こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
びわの木には薬効があり、その葉は古来より万病に効くと言われてきました。日本では奈良時代には、すでにびわの葉による治療がされていました。
びわの葉にはアレルギーを改善する力、果実にはポリフェノールが含まれ、健康効果が高く、種には葉に含まれる1000倍以上のアミグダリン(がんを正常な細胞に変える)が含まれています。
今日の記事は、びわがたくさんとれるこの季節に、ただ食べるだけではない素晴らしい効果や、びわの種の塩漬けを作る簡単な方法ご紹介したいと思います。
びわ効果(びわの葉、実、種)
びわはとても薬効の高い木で、びわの葉や、果実、種などがいろいろな病状を改善するのに民間治療で使われてきました。そんな効果があるとは知らずに、びわのシーズンにびわを食べて、種は捨てていました。
ところが、東城百合子さんを知り、その息子さんの著書を読んだところ、びわは、いろいろな点でとても優れていると知りました。
びわの葉はアトピーに
いちばん試してみたいと思ったのは、アトピー改善です。びわの葉をアトピー患部にあてると毒を吸ってくれるというので葉をあててみました。
そのレポ記事はアトピー肌に効いた!ビワの葉の話『体と心がよみがえるビワの葉自然療法』望月研著をご覧くださいね。
びわの葉にはアミグダリンという成分があり、これが細胞を正常になおしてくれて、アレルギーにも良いとありましたが、子供のアトピーの試してみたところ本当でした。
ところが、家にびわの木がないから葉を手に入れるのが大変...
だからびわの木を植えました。
びわの実は健康維持に
びわの実はおいしいだけではなく、多くの良い成分が含まれています。
びわの実の優れた成分
β-タカロテンとβクリプトキサンチン→
髪を生き生きする、目が悪くならない、粘膜や皮膚の健康維持、、喉や肺など呼吸器系統を守る
ポリフェノール→アンチエイジング、がん予防
びわの種はがんに効く?
びわの葉にあるアミグダリンという成分は、びわの種には1300倍以上含まれています。
東城百合子さんの『家庭でできる自然療法』という書籍にによれば、
ビワの葉にはガン細胞を正常細胞に変えるアミグダリンが多量に含まれ、その効用は詳しく紹介しましたが、ビワの種には、葉の1300倍ものアミグダリンがあります。
出典:『家庭でできる自然療法』p92「ガンも治すビワの種」
とありますが、
びわの種には天然の有害物質(シアン化合物)があり、生で食べないことを農林水産省は勧めています。
というわけで、びわの塩漬けを作ることにしました。
びわの種の塩漬けを作ろう
びわをせっせと食べて、種の塩漬けをつくることにしました。
びわの塩漬けの作り方
- ビワの種をよく洗って日陰干しにする。
- きれいなびんを準備して、10パーセントくらいの自然塩をまぶして、しっかり保存する。
このとき、体にいい塩を使うと良いですね。
私は塩浴をしているので、伯方の塩を使ってみました。
簡単に作れますね。
- びわの葉はアトピー患部にあてるとよい
- びわの実は健康によい(アンチエイジング、ガン予防、呼吸器が弱い人に)
- びわの種は異常細胞を正常細胞にするアミグダリンが多く含まれている
*ただし、生の種には天然の毒性がありますので、種を使った料理の食べ過ぎにはご注意ください。くれぐれも自己責任で食べるようにしましょう。
びわの自然療法につきましては、【冷えとり本の感想】家に一冊あると安心な『家庭でできる自然療法』東城百合子著を参考にしてみてくださいね!
私は興味があるので自分の体を使って実験したいと思います。
「あなたと健康」2019年6月号(554号)p20〜21に、「びわの種が癌を治す」ということが書かれています。
2017年の農林水産省の「ビワ種には毒があるから売ってはいけない」ということに対して、
知って欲しいのは自然療法は人間の力でなく、自然の力に学ぶことです。それにはまず「食」と「お手当て」が大事な基本です。ビワの種もどうぞ大切にお使いください。
人の口や情報に踊らされず実践努力を続けることを忘れないでください。出典:あなたと健康2019年6月号
とあります。
2019年6月15日
*あなたと健康は良書です。詳しくは、【本の紹介】東城百合子先生主宰「あなたと健康」月刊誌 もご覧くださいませ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
もっと自然療法について知りたい方は、東城百合子先生の「あなたと健康月例会」に行ってきました。に参加してみてくださいね。無料でとてもいい会です。
記事中ご紹介した書籍はこちらです。
びわの葉が手に入りにくい人はネットでも購入できます。購入したら冷蔵庫で保存して使用できますよ。