶をしても、まるで意地になったように無視し続ける人、こちらが挨拶をするまで絶対に挨拶をしない我慢比べをやりたがる人はたくさんいます。

でも、そんなプライドは、ただの無駄。さっさと捨ててしまいましょう。

もちろん、

「この人ちょっと変かな?危ないかな?怖い人かな?」

そう感じられる人もたくさんいます。

でも、勇気を振り絞って、

「こんにちは」

と、挨拶をして、

「こんにちは」

と、ニッコリ笑って返してくれたら、とてもうれしくないですか?

一気に、

「いい人かも…」

と、思いますよね。

本当にいい人なのか、悪巧みしている人なのかなんて、わかりっこありませんが、

どこか怪しい人間、後ろめたい人間は、こちらが目を合わそうとしても目を逸らすもの。

そういう態度に出たら、その人物から距離を置けばよいのです。

常に注意しておく意識を持つこと。

それさえ、心がけておけば、かなり気持ちが楽になると思いますよ。

 

24ed7311b6292ade149bd91aaa3d31d6_m挨拶を当たり前のように交わせる地域を選びましょう

 

 

女性の防犯対策に自宅(マンション)付近の注意は常に怠らない

 

一人暮らしの女性が、一番気を使う瞬間は、やはり、自宅の出入りだと思います。

同時に、

一番、スキを見せてしまう瞬間でもあるのが、やはり、この自宅の出入り。

それは、自宅が、自分にとって一番リラックスできる場所だからです。

だから、どうしてもスキができてしまいます。

出勤時は、なにかと慌ただしいでしょうから、周囲への注意を完全に怠っています。

明るいという安心感。

決まり切った朝の景色。

と、いう思い込みから、実はまったく周囲が見えていない。不審者は、こういうスキを狙っています。

わたしの自宅の近くで、20代の同僚女性が一人暮らしをしています。一人暮らしの長い彼女は、防犯意識もしっかりしていて、オートロック付きの分譲マンションのオーナー賃貸物件に住んでいます。つまり、他の住民は買って住んでいる方たちばかりなので、家族だったり住民の入れ替えがほとんどありません。だから、会えばきちんと挨拶しあう環境です。

滞在不在が外からまったくわからないようにと、マンション前の道路から部屋がまったく見えないのというのも、この部屋を選んだ理由でした。

とはいえ、彼女は一人暮らし。オートロック付きとはいえ、出入りは常に注意を怠らないように気を使っています。

家の出入りでは、きちんと人の姿や不審車がないか、左右を見てから、マンションに入るようにしていました。

でも、やっぱりスキはあります。

先日、奥さんと二人で、彼女のマンション裏側の一区画離れた道を歩いている(買い物に行く時のコースなので、この道は週に2、3度は歩きます)と、彼女の住むマンションの裏側の土地が更地になっていました。そこから、彼女の住むマンションの裏側が見えました。

すると、彼女の部屋も見えるのです。しかも、表からは、まったく見えないのに、裏の方が土地が高くなっていて、道路から部屋の奥まで見渡せます。

窓が開いていて、窓際にあるベッドが丸見えです。いかにも若い女性が好みそうな柄のかけ布団が無造作にめくれあがっています。奥の壁には、若い女性の服がかけてありました。

リアル感が半端ないし、無防備感が半端ないのです。

つまり、めくれあがったかけ布団に、今、起きたばかりというスキが丸見えなのです。

 頭隠して尻隠さず

この瞬間に、彼女の危険度は一気に増しました。この道を通ったどれだけの人がこの光景を目にしたことでしょう。

その中に良からぬ想像をする輩が一人でもいたら、取り返しのつかないことになります。

これは、決して、脅しているわけでもありません。

自分ではきちんとしているつもりでも、防犯のスキとは、こういうところから生まれるのです。

仮に、部屋の中が見えていても、掛け布団がきれいに畳まれていたら、女性っぽい模様は見えなかったでしょう。壁にかけた服が見えなければ、部屋の主が男性か女性かもわかりません。

もし、窓から布団を干していたら、これはこれで、きちんとした生活のリズムを感じますから、スキは感じません。

たったこれだけの違いなのです。

 

本人にスキの意識がなくても、見た側が、

「この部屋の住人にはスキがある」

そう思ってしまったら、意味がないのです。

(一戸建ての場合、泥棒は玄関先の汚いところを選んで犯罪を犯すことをご存知ですか?玄関はその家の顔ですから、そこにも気をつかえないということは、この家にはスキがあるのだろうと判断されてしまうのです。犯罪に遭った家がテレビで放映されますが、どこも乱雑にものが置かれて散乱している玄関です。)

