こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜()です! @kazeakane1
立夏になり、暦の上でも夏となりました。
夏は暑いから、冷えなんてあまり感じない!
シャワーだけでも大丈夫!
汗をかきたくないから、冷房の部屋から出たくない!
制汗剤を使用しまくり!
本当にそれでよいのでしょうか?
夏の冷えとりでは汗をかくことが大切であるということをお伝えしたいと思います。
夏のめんげんは心臓の毒出しで汗が大切
年に一度、五臓の毒出しがありますが、夏は心臓の毒出しの季節です。心臓は体の中では君主的な役割を果たしています。(心臓が生きる采配をふるっているのです。)
心臓が、栄養となる血液を作り、血液を送り出し、末端の細胞にまでそれを届けます。そして、いらなくなったものを持ち帰るのです。
血液が温かいところを目指してのぼっていきます。冷えている場所には流れることができません。そして、毛細血管のように細い場所にも流れが悪くなると、栄養が届かなくなります。
すると、栄養が届かなくなった細胞は、冷えに強い細胞に変異します。これがガン細胞なのです。
このような働きをしている心臓の毒出しの季節が、夏なのです。心臓は、夏のうちに自分の毒を出そうと、一気に汗となって毒をだそうとするのですが、汗がいやだからと汗を止めてしまったり、暑くていやだからと冷房の部屋にばかりいると、毒出しができなくなるのです。
汗をかくことが悪いことのような現代ですが、実は体のためにも汗をかくことはとても大切なことなのです。
心臓が悪い人の毒出しで起こる症状
心臓が悪い人は、リウマチや高血圧として症状がでます。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
心臓の悪い義父は、心臓が悪くなる前に尿路結石がでたこともありました。
顔の色も赤みが突出している場合は、心臓が悪い場合があります。
体の悪いところは、顔色や半身浴後のお湯の色からもわかります。
▼詳しくはこちらをご覧ください。
なぜ夏の冷えとりに汗が良いのか?
毒出しは、汗吐下といって、汗は表面の毒、吐くことは消化前の毒、下痢は体の中の毒を出すことです。
▼汗吐下とはこちらをご覧くださいませ。
汗吐下の毒出しで一番軽いのが汗をかくことです。
吐いたり下痢することは、痛みを伴いますが、汗は痛くありませんよね。それに夏に汗をかくのは自然の原理ですので、しっかりと汗をかいて毒を出しきってしまうことを心がけましょう。
もちろん、脱水症状にならないようにしっかり水分補給もすることも忘れずに。
冷たいものをがぶ飲みするのではなく、ちびりちびりとまるでワインを飲むように水分を補給するようにすると良いでしょう。
夏の毒出しの心臓の毒は心臓の親の肝臓が引き受けている
親は子の面倒をみるものです。心臓の親に当たるのは肝臓です。心臓がだめになると死に至りますので、その毒が心臓で処理しきれないと親である肝臓に毒を回します。
そのため、夏には肝臓の薬穀である麦を食べると良いです。(麦茶、冷麦、そうめんなど)ビールは麦でできていますが、アルコールなので体を冷やしますので、NGです。
夏に食欲がないのは自然の摂理
心臓は消化器の胃や膵臓、脾臓の親にあたりますので、普段から消化器の毒を引き受けています。夏はその心臓の毒出しの季節になりますので、自分の毒を出すために消化器の毒を引き受けられなくなるために、食欲不振になるのです。このために夏に食欲がなくなるのは当たり前のことなのです。
夏に食欲が落ちるからと、土用の丑の日に鰻を食べるのは、自然の摂理に反します。(土用の丑の日は、夏にうなぎが売れなくて困ったうなぎやさんが考えた戦略です。)食欲がないほうが、むしろ心臓のためになると覚えておきましょう。
▼その理由はこちらをご覧くださいませ。
【冷えとりと食】土用の丑の日にはうなぎを食べなくても良い理由
夏は暑いからといって、裸足になったり、シャワーだけで済ませてしまうことも多くなりますが、夏こそ冷えとりを強化することが大切ですよ。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
夏には麦茶を積極的に飲みましょう。ペットボトルの麦茶は、保存料などが入っているので、できれば家でしっかり煮出して作った麦茶がおすすめです。
他にもおすすめのグッズはこちらもご覧くださいませ。