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怒る人を冷えとり的に観察!

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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。

冷えとりをする前の私の性格は些細なことでプンプン怒り、いらいらすることが多かったのですが、冷えとりをするようになって、そんなことがあっても少し冷静に対処できるようになってきました。

その冷静とは、感情をぶつけてくる相手の顔をみて、「この人はこの顔色からみて、この体の状態が悪いから怒りっぽいのだな」と見れるようになり、体が悪いのであれば仕方がないと思えるようになったのです。

以前の私であれば、目には目をと反撃していたのにこの変わりようには自分でもびっくりです。

冷えとりを始めると、嫌なことをされても、冷静に相手を観察できるようになります。

怒った人は心の毒の特質からその性質が出ていることに気がつきました。

嫌なことが降ってきた時に相手を観察する

さて、私がいわれなきハラスメントを受けたことについてお話ししてきました。

それは、子供が楽しみにしていたイベントのオリエンテーション説明会での出来事でした。個人情報を私の許可もなく、子供の同級生の父母がたくさんいる中で公開されました。(名簿に私たち家族の個人情報だけが記載されていたのです)

そのこと自体は、大変不快でしたが、冷えとりが進んで少しは穏やかになっている私は、騒いで、事を荒立てたくはありませんでした。

なので、事を穏便にするために、目立たないように控えにいた事務局の女性に、その公開されてしまった名簿を直ちに回収してもらうようにお願いして、一言謝罪をしてもらえれば許すつもりでした。

もちろん、控えにいた事務局の女性もそうするつもりで、主催者の男性にそのように伝言したのです。

ところがこの主催者は、説明会の場で「個人情報が!といううるさいおばさんがいるけれど、みんなは気にしないでしょ。プリントの名簿はこのままでいいでしょ!特に回収しなくても・・・」と言って、回収しようともしませんでしたし、謝罪もなく、上から目線で誠意も何も感じられませんでした。

明らかに主催者側に非があるのに、私が見た目が弱い女性ということでバカにして、威圧し、なかったことにしようとしている意図が見え見えでした。おまけにきちんとした謝罪の言葉もなかったのです。

加えて、「おばさんが・・・」というフレーズ。

確かに、私はすでにおばさんの域に入ってる年齢かもしれませんが、そのような無礼な人から、侮辱的な言葉を浴びせかけられる筋合いはございません。

ましてや、公衆の面前での大侮辱。

(後になって、彼は私に、「やってしまったことなんだから仕方がないだろ!いつまでもぐちぐちいいやがって! 謝っているんだからもういいだろ!」ということを執拗に言ってきました)

冷えとりをやる前の私でしたら、

「ふざけんなよ!」と言い放ち、綿密な復讐を練っていたと思います。

しかし、冷えとりを7年進めてきた当時の私は冷静でした。

瞬時に、頭のいかれた主催者に何を言っても仕方がないと察し、けれど、怒っているということだけは伝えようと思いました。

そして、彼の怒り方(逆ギレ)をじっと観察ました。観察しながらも、どうしたら良いのかを冷静に考えて眺めていました。

まず、この主催者の顔色は青黒いものでした。

顔色が青黒いということは肝臓と腎臓が悪いのでしょう。

肝臓が悪い人は怒りっぽい。(肝臓の色は青)

腎臓が悪い人は怖がり。(腎臓の色は黒)

ですから、この人は本当は私の怒りがこわくて仕方がないのです。

また肝臓が悪い人は見栄も強いので、自分のしたことをまちがっているということをみんなの前で認めるのも嫌なのだと瞬時に思いました。(しきりに自分はこんなに頑張ってきたと言っていましたが、そんなことはイベントを仕切る側でしたら当然のことですし、お客様である私には、何にも関係がないことです。甘えたことを言わないで欲しいものです)

その場で、わ〜わ〜怒っているこの人本人に何を言っても無駄なので、部屋から退出してもらい、周りの事務局の女性やその会の主催となっているNPO法人の理事(議員)にこちらの言い分を聞いてもらいました。

この時は、かなり冷静に、かつ、あなた方はどう思うかということもちょくちょく挟んでお尋ねしました。(同意を取っているのです。この時にメモを取るとさらに相手に心理的に威圧感を与えることができますが、私はあえてやりませんでした)

この二人は深く反省し、自分たちの非を認めて、彼女たちからの謝罪の言葉はありました。

私は主催者の男性は許すまいと思いましたが、彼女たちはきちんと謝罪をしたので許すことにしました。

とにかく、多くの参加者に個人情報の載ったプリントが流出しなければいいというのが、この時の私も最大の目的だったからです。

この日は私も折れて帰路につきました。

e92277b577d750bfe69feee2b2cd461e_s謝罪は誠心誠意を込めてやらないと相手に伝わりません。表面上に行っても相手にわかってしまうものです。

家に帰り、夫にその出来事を話すと、ひどい!と絶句しておりました。

それから数日後、初のイベントの日に受付で手続きをしようとしていたところ、その逆ギレした主催者の男性は、驚いたことに、私の夫に突然ハイタッチしようとしてきました。

ハイタッチですよ?

