冷えとりでは、秋は肺の毒だしの季節です。せっかくきれいな肌になった娘の肌もアトピーの肌荒れがひどくなってしまいました。
あんなにきれいだった肌も悪くなるのはあっという間。
10年も抗アレルギー剤とステロイドを使って、4年近く脱ステロイドをして、手に入れたきれいな肌ですが、冷えとりでもよくなったり、悪くなったりを繰り返していくようです。
冷えとりではかゆみは掻いて、傷口を広げて毒を出しければいいのですが、学校に通う娘は部活や体育などの着替えでお友達に、「大丈夫?」と心配されるのが気になります。
少しでもよくなるようにと思って、アトピーによいと噂に聞いていたセイダカアワダチソウを半身浴の友に試してみることにしました。
この記事は、アトピーに悩む人にむけてお届けしています。
秋に肌荒れや咳が出る理由
冷えとりでは、五臓六腑の毒だしが季節ごとにあります。
秋に肌荒れや咳が出る理由は、秋に肺の毒だしがあるからです。肺という臓器の腑は、大腸になります。秋は排出する器官の毒だしですが、肌も排出する器官なので、肺や大腸が悪い人は肌荒れを起こします。肺の毒は、肺から出す場合や、大腸に肩代わりしてもらう場合があり、肩代わりの中での皮膚からでるのがいちばん軽い毒だしです。
秋に肌荒れがあるのは、こんな理由からなのです。
セイダカアワダチソウとは
北アメリカ原産。キク科の多年生草本で、高さ0.5~3mになる。アキノキリンソウ属は世界で約100種が知られ、日本には数種が自生し、アキノキリンソウは史前帰化植物とされる。観賞用、蜜源植物として明治30年頃に導入されたといわれるが、急に増えたのは1940年代以降である。河川敷、土手、荒地、原野、休耕地、路傍、空地などに生育するが、森林内に入ることはない。 開花期は8~11月。地下茎により繁殖する。強いアレロパシー作用を持つとされる。花粉症の原因との説もあるが、虫媒花なので花粉の飛散量は多くない。ブタクサと混同されているようだ。7月下旬~8月中旬頃に刈り取ると、再生しても草丈が小さい状態で花を付けるか、開花結実を行わずに冬季の枯死を迎えるため、雑草制御として有効であり景観保全上も良いとの報告がある。
出典:独立行政法人農業環境技術研究所
地方に住んでいる人なら、土手や野原でよく見かける黄色い花が咲く雑草。私もこの草はよく目にしていましたが、これがセイダカアワダチ草でアレロパシーがあるということは、東城百合子先生著『家庭でできる自然療法』を読むまでは知りませんでした。
東城百合子先生の『家庭でできる自然療法』にも記述あり
せいだかあわだち草は薬毒や公害を出す力があります。アトピーのかゆみもとり、薬害で苦しむ方々もこれで助けられている。
出典:東城百合子著『家庭でできる自然療法』昭和53年5月22日初版 あなたと健康社
この本を読んだ時にアトピーに効果があるということを知りました。余談ですが、この本を一冊手元においておくと困った時にとても助けになります。
セイダカアワダチソウの浴剤の作り方
実際にどうやってセイダカアワダチソウを入浴剤に使えばいいのかを調べてみました。
どんなセイダカアワダチソウを使うのか
開花前の蕾に酵素が多くある。9月から10月くらいに黄色い花の穂が出てくるので黄色くなる直前のものがベスト。この頃の葉や茎にも作用があり。
参考:東城百合子著『家庭でできる自然療法』昭和53年5月22日初版 あなたと健康社
蕾に酵素が含まれていて、この酵素がアトピーに良いといわれていますので、花が咲く前のものを使うことをおすすめしています。
生で使用しても大丈夫ですが、この時期にたくさん収穫して干しておけば保存が効きます。天日に干して乾燥させておきましょう。
お風呂への入れ方
給湯式ではなく、沸かし湯がよい。一気に沸騰させると酵素が死ぬ場合もあるので、わかし湯でゆっくり発酵させる。
参考:東城百合子著『家庭でできる自然療法』昭和53年5月22日初版あなたと健康社
といっても、マンションのお風呂は給湯式がほとんどです。私は、給湯から輪ゴムに束ねたセイダカアワダチソウを入れて、1時間くらい自動給湯していたら、お湯がうっすらと色づきました。
セイダカアワダチソウから、うっすらとアワも出てきました。下記の動画をご覧くださいませ。
香りはカモミールに似ています!
