こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
子供のアトピーに悩むお母さんにむけて、
子供の脱ステロイドの記録←ただいま冷えとりめんげんの目安である3年経過しました!
を書いているものです。
4年前に脱ステロイドを決意しました。脱ステロイドを始めたばかりの頃はリバウンドに悩まされましたが、めんげんの目安と言われる3年を経過して、回復の兆しが見えてきました。昨年までは腕のアトピーが激しくありましたが、現在すっかりきれいになりました。
冷えとりでアトピーがどのように寛解していくのかについての脱ステロイドの記録最終回です。
冷えとり子供アトピーの脱ステロイド3年と11ヶ月
冷えとりおはなし会で、アトピーも冷えとりをしていたら寛解するということを知りました。
[jin_icon_info color="#e9546b" size="18px"]関連記事、冷えとりおはなし会@繭結〜子供のアトピーの悩みと肌荒れ3-5をご覧くださいませ。そのときに、実際に冷えを取って肌がよくなったお子さんの写真のビフォー&アフターも見せていただき、薬を完全にやめようと決意したのが、およそ4年前のこと。
脱ステロイドを始めたばかりの頃は、一時的に肌がものすごく悪化しました。
なんどもやめようと思いました。
そのたびに、冷えとりショップ繭結さんに電話で相談したり、おはなし会の冷えとり歴29年の柳沢さんに相談して乗り越えました。
けして、無理強いはありませんでした。
心の毒は体の毒の5000倍で、甘いものを我慢していらいらしたり、病気だったらどうしようと不安に思う毒のことです。
そして、病状がよくなる目安も知りました。
病状がよくなる目安
- 3ヶ月
- 1年(季節が一巡する)
- 3年
3ヶ月目までが一番悪化の急降下が厳しくてつらかったですが、その後はよくなったり、悪くなったりを繰り返しながら、3年半年過ぎたころからなんとなく改善がみられるようになりました。
人によっては、生活習慣、生き方も違いますので、あくまで目安でしたが、この目安を知ると知らないとでは大きく違いました。
うちの子供は8ヶ月の頃から10歳まで、抗アレルギー剤とステロイドを使用してきましたので、目安よりも時間はかかったようです。
それでは、脱ステロイドの記録最終回3年と11ヶ月をみていきましょう。
アトピーの脱ステロイドの記録3年と11ヶ月
甘いものはいけないと知りながら、そうしてもやめることができなかった娘ちゃんでしたが、そろそろ中学の夏服の季節になり、今年は半袖を着たいということで、自分の意志で甘いものをやめた結果...
劇的にアトピーがよくなってきました!
この成功体験から、
いざというときには甘いものをやめればいいのだ
と知り、甘いものとのおつきあいができるようになってきました。
そしたら、ぐんぐん肌の調子がよくなってきたのですが...
なんと、心の毒のせいで恐ろしいことが起こりました。
脱ステロイドの記録185週目
その心の毒とは、甘いものをがまんしたせいではありませんでした。
甘いものは完全断はしていません。
極度のプレッシャーのせいで、そのことを思った瞬間、顔にぶつぶつがあっという間に現れたのです。
みるみるうちに顔に小さなぶつぶつができ始め、お友達から、
と言われる始末。
実は、子供にはアナフィラキシーを起こすほどのアレルギーが2つあります。
ひとつは、強い太陽光。
もうひとつは、ラテックス(ゴム)。
これに触れると、一時的にぱっと症状が現れ、ひどいときはムーンフェースになるくらい顔が腫れ上がることがあるのです。
ところが、その2つには当てはまらない。
あとは、軽いアレルギーがあるのが、
猫や犬などの小動物←痒みが出てきますが、すぐに手を洗ったり、目薬をさせば大丈夫。
枯葉←吸い込むと咳が出ますので、なるべく近くに行かないようにしています
この2つなのですが、どれもそのときは触れてもいなかったので、考えられるのは、
心の毒。
このぶつぶつは、心おだやかに過ごしていたら、2〜3日でなくなりました。
脱ステロイドの記録186週目
運動会前の極度の緊張でまあまあお菓子を食べまくっていた子供ですが、運動会当日に転倒し膝を打ちました。
そして痺れが残りました。
めんげんでは、
かゆみ < 痛み < 痺れ
の順にめんげんの大きさが違います。
痺れはめんげんや毒出しの中でも重い部類です。
運動会終了後、ゆっくり休んだらしびれはとれてきました。そして、食べ過ぎも治りました。
脱ステロイドの記録187週目
お肌の調子がすごぶる良くなりました。
ほぼシルクパウダーをはたかなくてもよくなりました。
気がつくと、毎日のように飲んでいたジュースも飲まなくなっていました。
そして、甘いものを食べるとすぐにかゆくなります。
毒が入るとすぐに毒がでる体になってきたのです。
というわけで、アトピーは3年と11ヶ月経過した頃に気がついたら、寛解しました。
ひどかった頃はこんな感じでした。お見苦しいので嫌な方は見ないでください。
【肘や腕】
【肩】
【足】
【手】
【首や胸部】
ずいぶん良くなってきたと思います。
毎年、小学校や中学校の健康診断でアトピーの治療をしに行くようにと勧告を受け続けてきましたが、ついに今年アトピーと指摘されることがなくなりました。
脱ステロイドアトピー寛解まで気をつけたこと
【脱ステロイドのときに心がけたこと】
- 毎日半身浴を20分から60分続けた
- 靴下の重ねばき(小学生の時は4枚、中学生の時は2枚、休日は4枚)
- 就寝時には足元に湯たんぽ、頭にアイスノン
- かゆいときはかき、傷がついたらシルクパウダーをはたく
最初は疑いながら始めた脱ステロイドでしたが、冷えとりでここまで寛解するとは思っていませんでした。
途中苦しいことがたくさんありましたが、子供自身もよく頑張ったと思います。
私も子供も冷えとりと出会えて本当によかったと思っています。
【子供データ】
- 生後8ヶ月でアトピー発症。10年間抗アレルギーとステロイド使用。
- 冷えとりを始めるまで毎年喘息の発作に悩まされた。
- 冷えとり6年目のときに脱ステロイドを始め、約4年かかってアトピーを寛解
- 小学生時、冷えとり靴下4枚履き+半身浴40分、中学生時、冷えとり靴下2枚(通学時、帰宅後4枚に)+半身浴20〜40分、アイスノンと湯たんぽ使用。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
冷えとり豆知識
- 顔にぱっとアトピーが広がった場合の応急処置は、頭にアイスノンを乗せ、足元を温め、頭寒足熱にすることです。
頭は37度、足先は31度と5〜6度くらいの温度差があります。
血液は暖かいところを目指して登っていきますので、頭と足の温度差をなくすと、症状が和らぐ場合があります。 - 冷えとりのめんげんは、人によって生き方もライフスタイルも違いますので、いちがいにいつよくなるとはわかりません。でも目安があるとしたら、冷えとりお話会で教えていただいた「最初は1ヶ月、次に季節が一巡する1年、そして3年」ということを励みにやってきました。うちは10年薬を飲ませてしまったので、その毒が出るのに約4年かかったと思いました。
アトピーのめんげんも書いています!アトピーでお悩みの方にぜひ読んでもらいたい本です。