うちの家族全員の個人情報を勝手に流出し、その事実をすでに私から報告を受けて知っている私の夫に、初めて会った時にやることではありませんよね?

それともあのような謝り方で、私たち家族が水に流しているとでも思っているんでしょうか?(だとしたら、本当に頭がおかしいですね)

自分は全く謝罪もしていないというのにたいしたものです・・・。(こういう男性は本当に多くいますので、お気をつけくださいね)

まず、「先日は申し訳ありませんでした」ですね?

もちろん、夫はそのハイタッチをスルーして、よけました。

すると、彼はハッとした顔を一瞬して、次に私に、ハイタッチをしようとし、

「この前は済まなかったね」と言いました。

もちろん私も避けました。(触りたくもありませんでした)

これも謝罪にはなっていません。私は彼とは友達ではないのですから、タメ口を聞かれる筋合いはないのです。

もし本当に誠意があって謝るのであれば、

「先日は大変失礼いたしました。今後はこのようなことが起こらないように気をつけますので、どうかご容赦ください」ではないでしょうか?

私も何も言わずに無視しました。

彼はまたもやハッとした顔をしていました。(これで、許されて楽しく会を開催できるとでも思っていたのでしょうか?)

私たちは、バスの後方に乗り込み、イベント会場に向かいました。

会場に着くと、それから、彼は何度も何度も私たちのところに話しかけに来たり、意味もなく近寄ってきたりするのです。

うっとおしいったらありゃしない。

私たちは彼をスルーしまくりました。すると、今度は娘のところに機嫌を取りに行きます。

すべて彼の茶番です。

悪いことを認めないと、次から次へと悪いことが身に降りかかってくるというのを、この人はこの年まで気がつかなかったようですね。

6076356104db1ffd930bf024bdb97b59_s自分のしたことを反省する

冷えがとれてきて気が付いたこと

冷えとりが進んできて、さらに私は次のことに気がついたのです。

何か悪いことが降りかかってきたとしても、それに同調し、囚われるのは無駄なことである。

これは、そういうことをする価値もないことに思いを巡らせて、時間を取られるのは無駄だという意味です。

今回はこのような不快な出来事があり、私も2〜3日はとても不快でした。

自分に何か非があったのかと考えたり、なぜあんなことをされなければならないのかと度々思いだして、ムカムカしてしまいました。

でも、あの人は謝りはしないし、私たちの個人情報はすでに流出してしまっている事実は、いくら私がくよくよと考えたところで変わりません。

嫌なことが起こって、くよくよしたり、怒ったりするのは時間が無駄だし、レベルの低い人にひきづられる時間はもったいないことなのです。

あなたはゴミを捨てたら、そのゴミを何度も見たり、においを嗅いだりすることはありませんよね?

それをまとめて、袋の紐をぎゅっと縛って、捨てて、忘れているはずです。

あなたを不快にした出来事はそれと同じことなのです。

それを繰り返し思い出して、くよくよと考えているのは、まさにゴミを何度も見返して、見て不快な気分になり、においを嗅いで、臭い!と思っていることと同じことです。

意味のないことです。

ですが、自尊心を傷つけられることは決して許してはいけません。

そのことであなたが我慢すれば、あなたの心に澱(おり)が溜まっていきますから。

(心は、何で私がこんな目に遭わなければならないの!と納得がいっていないのですから)

自分はこんなに怒っているということを相手に示すのは、自分にとっても相手にとっても意味のあることです。(何故ならば、第二のあなたになる人を増やさないようにするためにも、重要なことだからです。それに自分自身の自尊心も守ることができます。)

そして、あなたが直接手を下さなくても、悪いことをした人は、自分の蒔いた種は自分で刈り取らなければならないようにできているものなのです。

だったら、あなたの手を汚すことはないと思いませんか?

こういうことが起こった場合は、次のことが重要です。

  • まず自分が怒っているということを示す。
  • 相手がキチンとした謝罪をしてきたら赦す。
  • 自分の自尊心を守る。

人は自分の思う通りにはならないものです。

もしも、それでも悔しい思いをなくすことができなかったら、天に任せるというのもいい方法だと私は最近思うように成長しました。

すべて冷えとりのおかげです!

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(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

まとめ

自分のしたことは必ず自分に返ってきます。
何か悔しい思いや悲しい思いをして、相手が許せなくてもいいと思います。
私もそんな時は、「私が手を下さなくても、いずれあの人は破滅する」
そう思うようにしています。
もちろん、もっと冷えが取れてくれば、赦すことができるようになるのだと思いますので、冷えとりをさらに頑張りたいと思います。
相手に対する最大の復讐はあなたが幸福になることです!

人は、老若男女すべて対等な立場にあります。
もしあなたを不当にキズ付ける人がいたら、我慢するのはやめましょう。不快であるということをわかってもらえない場合は、その縁を切ってもいいと思います。自分の考え方が変わってくると、いい人にめぐり合えますので、嫌な関係は断ち切るべきだと自分の経験からも私は思います。

自分を大切にすることがなかなかできない方にこの本がおすすめです。

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