私はライフコーチも行なっていますが、コーチングを学べば学ぶほど、もっと早く知っていれば良かったと思います。
スポーツにはコーチがいるのに、人生にはなぜコーチがいないのでしょう。
今日の記事は、コーチングの効果や傾聴の重要性についてお伝えするとともに、ライフコーチにつくことで人生が変わったという40代女性のご感想をお伝えしたします。
40代のコーチコーチングをする女性の悩み
わたしがコーチングを始めてすぐに、始められたクライアントさんです。
この方は40代の女性。ご結婚されていて、お子さんもいらして、ご自身もコーチのお仕事をされておられます。企業の管理職や社員研修を中心に数多くの講演もされておられます。
「コーチがコーチングを受けるの?」
そう疑問に思われるでしょう。そうなのです。
コーチもコーチングを受けるのです。
なぜなら、コーチングの効果をコーチが一番わかっているからです。
彼女は、今まで何人ものコーチのコーチングを受けてきました。しかし、いまいち効果を感じられず悩んでいたところ、私のブログと出会い、試しに私のコーチングを受けてみることにしたのです。
現在まで、週に1回1時間で8回程度のコーチングを行いました。
コーチングの過程で、私は何度か彼女に聞きます。
「わたしのコーチングを受けてどうですか?」
その都度、正直に感じた事、疑問に思う事、納得できない事などを話してもらうのです。
つまり、コーチとクライアントは、どんな時でも、常に対等な立場にあるという事を、感じた事を正直に語り合うという事をお互いに確認し合うのです。
先日、彼女がこのようなメールを送ってくださいました。
彼女の許可を得て、原文そのままに掲載させていただきます。
どんな話になるのか?風さんのセッションは毎回とても新鮮で、自分の本来の気持ちに風さんを通して気づかされる感覚もあり、毎回終わると安心感が生まれています。
風さんのコーチングは心の中にある引っかかりを見つけ出すのがとても自然で距離感が近い感じがします。風さんとモヤモヤしたまま話をしていてその時自分ではわからなくなってしまったことも、本来自分だったらその先こうしたいな・・と思う心中を風さんに代弁してもらっているようなこともあり、また一般的な正論ではなく今自分が出来ることを明確に伝えてくださるので、「わたしはそうしたかったんだ」とか「それだったら今できるかも・・・」とセッションのあと気付かされることが何度もありました。
それとは全く別で、私とは全く異なる観点でこれについてはどうだろう?という話もしてくださり、それが納得のいく話でとてもおもしろいのです。自分がいまどういう状況なのか、何が出来るのか・・・・全く検討もつかなくなった時も客観的に自分のことを知り、考えることが出来るように伝えていただきました。
いづれにしても、風さんのたくさんの経験や感性から出てくることばに一貫しているのは、女性目線でそして目の前にいる「わたしのこころ」に焦点をあててくださっている、
ということです。なので、ムリなアドバイスや押し付けもなく自分に自信を持てるよう
になり、動けなくなった時も1時間のセッションの中でこれまで凍りついた心がとけていく感覚を実感できました。
2か月前セッションを始めた際、今のようにこんな穏やかに毎日を送れるとは想像していませんでした。
誰にも話せない悩みほど深刻で、自分の中での絡まりが複雑になっていきます。そんな時の風さんのセッションは少しずつ絡まりをほどいて本来の心のエンジンを少しずつムリなくかけてくださるような・・・そんな感じです。
本当にありがとうございます。
温かいお言葉と、私自身の励ましになるお言葉をいただき、とても感謝しています。ありがとうございます。
自分に優しくてしてあげてもいいんですよ
クライアントさまの悩みの一つに、
「自分は常に、自分のクライアントさまに最高のパフォーマスを提供しなければならない」
と、いう感覚に囚われおられる。と、いうのがありました。
もちろん、彼女自身に、自分がそういう感覚に囚われているという自覚はありません。
彼女は常に目標意識が高く、
「自分がどんな状態でも常に最高の状態で人様の役に立ちたい」
その意識はとても素晴らしいのですが、その思いが、逆に彼女を苦しめていました。
これは、目標の高い人、自分に厳しい人にありがちな悩みです。
誰の評価でもない。自分の自分に対する評価が常に低い。自分を認められない。
彼女の思いは理解できます。
わたしは、わたしの書く文章が嫌いです。なぜなら、わたしの文章は硬いのです。
正直、面白くない。ウィットに富んでない。
話し言葉と比べると、完全に別人になってしまうのです。
つまり、私自身はネアカなのですが、文章はネクラ。
わたしはずっと思っていました。
でも、その文章を面白いと言ってくださる方がたくさんおられました。
その言葉を大切にする。
自分の事を評価してくださる方の言葉を素直に聞く。
ただ、それだけです。
それだけで、少しは自分の事を評価できるようになりました。
昨日、知り合いのカメラマンに聞きました。
「自分の事を大好きになる瞬間ってある?」
「もちろんありますよ」
「どういう時?」
「シャッターを切る瞬間、素晴らしい写真が撮れたってわかるんです。そのシャッターを切る瞬間に、私って天才だ!って感じるんです。わたしってすごい!って。その瞬間です」
「自分に優しいんだね」
「えっ?みんなそうなんじゃないんですか?」
「みんながそう思えれば、もっと人に優しい社会になれるんだろうけどね」
「そんな大げさなものじゃないですよ」
素敵なパートナーが、必ずいます!
コーチの仕事は、もともとクライアントさんの心の中にある正直な声や、本心から望んでいること、目標を達成した時の自分がどうなっていたいのか?そのためには、まず何ができるのか?
を、本人に気づいてもらうためのお手伝いをする仕事です。
もちろん、わたしの口から「あれをやれ」「これをやれ」と、指示することはありません。
「スポーツのコーチはやれやれ言うよ」
そうではありません。
本人が目標を達成するためには、「何ができるのか?」をわかっているのにやらない、できることをやらないから、「やれ」と言っているのにすぎないのです。
コーチの言う「やれ」が、本来自分の中にあった心の声として聞こえてきた時に初めて、その言葉が響くのだし、言われたから「やろう」ではなくて、自分から「やろう」と思えるのです。
本人に全くその気がないのに、「やれ」というコーチも中にはいるでしょう。もし、そういうコーチと出会ったらすぐに止めたほうがいい。
あなたが求めたら、必ず素敵なコーチに出会えます。
パートナーは、夫婦や恋人同士、友達だけではありませんよ。
コーチという、常にあなたに寄り添ってくれるパートナーがいるのです。
さあ、あなたもあなたにふさわしいコーチを見つけ、素敵な人生の入り口に立ちませんか?
きっと、あなたの人生は大きく変わるはずです!!!
(執筆者:心の冷えとりコーチ 風宏)
心の冷えとりコーチングについてはこちらもご覧くださいませ。
風 宏(Kaze Hiroshi)
心の冷えとりコーチ
冷えとり歴13年目。靴下6枚ばき、半身浴20分。最近お酒がやめられるように変化した2015年2月4日より、女性のための問題を解決するブログを開始。2016年9月GCS認定プロフェショナルコーチ資格取得。女性のための心の冷えとりコーチング講座も開催。