こんにちは。
冷えとりコーディネーターの風茜(@kazeakane1)です。
食べ物には体を冷やすものや温めるものがあります。
冷えとりをしていたら、できるだけ体を温めるものを食べたいと思うのも当然の話なのですが、実は体を冷やす食べ物でも健康効果が高い食べ物があるんです。
今日の記事は、甘いものは体を冷やすけれど、冬の時期に食べるといい小豆の健康効果についてお伝えしたいと思います。
家族で冷えとりやっています!
冷えにあんこが本当にいいのか?
冷えとりでは、甘いものは体を冷やすので、あまり食べないほうがいい食べ物です。
なぜって、甘いものは細胞を緩ませるので血流が悪くなり、その結果、末端まで血液が流れにくくなり冷えてしまうからです。
血流が悪くなると内臓の働きも悪くなりますから、気をつけたいものです。
でも、甘いものを食べると幸せですよね。
そんな幸福感をもたらしてくれる甘いものは、本当にあきらめないといけないのでしょうか?
冷えにあんこは必要か?
実は、冷えとりの考え方では体に悪いものも1割くらいは食べる必要もあるとされています。
なぜならば、完全に悪いものを除去をすることはできないからです。
そんなことをしていたら、うっかり除去していた食べ物を口にした瞬間にひどい目に遭うでしょう。
1割くらい食べていればそんなことも起こりません。
どうしても食べたいときは我慢して心の毒をためるよりも、そのほうがよほどいいのです。
でも、甘いものを食べたら、ぜひその日は半身浴の時間を長くして、しっかり冷えをとることを心がけましょう。
冷えとあんこの関係:小豆は冬の毒だしの薬穀
11月6日の立冬で季節は冬となります。
冬には腎臓の毒出しがあります。
2月4日の立春で季節は暦の上では春となり、肝臓の毒出しの季節になりますが、3月3日までは引き続き、冬の腎臓の毒だしがあります。
その冬の毒だしの薬穀として、豆がいいのをご存知でしたか?
小豆は冷えに効いて健康にいい
冬はお正月のおせち、節分と豆を食べる機会の多いときですが、豆には細胞を引き締めて熱を逃さない働きがあります。
出典:進藤義晴『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』
そうなんです。
冬の寒い時期になにかと豆を食べる機会が多いというのは、こんな理由からなのですね。
食べ過ぎはよくありませんが、たまのおやつにいただくときには、甘いものを選ぶとしたら、ケーキよりも小豆をつかったあんこものをいただくとよいですね。
冷えとりから考える小豆効果
春は木の芽の季節で、ふきのとう、たら、わらび、ぜんまい、たけのこが毒出しの助けをしてくれます。
この時期は、芽吹いてきたよもぎをつかった草餅やよもぎ餅、わらび餅などをいただくと、さらに毒だし効果も高くなるでしょう。
お彼岸に、ぼたもちやおはぎなどであんこを使った食べ物をいただくのは昔ながらの知恵なのかもしれません。
毎日甘いものを食べないと気が済まないという人は完全に中毒になっていますので、注意が必要です。
甘いものは、カロリーが低い、甘さ控え目、自然の甘さとうたっているものでも、甘いものには変わりがありません。
黒砂糖やはちみつ、オリゴ糖でも甘いものには変わりがないので、気をつける必要があります。
甘いものは塩とは違って、体に必ず必要なものではありません。あくまでも、甘いものは、たまの心のオアシスとしていただきたいものです。
冷えとりをしていると、体によくないものを食べるとすぐに何かしらの症状がでてきます。
こんなふうに体からの声がでてきたら、すぐに食べることをやめたほうがいいです。
過ぎたるは及ばざる如しですね。
(執筆者:冷えとりコーディネーター 風茜)
まとめ
小豆は細胞をひきしめてくれる薬穀。
甘いものは体を冷やすことには変わりないので、どうしても食べたいときは食べてもいいですが、その分、冷えをしっかりとりましょう。→食べた日の半身浴は長めに!
春の季節には草餅、よもぎ餅、わらび餅など、春の食材を使ったあんこものをいただくと肝臓の毒だしにもなります。
甘いものがやめられない人には、甘いものがやめられない、食べたくなる理由:冷えとりから知る体の声と病気という理由があります。
あんこと一緒に飲むお茶は毒を出してくれる緑茶か黒豆茶をどうぞ!
緑茶は体を冷やすといわれているけれど毒出し効果ありと言われています。
甘いもののお茶としていただきましょう。
記事の中でご紹介した本はこちらです。