入っているときも追い焚きをすると、香りが漂います。
乾燥したセイダカアワダチソウは、お湯の中でバラバラになるので、排水溝に被せる不織布の袋にいれておけば安心です。
お湯は数日使える
そのまま水を替えずに放置して、次の日は炊き直して入ります。2日目はうす茶色の色が出ます。1日目より成分が染み出しています。3日目は色も濃くなってきます。家族が2〜3人なら、涼しい季節で4〜5日位入れます。夏でも3日は充分入れます。
出典:東城百合子著『家庭でできる自然療法』昭和53年5月22日初版 あなたと健康社
うちは娘も夫もお風呂でここぞとばかりに体を掻いて毒を出しまくるので、お湯に皮膚のかけらが浮いて不気味です。
なので、毎日新しいお湯にセイダカアワダチソウを入れることにしました。
いずれ、家族の肌が落ち着いたら、3日連続してお湯を使ってみたいなと思っています。
セイダカアワダチソウはどこから入手すればいい?
さて、セイダカアワダチソウはどこで入手したらよいのでしょうか?自分で探す方法と購入する方法があるのでご紹介します。
外で摘んでくる
もしも、田舎に住んでいるのであれば、セイダカワダチソウは野原や、土手に生えています。ブタクサと間違えやすいので注意しましょう。
*ブタクサは8月頃に開花しますし、形も全然違います。
ブタクサの花は、ばらけてひょろひょろして、葉は小さめ。開花時は8月。
セイダカアワダチソウは、葉が長く幅広。上の方に花が密集してついていて、開花時は9月から10月。
購入する
あいにく私は都会に住んでいて、野原や土手が近くにありません。大きな公園に行くとみかけるセイダカアワダチソウですが、公的機関で勝手に摘むのは泥棒になります。
メルカリでセイダカアワダチソウを販売されている方がいて、そこで購入してみました。(その方はご自分の土地に生えているセイダカアワダチソウを販売されています。)
届いたセイダカアワダチソウは50本で、送料込の1,100円でした。
山から摘んできて販売されているので、排気ガスや公害の心配もなさそうなので購入を決めました。
セイダカアワダチソウをお風呂にいれるには
セイダカアワダチソウをお風呂にいれるのは、2つの方法があります。
生のままお湯に入れる
生のセイダカアワダチソウをひとつかみ、輪ゴムで束ねてお湯に投入するだけです。
私は購入した方が山で摘んでいるということでしたので、そのままいれてしまいました。洗うとエキスが流れてしまいそうな気がしたので...。汚れが気になる方は、さっとひと洗いするといいかもしれません。
乾燥させたセイダカアワダチソウは不織布にいれて
セイダカアワダチソウは天日にあてて、乾燥させるとパリパリになります。
そのまま湯に入れると、お湯の中でバラバラになる悲劇が!
排水溝に被せる不織布の袋にいれて、お風呂に投入するとベストです。そのまま、ぎゅっと絞るとエキスが出る感じもしておすすめです。
セイダカアワダチソウは進藤義晴先生推奨の「杉っ子」にも入っている
実はセイダカアワダチソウは、進藤義晴先生推奨の「杉っ子」にも入っていることをご存知ですか?