 

わたしは、すぐに彼女に電話をしました。

「えっ?道から見えるんですか?」

「丸見えだよ」

「それ、違う部屋のベッドじゃないですか?うちは見えるはずないんですけど」

「裏の敷地、更地になってるのは知ってるよね」

「知ってますけど、道からは見えないはずですけどね」

「でも、いま、こうして見えてるんだけど」

「えっ!?あ、ほんとだ」

彼女はすぐに部屋から出てきて、わたしの立つところから自分の部屋を見ました。

「え〜!?丸見えでじゃないですかー。全然気がつかなかった」

こんなもんなんです。

「この窓は外からは見えない」

と、いう思い込みが防犯のスキを生みました。

都会の住宅事情はどんどん変わります。地域住民も入れ替わり立ち代りです。

面倒臭いですが、都会の一人暮らしで若い女性が身を守るのは、面倒臭いことなのです。

だから、

面倒臭がらずに、「わたしは大丈夫だ」なんて、根拠のない自信は持たずに、地道に防犯への意識を怠らないことです。

b78cec464bc8b5f723737148e5e1dd1e_mあえて男性物の下着を干すのも手ですよね

女性の防犯で気をつけることは自宅近くに不審車が止まっていること

 

普段停まってない場所に車があって、運転席に人が乗ったまま。

怪しい…。

そう感じる場面も多いはずです。

そんなときにできること。

まず、遠目からすでに車が見えていたら、ナンバーのあたりをジーっと見ながら歩くこと。そして、車に近づいたら、その視線をドライバーに移すこと。

「この車を完全にロックオンしました!」

と、いう意思表示を示す。これだけです。別にナンバーと顔を覚える必要はありません。意図的に睨みつける必要もありません。喧嘩を売ったと思われたら大変ですから。

これが、本当に不審者だったら、これだけで、

「意識されたな」

と、思います。それでも、

「やっぱり怖いな…」

と、思ったら110番です。すぐにお巡りさんがパトカーか自転車でやってきて、職務質問をして、車のナンバー照会をします。

110番したときに、

「あの車の素性がわかったら教えてください」

と、お願いをしておけば、個人情報に触れない範囲であれば教えてくれます。少なくとも、不審者か否かは必ず教えてくれます。

110番に躊躇(ちゅうちょ)はいりません。

女性の防犯で、実は、頼りになるタクシーの運転手さん

 

深夜、自宅にタクシーで帰ってきたとき、車を降りたあなたは、そのままエントランスに入ってオートロック盤の前で鍵を出すでしょう。

その間にタクシーは走り去っていきます。

その途端、周囲が一気に暗くなり、静寂に包まれます。あなたはきちんと後ろを確認せずにオートロックドアを開く。普通のことのようですが、このタクシーが走り去った直後が、一番、危険です。不審者は、タクシーが去った直後に、距離を縮めてくるからです。

だから、タクシーを降りる時は、運転手さんにひと言、

「わたしの姿が見えなくなるまで、ここに停まっていただけますか?」

こういうだけで、運転手さんの正義感に俄然、火がついて、

「大丈夫ですか?なんかあったんですか?」

と、聞いてくるかもしれません。

「最近、ちょっと不審者が多くて、人が後ろから付いてきていないか、見ていてほしいんですけど。で、もし、変な人がいたらクラクション鳴らしていただけますか?わたしすぐに車に戻るので」

そう言われた運転手さんは、必ず、こう言ってくれるでしょう。

「大丈夫ですよ。ちゃんと見ていますから。安心してください」

タクシーには、ドライブレコーダーが装着されています。追突、人身事故が起きたときのためのものですが、それが、防犯に役立つのです。

不審者は、タクシーにドライブレコーダが装着されていることを知っていますから、タクシーが停車している間は、その前後に近づいてくることはありません。

あなたが、郵便受けから郵便物を出している間も、タクシーの明かりがしっかりあなたを守ってくれるはずです。

「でも、タクシーの運転手に見られたくないんですけど」

そう思っておられる方も多いでしょう。

でも、考えてもみてください。ニュースをみていて、タクシーの運転手さんが、この手の犯罪を犯したという話を聞いたことがありますか?

