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【本の感想】冷えとりのことも書いてあった『心身養生のコツ』神田橋條治著

心身養生のコツ
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こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane)です!

冷えとり以外にも、心と体が健康になることを求めて、いろいろな勉強会で学んだり、書籍を読んでいます。
小さい頃から、体が弱く、薬と手術に依存していた私には、健康は永遠の憧れでした。
医者や病院にできるだけ行かないで元気になりたい!
そう思ってたどりついたのが冷えとり健康法。

ところが、冷えとり健康法をつきつめていくと、医者でも冷えとり的な考えの人もたくさんいて、共通の養生法なんだなと思うことが増えてきました。

今日の記事は、精神科医の書いた『心身養生のコツ』のご紹介をしたいと思います。

『心身養生のコツ』を書いた神田橋條治先生とは

神田橋條治先生は、卒寿(90歳)を過ぎた精神科医の先生です。

神田橋條治先生のプロフィール

1937年 鹿児島県加治木町に生まれる
1961年 九州大学医学部卒業
1971年〜72年 モーズレー病院ならびにタビストックに留学
1962年〜84年 九州大学医学部精神神経科、精神分析療法専攻
現在 鹿児島市伊敷病院

『心身養生のコツ』は、精神科の専門の先生が書かれた心身養生法なのです。

現代では、心の病気もとても増えてきました。精神科医の先生がどのように、心身の養生法にアプローチしているのかが気になる本です。

『心身養生のコツ』は『精神科養生のコツ』の改訂版

この本は以前タイトルを『精神科養生のコツ』とされていたのを改訂して、『心身養生のコツ』にしたとまえがきにありますが、

その理由を、

ボクの診療はだんだん精神科ではない患者さんが増えてきたこと、
ボクは老人になって、精神科の新しい知識を知らない医師になり、精神専門医の資格も持たない、「精神科で長く働いてきたただの老医者」になってしまったこと、
治療の方法が普通の精神科ではやらない、漢方、サプリメント、鍼灸、食養、気功、整体、などのごちゃまぜになってしまっていること、
治療や養生を考えるときに「心身は不二である」と思うようになったこと、

『心身養生のコツ』より

とあります。

この本を読もうと思った理由は、

ボクの好きな養生法は、
熟練や特別な知識がいらず、自分でできて、人に教えてあげることもできる
お金や道具がいらず、いつでも・どこでもできる
天然の食品や自然の物以外をできるだけ体内にいれない、
が方針です

『心身養生のコツ』より

とあったことに私は深く共鳴したのです。

茜
お金や道具がいらず、いつでもどこでもっていう点と、ケミカルなものを体にいれたくないという私の気持ちに合致していました。

『心身養生のコツ』のここがおすすめ

心身養生のコツ
一言で言ってしまうと、この本のオススメは自然治癒力を信じることです

そして、養生のコツは「気持ちがいい、悪い」という感じから判断することとありました。

現代人は我慢することも多く、何が気持ちがいいのか、悪いのかがわからなくなっている人も多いのでは?

私もつい最近まで、気持ちがよくないことなのに、常識だから、世間体があるからと我慢していたことがたくさんありました。

そして、我慢していたらどんどん体を壊して、挙げ句の果てに何が心地がいいのかが麻痺してわからなくなってしまいました。

茜
こんな悲しいことってない...

私のように、「気持ちがいい、悪い」がわからなくなった人のために、こうすればいいよという方法がこの本には提案されています。

その方法が、Oリングテスト、指タッピング、入江フィンガーテスト、舌トントン、脳の直接感覚、8の字センサー、バリア再建というものです。

いずれもお金がかからず、トライすることができます。(本の中にそのやり方が書かれています。)

そして実際にやってみたら、本当に気持ちのいい時と悪い時の違いがわかるようになってきました。

気持ちがいいという感覚をつかむことができると、未来に向けて自分をはっきりと自覚できるようになるのです。

茜
冷えとりと同じく、自分軸ができるということかな?

冷えとりのことも養生のひとつとして書いてある『心身養生のコツ』

そしてこの本には、なんと冷えとりのことも書かれています。
本物の冷えを診断する方法がまず書かれています。

茜
冷えとりやっているから、この方法で自分がそんなに冷えてないってわかった!

音
アイスを食べた時にやってみたら、反応した(・・;)

この方法を知っておくと、冷えとりの効果があったのかどうなのかの判定にも使えます。

ただ、冷たいものにどれだけ近づけるかを試すだけで、冷えているのかがわかるのです。近づいた時に、不快になれば冷えているのです。

たとえば、1m離れたところにアイスノン(または氷の入った冷たい飲み物などでも可)を置いてみて、どれだけ距離をつめられるのかを試してみましょう。

1m離れたところで、「わあ、寒そう」と感じるようなら、体は冷えているとのこと。冷えていない人は近くまで距離をつめても、寒い、いやだという気持ちにはならないのです。

このほか冷えとりで行う半身浴、足浴、湯たんぽ、靴下の重ねばき、体を冷やす食べ物を食べないなど、まさに冷えとりと同じことが勧められています。

宏
最近では、いろいろな西洋医学のお医者さんも養生に注目するように変化してきたんだね。

茜
そうそう、もうエビデンスがないものはバツというのも古い考えになってきたのかも。

他にも西洋医学の先生が養生に注目している勉強会に参加したレポはこちらです。

養生ルネサンス講座
【冷えとり勉強】東大卒の医師・須田万勢先生主宰の養生ルネサンス講座レポ東大卒のお医者様が、医療でも治せない病気は、医療が浸透していなかった時代に治すことができたことを不思議に思い、自分に実践してみたら、本当にいろいろ改善されたので、養生をもっと現代にとりいれられないかと講座を開催することとなりました。今日の記事は、西洋医学の医師の養生についての講座レポをお伝えしたいと思います。...

まとめ

冷えとりのこと以外にも養生についてたくさんの工夫が提案されている『心身養生のコツ』は、とてもおすすめの書籍です。
手元に置いておきたい本になりました。

『心身養生のコツ』
2009年に出版された『改訂 精神科養生のコツ』の改訂版
単行本: 264ページ
出版社: 岩崎学術出版社 (2019/4/17)
発売日: 2019/4/17
サイズ: 18.8 x 13.4 x 2.6 cm
価格:2,700円

冷えとり提唱者の進藤義晴先生ももともとは西洋医学のお医者様でした。

神田橋先生も精神科医なのに、心と体の養生法に注目しています。病気を養生して、自然治癒力で直すという考え方も医師の中で広がりつつあるのだなと希望が持てました。

とてもおすすめの本なので、ぜひ皆さんも読んでみてくださいね。

(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)

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