『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』の著書に書かれている杉の葉から作った手作りの入浴剤「杉っ子」。元祖は杉のみですが、841さんのサイトではセイダカアワダチソウ入り「杉っ子」も販売しています。
まれに刺激が強く、痒みを感じる人もいるとありますが、私はあまり感じませんでした。アトピーの子供も感じなかったようです。セイダカアワダチソウを手に入れることが難しい方は、セイダカアワダチソウ入りの杉っ子を使用するといいかもしれません。
杉っ子は毒だしの効果も高い上、芯まで温まることができて、私も愛用しています。
セイダカアワダチソウの効果
人によって反応をおこす人もいます。例えば湿疹が出てきた。ぜんそくのようなせきが出る。かゆくなる等もあります。〜中略〜
出典:東城百合子著『家庭でできる自然療法』昭和53年5月22日初版 あなたと健康社
これは自分の中に持っているのが出てくる場合が多いので、好転反応で毒素やガス体、老廃物などが出てくるのです。
そんな場合は一時休むのもいい。また濃すぎる時は量を少なくしてうすめて入り、徐々に馴らすことを考えます。
東城百合子先生の『家庭でできる自然療法』には、好転反応(めんげん)がでるかもしれないという記述があります。
私たち冷えとり家族が実際に試してみた経過をお伝えしたいと思います。
アトピーの疾患のある冷えとり歴14年目の音
セイダカアワダチソウを一掴みいれて、初めてお湯につかった日は、かゆみがひどく出たそうです。
次の日、悪化したアトピー部分の皮膚がポロポロ剥がれて、見た目がけっこうなひどい感じになりました。大きな皮膚がポロポロ剥がれました。
日中もかゆくて仕方がなかったようですが、次の日もセイダカアワダチソウの湯船に入り、少しづつ肌が改善に向かっています。
3日利用した現在は、肌も少しづつ落ち着いているので効き目はあるのかもしれません。子供は脱ステロイドをしたことがあり、悪化はよくなる前のことだとわかっているので安心して利用しています。
▼子供のアトピーの記録はこちらもご覧くださいませ。
肺と大腸がよくない冷えとり歴15年目の茜
セイダカアワダチソウの湯船に入った日は、スネの部分が痒くで仕方がありませんでした。以前、肺の具合が悪く、咳がとまらなかったときにスネの部分が痒くて掻きむしり、皮膚が真っ黒になったことがありますが、その痒みと似ていました。
また、風邪もひいていなかったのに突然咳が出始め、透明な痰がたくさん出ました。
私は風邪を引いて喉が痛いときに、半身浴を長時間することがあります。そのときにも、半身浴をして体が温まると同時に、痰が出て、それをペッと吐き出しながら長時間お湯の中で過ごすと、喉の痛みが治り、風邪をひかずに済むことがありました。それと似た感じがありました。
2日目以降は痰は出なくなりましたが、スネは相変わらず痒くてかきむしりました。
スネの痒みや痰は大腸の毒だしなので、毒が出ているのかと実感しました。
足とお尻がかゆい冷えとり歴13年目の宏
夫の関しては、いつもとあまり変わりなかったようです。(いつも湯の中で痒みのある部分を掻いています。)
ただし、眠ってからいつもよりも温かく汗をかいてしまったとのこと。
2日目以降は、パジャマを薄めのものに変えて寝たらちょうどよかったそうです。
3人共通のこと
セイダカアワダチソウのお湯は、
- カモミールのような癒される香り
- 痒みが出てくる
- 自分の悪いところの毒が急に出てくる
- 温かさが持続する
- すごくよく眠れる
ということが家族全員にありました。
うちの家族はセイダカアワダチソウのお湯に入ると、ポカポカでよく眠れるので気に入りました。
セイダガアワダチソウが入手できるうちは、半身浴の共に使って、なくなったら、セイダカアワダチソウ入りの杉っ子に切り替えて半身浴を楽しみたいと思っています。
まとめ
セイダカアワダチソウはその名の通り、お湯にいれると泡が立つ。
毒を出す効果、温める効果が高い。
酵素があり、アトピーのかゆみをとると言われている。(ネットで検索するとセイダカアワダチソウでアトピーがよくなったという記事もたくさん発見。)
秋になると、アトピーの人は肌が悪化してしまうのは、肺の毒だしがあるからです。肌荒れがいやだったら、夏の毒だしをしっかりしておきましょう。夏に冷房の部屋にいて汗をかかずに毒を出さないと、その毒は秋に持ち越されます。
この夏は、コロナ禍でほぼ家にいてエアコンにあたっていたために子供のアトピーは例年の秋よりも悪化してしまいました。
でも、秋の毒だしをきちんとしておけば、冬の腎臓の毒だしが軽くなります。
出てきた毒は抑えないで出し切ってしまいましょう。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
家族のめんげんのことも書いています。