わたしは、ありません。

タクシーの運転手さんは、態度が悪くて、ぶっきらぼうで、無愛想で、運転が乱暴。たしかにそういう人も多いと思いますが、そういう人に限って、やたら正義感が強かったりします。

わたしは、職業柄、タクシーを使って取材対象者を追跡することもあります。そんなとき、ドラマとまったく同じで、タクシーに乗り込むなり、

「運転手さん、すみません。前の車を追ってもらえますか?」

そう言うと、100パーセントの確率で、運転手さんは、最大の力を発揮してくれます。取材対象者が、若い女性だったら、運転手さんは、ただこちらの言うことを聞くだけではありません。

「あのー、どういう目的でしょうか?いや、ストーカーの問題とかあるから…」

きちんと、こちらが記者証を見せて、危険人物ではないということを証明しないと、決して積極的には追ってくれません。

実は、タクシーの運転手さん、かなり頼りになるのです。

「でも、やっぱり、マンション前に止めてもらうのはちょっと…」

そういう方は、自宅から離れたところに停まってもらって、歩いて帰ればいいだけです。なにがなんでもそうしなさいと、言っているわけではありません。あくまで、ご参考までに、です。

 

それと、これは、本当に”今、そこにある危機”からタクシーを使って逃げるときのテクニックをお教えします。

タクシーに乗って、目的地を告げたら、

「運転手さん、後ろから変な車が付いてきていないか、見てもらえますか?おかしいと思ったら教えてください」

「あの車が、尾けてきているので逃げてください」

そうお願いすると、絶対に聞いてくれます。

その間、あなたは、後部座席に隠れるのではなくて、はっきりと、後ろを確認しましょう。隠れて後ろを見るのではなくて、はっきりと後ろを見る。

おそらく、ライトの反射で何も見えないでしょう。

でも、相手からはあなたの顔が見えています。ドライブレコーダーの記録もあります。

もし、不審者が尾けてきていたら、

「やばい。バレた」

そう思うはずです。

dc0dbc1a10dc55962104b3f81236f2ef_mもっと頼りましょう!

 

その他の女性の防犯上の注意

 

はっきり言って、オートロックは、防犯上、ほとんど役に立っていません。

逆に、オートロックがある分、エントランスに留まる時間が長くなります。オートロックドアを開ける前に今一度、外や背後の確認を怠らないように。

「マンション内にいる人は大丈夫」

と、思いがちです。そこにスキが現れてしまいます。

マンション内で会う人にこそ、細心の注意です。

隣は何する人ぞ?

そういう不安感を与える相手を一人でも無くすために、きちんと挨拶を心がけることです。

もう一度、言います。

挨拶をしないと言うことは、目と目を合わせないということです。

目と目を合わせないということは、相手が、ジッとあなたを観察していても、あなたは相手を見ていない。つまり、相手から言わせると、「見られてない」「覚えられていない」ということになります。

そこにスキが生まれるのです

 

建物の構造上のことを言っておきますと、少なくとも郵便受は、取り出し口が外からは直接見えない場所にあるマンションを選んでください。簡単に手を突っ込める郵便受けは絶対にダメです。

道路から見上げても、見えない部屋を選んでください。見える位置に住んでいるという方は、在不在がわからないように工夫しましょう。窓を開けてカーテンを開けて自然光が入るようにしたいという方は、明かりをつけっぱなしにして出かけましょう。もちろん電気代はもったいないです。でも、少しでも気が楽になるなら、背に腹は変えられないと思いますよ。自然光が入らなくても気にならないという方は、遮光カーテンをお勧めします。これは、本当にまったくわかりません。

ゴミを捨てるときは、ゴミ捨て場がたとえマンション内であっても、個人情報が特定される書類などは、必ず細かく裁断してください。

いま、わたしが思いつくのは、これくらいでしょうか?

別に、人を疑って生きてください。と、言っているのではありません。

防犯上、これくらいのことは、きちんと知っておいたほうがいいと思うことを書かせていただきました。

 

「なんかこんなことを考えて生きていたら窮屈だな〜」

と、思われたことでしょう。

でも、

これを、実際に実行できるようになったら、地域に知人が増え、輪も広がり、楽しいことばかりが起こるようになります。

安全で快適な生活を楽しむ知恵でもあるのです。

是非、実行してみてください。

(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)

03f7ca1d5266e2e556c7ebdc62ab52d8_mノラが安全に快適にくつろいでいる町かどうかも、目安になると思います

 

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この記事を書いている人

風 宏(Kaze Hiroshi)

 風宏

心の冷えとりコーチ

冷えとり歴13年目。靴下6枚ばき、半身浴20分。最近お酒がやめられるように変化した2015年2月4日より、女性のための問題を解決するブログを開始。2016年9月GCS認定プロフェショナルコーチ資格取得。女性のための心の冷えとりコーチング講座も開催。